11月29日、千川幹線流域の浸水対策整備に関する設計説明会が東京都下水道局主催で豊成小学校にて行われました。

 

平成25年8月に南大塚などで大きな被害をもたらしたゲリラ豪雨による浸水対策として、新たな下水道管(千川増強幹線)の整備が予定されています。

作業用地として、上池袋東公園と宮仲公園の一部を使用することとなり、説明会が開かれました。

※25年8月に起きた南大塚一丁目のゲリラ豪雨の状況と対策については、私のHPをご覧ください⇒細川正博HP「政策-防災/環境-ゲリラ豪雨対策

 

<上池袋東公園>

遊具や花壇、トイレなどがあるところが作業ヤードとなります。

ここがシールドマシンを潜らせる発進立杭になります。

遊具や花壇、トイレなどは公園の別の場所へ一時的に移設します。

 

<宮仲公園>

公園の半分弱、大塚駅と反対側が作業ヤードとなります。

<今後のスケジュール(予定)>

平成28年度末:工事契約締結

平成29年度頭:工事説明会(見込み)

平成29年度:上池袋東公園…準備工開始(公園復旧は平成32年度末予定。約4年間使用)

平成30年度:宮仲公園…準備工開始(公園復旧は平成32年度末予定。約2年強使用)

※平成31年度末までに下水道の一部効果発揮をする予定。

 

<今回の工法と土質について>

今回の工法はシールド工法です。コンクリートのセグメントを壁面に設置しながら、シールドマシンにて地下を掘り進みます。途中で大量の土砂を引き込む恐れのあるような工法ではない、という説明でした。

土質は比較的良好とのこと。

 

上池袋一丁目周辺の皆様には多大なるご不便をおかけいたしますが、この工事により南大塚一丁目、文京区千石などの浸水対策が大きく進みます。

ご理解を給わりますようよろしくお願いいたします。

 

今回は設計についての説明会でした。

年度明けには近隣への工事説明会が行われる見込みです。

また新しい情報が入りましたら書き込みをさせて頂きます。