平成28年度池袋中グランド整備工事に伴う調査において、解体する池袋中校舎及びプール棟にアスベスト含有が確認されました。
この除去には相当な期間を要するため、従来の工事期間を大幅に延長する必要がある影響で、豊島区立小・中学校改築計画の一部変更が行われます。
なお、校舎併設型小中連携校となる池袋本町小、池袋中学校の開校時期は平成28年の2学期からで変わりません(工事の期間、池袋本町小の仮校舎となっている旧文成小は池袋中学校がグランドとして使用します)

<影響>
池袋本町小学校⇒影響なし(ただし校舎併設の池袋中の校庭がない影響は受けると思われます)

池袋中学校⇒校舎隣接の敷地内にできるはずだった校庭が整備されるまでの間、旧文成小の校庭をグランド使用しなければなりません(期間は未定ですが、平成28~29年度はこの状況と思われます)

池袋第一小学校⇒平成30年度から2年間で校舎を改築する予定でしたが、平成32年度から平成34年度途中までに2年間延期。旧文成小を仮校舎にする予定だったため。

・その他⇒整備後の池袋中学校の校庭は中学校のサッカーの公式戦ができる広さになる予定でしたが、供用が平成30年度からになる見込み(現在は区立中学校にはサッカーの公式戦ができるスペースのグランドがありません)。

<変更理由>
平成26年6月に改定された東京都のマニュアルで外壁塗装材のアスベスト含有調査を行うことになり、解体工事に先立って調査を行いアスベストの含有が確認されたためです。
従来は外壁塗装材は非飛散性と位置付けられており、特別な処理は必要ありませんでした。
本工事では、塗装材の除去を慎重に行う作業が発生するため、工期に大幅な影響があります。

<今後の対応>
平成28年1月~2月にかけて、各校の保護者、地域、関係者への説明が行われます。

<その他の地区について>
千川中学校、巣鴨北中学校などで改築の計画があります。
それぞれの校舎の外壁塗装材についても、今後調査を行います。
なお、巣鴨北中学校については、仮校舎への移転時期には影響はありません。
ただし、外壁塗装材にアスベスト含有が確認された場合には、仮校舎にいる期間が伸びる可能性があります。

※参考
豊島区HP 従来の計画などのまとめ
「池袋本町地区校舎併設型小中連携校の建設について」