6/21(土)、広島まほろば学習会代表世話人の松田雄一氏をお招きして、関東龍馬塾を開催しました。
講演名は「このままで大丈夫か!?日本の国語教育~批判や分析に留まらない実践提案~」

冒頭の挨拶は、龍馬プロジェクト全国会関東ブロック長の村松一希練馬区議会議員。
村松一希さん

講師の松田雄一氏。
生業を持ちながら、週末などに地元の広島市を中心に素読教室を行っている方です。
松田雄一さん

現状の問題点
・古典が消えた現代の学校国語教育。
・「音(響き)」の軽視と意味偏重の教育。
・GHQによる当用漢字とは?
など

素読の持つ効果
・素読とは音読の一形態で、意味に入らず読むだけ。余計な情報が入らない
・現代はプレゼンなどアウトプットの手法を重視しようとするが、当然ながらインプットがないとアウトプットができない。語彙力をつけるための素読。
・創造性と素読。意味が解らず読んでいたことが、後々急に繋がる事もある。湯川秀樹博士は、創造性は相当程度まで系統だった記憶を素地としてはじめて可能、としている。
など

古典や素読を見直す機運
・古事記の見直し
・脳科学のアプローチ など

実践あるのみ。
実践あるのみ
教育現場や家庭の現状、GHQの日本弱体化の政策など、現代の教育に対する批判や分析は沢山あります。
しかし、現状の否定のみでは、現実は一ミリたりともよい方向に進みません。
教育現場や家庭を動かすのが難しければ、まずは民間、地域の立場からできる限りのことをやっていこうという松田氏の実践は素晴らしいものがあります。
正に、龍馬プロジェクトで行っている活動はこの信念によるもの、知行合一です!

当日は、龍馬プロジェクトのメンバーの他に一般の方を含めて、約50名の参加者。
講演の様子

KAZUYAチャンネルを見て、ご講演に参加したという方も。
松田雄一氏の素読教室の様子。

KAZUYAチャンネル「驚愕!素読で潜在能力が解放された子供たちをご覧下さい」


また、松田雄一氏は、CGSでも番組を持っています。
CGS「日本人のための国語」


我々も講演会や研修会、視察などで得られた新しい知見を地域での活動に繋げなければなりません。
よい刺激を受けることができた、素晴らしいご講演でした!
集合写真