電柱を地中化させるなどして無電柱化を図り、防災機能向上や景観、通行空間の確保など果たそうという「無電柱化」の政策。

自民党東京10区(豊島区・練馬区の一部)総支部長の小池ゆりこ代議士が会長代行となっている「無電柱化推進議員連盟」(安倍晋三会長)の働きかけにより、2014年の自民党の総合政策集に、「無電柱化の推進」が謳われることとなりました。

平成26年5月22日付 自民党政務調査会
●無電柱化の推進
電柱は、通行空間の安全性・快適性の確保、良好な景観の形成、道路の防災機能の向上などにとって、大きな阻害要因となっている。
(1)「無電柱化基本法(仮称)を策定する
(2)無電柱化促進のための予算を確保する
(3)新たな電柱の立地を、原則禁止とする。
⇒新設道路や再開発地区において、電線共同溝・通信ケーブルの同時整備を促進
(4)無電柱化に係る埋設方式の簡便化・施設のコンパクト化・効率化・スマートグリッド化など、コスト縮減に資する技術研究開発を促進する。

電柱が都市部で沢山並んでいるのを見て、奇異に思う外国人も多いと伺います。
景観面で諸外国の比較で大きく立ち遅れているといえるのでしょう。
景観面だけでなく、狭い歩行空間をできるだけ広くとるためにも必要な観点です。
また、無電柱化は大地震が起きた際の防災機能の向上にも繋がります。

課題は予算面、歩道に一定の幅員がないと電柱の地中化ができないので別の方法を取る必要があるという技術面、などでしょう。

ますぞえ要一東京都知事は、選挙公約に「電線の地中化」を謳っていました。
議員連盟から決議文を都知事選最中に手渡されていて、この政策を進めることを発言しています。
予算の裏付けができれば、より力強く「無電柱化」が進められていくことでしょう。

サンモール大塚の前理事長である荻村和一朗さんが大塚を離れる前にお話しし、商店街の無電柱化を進めて欲しい、という思いを託されました。
私は、幹線道路だけではなく、商店街などでも「無電柱化」を進めていきたいと考えております。

豊島区選出の堀宏道都議会議員は、都議会自民党の無電柱化関連の窓口になっています。
国、都、区での連携をより一層図っていく所存です。

◆リンク
無電柱化議員連盟 Facebookページ