9/14、第1回旧第十中学校跡地活用等基本計画検討委員会が行われたので、委員会の傍聴をしました。

委員の構成は、有識者2人以内、町会等委員2人以内、体育協会3人以内、利用者協議会委員2人以内、公募区民委員3人以内、区職員委員2人以内。

 

[現況]

平成16年に閉校以来、10年以上にわたって暫定利用中。

現在は以下の用途で暫定活用されています。

・旧校舎…埋蔵文化財や郷土資料などの倉庫

・校庭…地域のスポーツ団体等に開放

・敷地西側…放置自転車保管所

 

[大まかな方向]

・野外スポーツ施設の整備を行う。

・旧校舎の老朽化が著しい。旧校舎内に保管している文化財等は飯能市内の区有地に移転させる

 

[基本計画の主な検討課題と方向性]

・スポーツ施設の基本方針、あり方、コンセプト

・導入施設・設備、機能(必要な競技施設など)

・施設の仕様

・施設レイアウト案

・樹木配置

・サービス内容

・開館時間

・料金設定

・事業方式

・民間施設の役割・機能検討

・その他、導入機能・施設(防災機能等)

・基本計画案、素案等の検討

※ただし野外スポーツ施設は救援センターとしては位置付けない

 

現時点での議論をするためのたたき台の図面には、

・サッカー・ラグビー場

・少年野球場

・テニスコート2面

サッカー・ラグビー場と少年野球場は共用という案。

上記に用途を絞って議論をするわけではない。

 

[委員からの質疑等の主なもの]

・PFIの手法で整備するかは今後の検討であり、PFIありきではない。

・競技人口を正確に把握するのは難しい。体育協会加盟チーム数及び人数は以下の通り。

 サッカー… 25チーム1250名

 野球…217チーム 3390名

 ラグビー…9チーム 70名

 テニス… ソフトテニス 354名、硬式 432名

・特定のスポーツに限定することなく検討すべき。幅広い区民が利用できる施設になるとよい

・体育協会へは傘下の団体から種々の要望がある。

すでに検討されている種目の他に、弓道、ゲートボールなどからも要望あり。

・敷地内のみにとらわれないまちづくりの観点も必要ではないか

 

[今後のスケジュール 予定]

・2回目…10/26 18時~

・3回目…年内

・4~5回目…30年1~2月

・6回目…30年3月 基本計画案検討

・30年4月 住民説明会

・30年5月 パブリックコメント

 

かねてから懸案となっていた旧十中跡地の活用について、いよいよ具体的に動き始めています。

スポーツ施設の整備を求めてきたので、大きな方向性はよいと考えております。

しかしながら、限られた敷地しかありませんので全ての利用団体などの要望を満たすのは難しいと思われます。

検討委員会でいろいろな角度でご議論いただき、よい施設になることを期待します。