7/4（月）、子ども文教委員会が行われました。
第2回定例会の審査案件および報告事項は以下の通りです。
<審査案件>
1 第54号議案 豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例
2 第55号議案 としま南池袋ミーティングルーム条例
3 第56号議案 豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例
4 第57号議案 豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
5 第58号議案 豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例
<報告事項>
1 団体に対する行政財産の貸付について
2 豊島区国際アート・カルチャー都市構想実現戦略（素案）に対するパブリックコメントに実施結果について
3 豊島区子ども読書活動推進計画（第三次）について
4 東京 子どもの生活実態調査の実施について
5 平成２８年度（４／１）の待機児童数について
6 認可保育所等の設置について
7 豊島区内の国重要文化財巡り健康ウォークラリーについて
8 区立小・中学校の児童・生徒数及び学級数の状況について
9 池袋本町地区校舎併設型小中連携校及び池袋第三小学校の改築状況等について
10 豊島区立小・中学校改築計画のスケジュールの一部変更について
11 としま未来塾の実施について
12 インターナショナルセーフスクールの認証に向けた取組について
審議に先立ち、議案審査のための視察を行いました。
まずは、本年度の2学期から開校する池袋本町小学校・池袋中学校・子どもスキップ池袋本町（第56、58号議案、報告9、10）
池袋本町小学校は、旧池袋第二小学校と旧文成小学校が平成26年4月に統合してできた学校です。
池袋中学校とともに、池袋本町地区校舎併設型小中連携校として2学期から新校舎へ移転します。
池袋中学校の学区には池袋第一小学校も含まれており、1中2小で連携をしています。
中学校の校庭は、池袋中学校の校舎を解体した跡地に整備します。
下記写真の左の建物は区で買収済みで、今後解体して校庭への間口を広げます。
中学校校舎の壁面にアスベストが含有されていることが分かり解体工事に時間がかかることになりました。そのため、中学校校庭については、当面旧文成小学校の校庭を使用することになります。
隣接の池袋本町公園とつなぐ緑のネットワークができるようにしている校舎。
校庭の一角にはビオトープも設けられています。
アーバンの校庭。ヒートアイランド対策も施されています。
中学校、小学校共用のプール。床の高さを変えて調節します。
屋根は開閉可能。
IT機器は完備している教室。
武道場、衝撃を吸収するため床にはスプリング材が使用されています。
体育館
体育館に併設されている備蓄倉庫。
救援物資の受入れをしやすいように、いざというときにはトラックを横付けできるようになっています。
子どもスキップのコアスペース予定地なども拝見しました（現在は工事の事務所になっているため、写真は撮りませんでした）。
その後移動して としま南池袋ミーティングルーム（第55号議案）の視察を行いました。
区民センターに設置していた会議室の代替施設として民間オフィスビルの１フロアを借り上げたもの。
現区役所からは徒歩1～2分程度の立地です。
現状はパーテーション設置もされていない状態でした。
視察は以上で、その後は休憩を挟んで議案審議に入りました。
【1 第54号議案 豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例】
【2 第55号議案 としま南池袋ミーティングルーム条例】
１は、豊島区民センターが28年度半ばから解体され、31年度9月に新区民センター（仮称）へ建て替えされるため、条例自体を廃止するものです。
２は、それに伴い、豊島区民センター内にあった会議室の代替施設を設けるものです。
会議室は3部屋（46.1㎡、85㎡、74.3㎡）用意されます。
貸出開始は本年9月からです。
１は賛成多数、2は全会派一致で可決されました。
【4 第57号議案 豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例】
※議案の内容の都合上、審議の順番を変えました
保育所等の増加により保育士の確保が課題となっています。
この状況に鑑みて、厚生労働省が特例措置で認可保育所の保育士配置の基準を一部緩和しています。東京都独自の認証保育所でも同様の措置が取られています（但し、一部の内容は認証保育所では緩和されていません）。
この内容を小規模保育所などにも適用するために、条例を一部改正するものです。
