2月7日(日)、にっぽん子育て応援団主催の、
「2015年度地域まるごとケア・プロジェクト 地域包括及び子育て世代包括ケア先進自治体調査報告会」
に出席してきました。
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「家族まるごと、地域のみんなで支えよう」~子ども・子育ての課題も、地域みんなの課題です~
という題目でした。

基調講演は、日本子育て応援団団長の樋口恵子さんによる
「地域まるごとみんなで支えあう コミュニティ構想(仮)」
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なお、日本子育て応援団の応援団長は4名体制で、
樋口恵子さん(NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長)の他、
堀田力さん(公益財団法人さわやか福祉財団会長・弁護士)、
安藤哲也さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)、
勝間和代さん(経済評論家)
という錚々たる方々です。

続いて、
「先進自治体調査に基づくにっぽん子育て応援団からの問題提起と提言」
・北海道北見市
・岩手県大船渡市
・東京都世田谷区
・三重県名張市
・滋賀県東近江市(本家・地域まるごとケア)
・島根県雲南市
・香川県高松市
・大分県臼杵市
について、調査した内容のご報告がありました。
膨大な調査内容なので、今回のご報告ではざっとしたご説明でした。
詳しい内容については報告書を後ほど拝見して参考にしたいです。

最後に、パネルディスカッション
「子ども・子育ての課題も、地域みんなの課題です」
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パネリストは、
雲南市海潮地区振興会会長 加本恂二さん
名張市健康支援室保健師 上田紀子さん
NPO法人北見NPOサポートセンター理事長 谷井貞夫さん

コメンテーターとして、
厚生労働省老健局介護保険計画課長 竹林悟史さん

コーディネーターは、
にっぽん子育て応援団企画委員 奥山千鶴子さん

それぞれの自治体や団体での取組みについてご紹介を頂きました。
雲南市、北見市は地域の自主組織がうまく機能している事例、
名張市は行政が切れ目のない子育て支援を行った事例でした。

豊島区でも、妊娠から子育てまでの切れ目のない支援が始まりましたが、まだ緒についたばかりです。
また、地域での複合的な問題を包括的に支援するような取り組みはまだこれからです。
縦割りではなく、包括的に課題を解決していこうという考え方にはとても共感できます。
ご紹介いただいた事例なども参考にしながら、本区にあったよい仕組みを構築していきたいです。