11/2(月)、特別養護老人ホーム「東池袋桑の実園」の竣工式、内覧会が行われました。

竣工式はホテルベルクラシックにて。
式典

この日は西巣鴨中学校の研究発表会も重なっていたため、式典の途中で私は失礼しました。
研究発表会後、内覧をさせて頂きました。

東池袋桑の実園は、旧中央図書館跡地に建てられた特別養護老人ホームです
旧中央図書館は私にとっては最寄りの図書館だったため、とても思い出がある場所でした。

〈施設概要〉
本入居:86人
短期入居生活介護(ショートステイ):10人
通所介護(デイサービス):12人
居宅介護支援事業所(在宅ケアマネージャー)
訪問介護事業所(ホームヘルパー)
地域交流スペース、事業所内託児所あり

外観
外観

入口
入口

地域交流スペース
旧中央図書館には地元町会などが使う集会室がありました。
そのスペースを新施設にも設けて欲しいという地元からの要望に応えて頂きました。
集会室

地域交流スペースへは直接入場できるように入口が別途あります。
集会室入口

厨房。
厨房

お風呂
座ったまま入れるタイプです
風呂

寝たまま入れるお風呂
要介護度が高い方向けです
寝たまま入れる風呂

座ったまま入れるお風呂ですが、自力で座れる方は自力で入れるタイプとのこと。
座ったまま入る風呂

共用スペース
共用スペース

椅子と机には工夫があります。
掃除がしやすいように、机に椅子を挟んで浮かすことができます(右側の椅子がその状態)
また、椅子には前方の足に車輪がついていて、前方へ斜めにすると簡単に動かせます。
机にも同様の細工がしてあります。
職員の方の負担軽減になる備品ですね。
椅子と机

ショートステイの部屋。本入居型の部屋には、右側にある棚がありません(自身で必要に応じて持ち込むため)
ショートステイの部屋

屋上庭園。入居者が気分転換するのによい場所となりそうです。
屋上庭園

施設の大きな特長の一つに、事業所内保育所を完備している点が挙げられます。
職員の待遇改善をして人材確保をするためのものです。
事業所内保育所1

事業所内保育所2

特養の待機者で優先順位が特に高い方は、東池袋と千川の施設によってかなり入居が進みます。
しかし、高齢化が進んでいる状況下、区内の特養だけで数が十分足りているとは言えません。
在宅介護の環境整備を進めるとともに、地方との連携を視野にしていかねば、土地が足りない都心部においては対応が難しくなります。