詳述するとややこしいのですが、すべて保育士の資格を持つ人を配置しなければならなかった基準を、一部のみ他の資格を持つ人で代替できるようにしています。
実際に緩和された条件を適用して代替人材の確保をしそうな区内施設は、少なくとも当面はないだろうというのが担当者の見方です。
その他、施設の設備基準の一部合理化も図られています。
賛成多数により可決されました。
【5 第58号議案 豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例】
報告【9 池袋本町地区校舎併設型小中連携校及び池袋第三小学校の改築状況等について】
報告【10 豊島区立小・中学校改築計画のスケジュールの一部変更について】
現地視察をした案件です。
5は池袋本町小学校および池袋中学校の新校舎が6月30日に竣工し移転すること、池袋第三小学校の新校舎が本年12月に竣工し移転sするために、条例上の学校住所の変更を行うものです。
報告9は、上記3校の特長とスケジュールについての報告。
池袋本町小学校・池袋中学校は本年2学期から、池袋第三小学校は本年度3学期から、新校舎にて始業します。
報告10は、改築スケジュールの変更についての報告です。
これまでの学校改築では、
・不測の事態の発生（予期しない地下埋設物の撤去など）
・校舎等からのアスベスト検出
・工事費の増
などの課題があり、工期にも影響が及んできました。
この状況に鑑み、学校改築についてこれまでは着工から竣工までを2年間程度としていたものを、2年半程度とすることを基本にスケジュールを見直すこととなりました。
現在計画にある学校では、
・巣鴨北中学校…予定通り。平成29～31年度1学期で改築、2学期より開校予定
・池袋第一小学校…2年間延期。平成32～34年度1学期で改築、2学期より開校予定
・千川中学校…3年間延期。平成35～37年度1学期で改築、2学期より開校予定
となりました。
議案は全会派一致で可決しました。
【3 第56号議案 豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例】
現地視察を行った議案です。
池袋本町小学校へ子どもスキップ池袋本町を開設するため、条例へその旨を加える内容です。
池袋本町児童館はスキップ化することで廃止となり、区内の児童館は全館廃止となります。
このことに伴って、児童館条例及び学童クラブ条例を廃止します。
議案は賛成多数により可決しました。
次回の委員会日程は、7/7（木）です。
第2回定例会の審査案件および報告事項は以下の通りです。
<審査案件>
1 第54号議案 豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例
2 第55号議案 としま南池袋ミーティングルーム条例
3 第56号議案 豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例
4 第57号議案 豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
5 第58号議案 豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例
<報告事項>
1 団体に対する行政財産の貸付について
2 豊島区国際アート・カルチャー都市構想実現戦略（素案）に対するパブリックコメントに実施結果について
3 豊島区子ども読書活動推進計画（第三次）について
4 東京 子どもの生活実態調査の実施について
5 平成２８年度（４／１）の待機児童数について
6 認可保育所等の設置について
7 豊島区内の国重要文化財巡り健康ウォークラリーについて
8 区立小・中学校の児童・生徒数及び学級数の状況について
9 池袋本町地区校舎併設型小中連携校及び池袋第三小学校の改築状況等について
10 豊島区立小・中学校改築計画のスケジュールの一部変更について
11 としま未来塾の実施について
12 インターナショナルセーフスクールの認証に向けた取組について
審議に先立ち、議案審査のための視察を行いました。
まずは、本年度の2学期から開校する池袋本町小学校・池袋中学校・子どもスキップ池袋本町（第56、58号議案、報告9、10）
池袋本町小学校は、旧池袋第二小学校と旧文成小学校が平成26年4月に統合してできた学校です。
池袋中学校とともに、池袋本町地区校舎併設型小中連携校として2学期から新校舎へ移転します。
池袋中学校の学区には池袋第一小学校も含まれており、1中2小で連携をしています。
中学校の校庭は、池袋中学校の校舎を解体した跡地に整備します。
下記写真の左の建物は区で買収済みで、今後解体して校庭への間口を広げます。
中学校校舎の壁面にアスベストが含有されていることが分かり解体工事に時間がかかることになりました。そのため、中学校校庭については、当面旧文成小学校の校庭を使用することになります。
