6月29日(水)、一般質問を行いました。

タイトル
「機会平等が図られる社会へ、子供の未来応援対策について」

質問項目
1 子供の未来応援対策について
2 防災・安全安心なまちづくりについて
3 区教育委員会の重点取組などについて
4 その他(都電沿線のバラについて)



記事が長いので、3回に分けてご報告します。

1回目:導入部「保育政策への考えについて」
2回目:質問1について
3回目:質問2~4について

導入部は全文を掲載し、質問本文は主なやり取りを抜粋します。

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【導入部】
今回の一般質問では、子供の未来応援対策に最も時間を割いています。
首都圏を中心に待機児童問題が取りざたされており、保育所等の整備を進めるたびに保育の潜在需要が掘り起こされて待機児童がなかなか減少しないという状況が続いています。
そもそも論ですが、なぜ保育所の整備が進むと保育の潜在需要が掘り起こされるのでしょうか。

南大塚で事業を展開するRYOZAN PARK「こそだてビレッジ」の運営の考えは、子育てする親が、
・誰かの役に立っている「自己効力感」、
・自分がこの人生を選択しこれでよかったと思える「自己肯定感」
を持てなければ日本は負のサイクルにはまったままになる、というものです。

このご指摘は全くその通りだと思います。
子育てをする親、その周りにある地域社会や職場など…
子育てに対するとらえ方を今一度見つめなおす必要があると考えます。

また、今回の質問には加えることができませんでしたが、保育政策の多様性も同時に図るべきです。
前(ぜん)出(しゅつ)の「こそだてビレッジ」は、働きながら親子がともに成長する機会を創る、という新しい提案です。
違うライフステージ、違うビジネスステージが集う事での預けあいや、ビジネスでのチーム力が課題解決につながることだってあり得ることです。
親が働く=(イコール)子供を保育所へ預ける、ではありません。
既存の行政の枠組みには入りませんが、このように保育政策にも多様性をもたせることが子供を育てやすいまちにつながっていくのではないでしょうか。
今後の保育政策を考えるうえで、是非とも加えていただきたい視点です。
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【豊島区議会録画配信】
豊島区議会のインターネット中継は、豊島区議会のホームページでご覧になれます。
コチラ

※7/6(火)10時現在では、まだ私の一般質問の動画はUPされておりませんが、近日中にUPされる見込みです。