7/10(月)、29年度巣鴨地区街づくり協議会の総会に出席しました。

巣鴨駅前商店街、巣鴨地蔵通り商店街、近隣町会などの地元の方々に加え、東京都第四建設事務所、豊島区の関連部署の課長、有識者などで構成されています。

 

従前より

①白山通りの巣鴨地蔵通り側の歩道拡幅工事(入口広場整備などを含む)

②地蔵通り無電柱化の工事

が議題となっており、都や区と協議を重ねてきました。

 

①で予定されている全ての工事を完了させるには7年位はかかる見込みとなっています(すがもん広場付近などに埋蔵文化財があることが濃厚の為、文化財保護などが必要で工期を多く見込む必要あり)。

来街者が多く見込まれる2020年の東京オリパラまでに一定の工事を済ませておきたいという官民双方の意向があり、一部暫定整備する方向になりました。

細かい内容は今後の協議となりますが、この時に出たアイディアは、

・地蔵通り入口の歩道橋の撤去

・歩道橋撤去後の巣鴨信金・眞性寺間の横断歩道設置

・巣鴨地蔵通り入口の広場を拡幅し、車の進入口を切り替え(暫定区道整備)

地元の商店会長によると、横断歩道設置は10年以上前からの地元の悲願とのこと。ここに来て大きく動き出すことになりそうです。

この件、進捗がありましたらご報告いたします。

 

②は巣鴨地蔵通り内の無電柱化工事について。

Ⅰ期区間(約230m)…巣鴨駅側から高岩寺付近まで

Ⅱ・Ⅲ期区間(約575m)…Ⅰ期区間から庚申塚まで

大きく上記のように区間が分かれています

Ⅰ期区間は国道の拡幅工事などが調整中であることなどから、トランスの配置場所の確定に時間が掛かっています。

その為、Ⅱ・Ⅲ期区間から先に着手していく方向性が示されました。

公共用地の活用などでトランスの配置場所を工夫すること、浅層埋設を行うことによる工期短縮の検討、具体的な工事着手のための交通量調査の実施などが行われます。

 

その他、巣鴨の歴史文化を生かしたまちづくりをすること、文化庁の日本遺産を目指す可能性を検討すること、などが行政に対して有識者から提案がありました。