隣接の池袋本町公園とつなぐ緑のネットワークができるようにしている校舎。
校庭の一角にはビオトープも設けられています。
アーバンの校庭。ヒートアイランド対策も施されています。
中学校、小学校共用のプール。床の高さを変えて調節します。
屋根は開閉可能。
IT機器は完備している教室。
武道場、衝撃を吸収するため床にはスプリング材が使用されています。
体育館
体育館に併設されている備蓄倉庫。
救援物資の受入れをしやすいように、いざというときにはトラックを横付けできるようになっています。
子どもスキップのコアスペース予定地なども拝見しました（現在は工事の事務所になっているため、写真は撮りませんでした）。
その後移動して としま南池袋ミーティングルーム（第55号議案）の視察を行いました。
区民センターに設置していた会議室の代替施設として民間オフィスビルの１フロアを借り上げたもの。
現区役所からは徒歩1～2分程度の立地です。
現状はパーテーション設置もされていない状態でした。
視察は以上で、その後は休憩を挟んで議案審議に入りました。
【1 第54号議案 豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例】
【2 第55号議案 としま南池袋ミーティングルーム条例】
１は、豊島区民センターが28年度半ばから解体され、31年度9月に新区民センター（仮称）へ建て替えされるため、条例自体を廃止するものです。
２は、それに伴い、豊島区民センター内にあった会議室の代替施設を設けるものです。
会議室は3部屋（46.1㎡、85㎡、74.3㎡）用意されます。
貸出開始は本年9月からです。
１は賛成多数、2は全会派一致で可決されました。
【4 第57号議案 豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例】
※議案の内容の都合上、審議の順番を変えました
保育所等の増加により保育士の確保が課題となっています。
この状況に鑑みて、厚生労働省が特例措置で認可保育所の保育士配置の基準を一部緩和しています。東京都独自の認証保育所でも同様の措置が取られています（但し、一部の内容は認証保育所では緩和されていません）。
この内容を小規模保育所などにも適用するために、条例を一部改正するものです。
詳述するとややこしいのですが、すべて保育士の資格を持つ人を配置しなければならなかった基準を、一部のみ他の資格を持つ人で代替できるようにしています。
実際に緩和された条件を適用して代替人材の確保をしそうな区内施設は、少なくとも当面はないだろうというのが担当者の見方です。
その他、施設の設備基準の一部合理化も図られています。
賛成多数により可決されました。
【5 第58号議案 豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例】
報告【9 池袋本町地区校舎併設型小中連携校及び池袋第三小学校の改築状況等について】
報告【10 豊島区立小・中学校改築計画のスケジュールの一部変更について】
現地視察をした案件です。
5は池袋本町小学校および池袋中学校の新校舎が6月30日に竣工し移転すること、池袋第三小学校の新校舎が本年12月に竣工し移転sするために、条例上の学校住所の変更を行うものです。
報告9は、上記3校の特長とスケジュールについての報告。
池袋本町小学校・池袋中学校は本年2学期から、池袋第三小学校は本年度3学期から、新校舎にて始業します。
報告10は、改築スケジュールの変更についての報告です。
これまでの学校改築では、
・不測の事態の発生（予期しない地下埋設物の撤去など）
・校舎等からのアスベスト検出
・工事費の増
などの課題があり、工期にも影響が及んできました。
この状況に鑑み、学校改築についてこれまでは着工から竣工までを2年間程度としていたものを、2年半程度とすることを基本にスケジュールを見直すこととなりました。
現在計画にある学校では、
・巣鴨北中学校…予定通り。平成29～31年度1学期で改築、2学期より開校予定
・池袋第一小学校…2年間延期。平成32～34年度1学期で改築、2学期より開校予定
・千川中学校…3年間延期。平成35～37年度1学期で改築、2学期より開校予定
となりました。
議案は全会派一致で可決しました。
【3 第56号議案 豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例】
現地視察を行った議案です。
池袋本町小学校へ子どもスキップ池袋本町を開設するため、条例へその旨を加える内容です。
池袋本町児童館はスキップ化することで廃止となり、区内の児童館は全館廃止となります。
このことに伴って、児童館条例及び学童クラブ条例を廃止します。
議案は賛成多数により可決しました。
次回の委員会日程は、7/7（木）です。