5月22日(木)、豊島区高齢者クラブ連合会(区高連)主催の体力測定が雑司が谷体育館で行われました。
入口

昨年、スポーツ科学の専門家のトレーナーに運営をお手伝いいただくやり方を区高連と区へ提案をし、今年度も継続して行われている事業です。
(前回の様子⇒平成25年11月17日「専門家が加わっての区高連「体力測定」」)

冒頭、石塚知久会長に続いてご挨拶をさせていただきました。
体力測定へトレーナーに加わっていただいた趣旨、介護予防についてなどをお話しいたしました。

準備運動は、ラジオ体操。


その後、5つにグループを分けて担当のトレーナーをそれぞれに配置。
体の痛いところなど何か気になることがあったら、担当のトレーナーに質問をしていただきながら進めました。

10m障害物歩行
10m障害物歩行

上体起こし
上体起こし
腹筋は足を90度位に曲げて行うのが、今のやり方です。
私が部活をやっていたころは足をピンと伸ばして腹筋をしていましたが、このやり方は腰を痛め
るし別のところに力が入ってしまうということです…。
スポーツ科学の分野が進み、以前は当たり前と思われていたことが変わっていきます。

長座体前屈
長座体前屈

開眼片足立ち
開眼片足立ち

握力
握力

5つの種目の測定後、グループごとに車座になって記入の漏れの確認と相談。
車座で記入と相談

6分間歩行。
「普段のスピードで」「競争はしないで」とアナウンスはしても、どうしても早足になる方も。
その気持ちもよく分かりますが…
6分間歩行

整理体操
整理体操

年に2回行っている区高連の体力測定をより有効なものにしようと、トレーナーに加わっていただいています。
専門的な見地からのアドバイスを加えていただき、きちんと測定をすることで自分自身の現在の運動能力を把握する。
そして、体の気になるところや運動能力を維持するために何をしたらよいかもアドバイスを受ける。

普段の相談の場は、区民ひろば南大塚で展開している「らくらく健康大学」のようなところを各所に作って持てるようにしたいと考えております。
今回の体力測定で、「らくらく健康大学」に普段ご参加くださっている方がたくさんお見えでした。運動を通じて新しいコミュニティが出来ています。
この事が介護予防事業の伸展に寄与するものと考えております。

介護予防事業は、要介護状態にならないような予防策を講じるものです。
・高齢者の健康を保ち幸せな人生を過ごしていただくこと
・要介護状態になる方を減らして、医療費や介護事業費の抑制につなげること
などの目的があります。
このことを通じて、地域に元気で幸せに過ごしている高齢者が増えれば、地域の活力にも繋がっていきます。

今後も、トレーナーなどの専門家とうまく連携しながら、いろいろな提案をしていく所存です。

※らくらく健康大学
毎月第2・4金曜日 14時~15時 区民ひろば南大塚にて開催。
参加費は500円/回。
主催は、区民ひろば南大塚運営協議会です。
詳細は同協議会または区民ひろば南大塚にお問い合わせください。

区民ひろば南大塚運営協議会HP
区民ひろば南大塚