4/10(木)、清掃・環境対策調査特別委員会が行われました。

議題は、
1 豊島区環境基本計画について
2 第三次 豊島区一般廃棄物処理基本計画について
3 第34回豊島清掃工場運営協議会について
4 定点測定施設における空間放射線量測定について
5 大雪の影響によるごみの収集について
6 平成26年春の豊島区交通安全運動について

1 豊島区環境基本計画について
平成21年度~30年度までの10年間を計画期間としている「環境基本計画」の中間年である25年度に後期の見直しを行ったものです。
区民の役割、事業者の役割、区の役割について推進する主体として謳っている他、温暖化・エネルギー対策、生物多様性の保全などの国や東京都の動向も踏まえています。

豊島区では、新庁舎に「豊島の森」を作り、子供達の環境教育に活かしていく、ことになっています。
私からは、この「豊島の森」構想を新庁舎だけに止めるのではなく、都電沿線や軌道敷の緑化とも繋げて、大塚から続く緑の道を作ることを構想として持っておいて欲しい、というような主旨の要望をしました。
都電の軌道敷の緑化については、関係機関との協議を行うとのことです。期待をしたいですね!

2 第三次 豊島区一般廃棄物処理基本計画について
表記計画が、パブリックコメントを経て策定されました。
(基本計画(案)は⇒コチラ
基本理念は「3Rの輪が広がる循環のまち」
基本方針として、
(1)リデュース・リユースの推進
(2)質の高いリサイクルの実現
(3)安定的で適正なごみ処理

ごみの発生量の抑制や再利用についての方向性、一人当たりのごみ発生量の抑制などの目標など。
具体的な施策については、基本計画の段階なので大まかなもののみが示されています。
今後の実施計画の時に細かな施策についてみていきたいと思います。

3 第34回豊島清掃工場運営協議会について
2/6に行われた豊島清掃工場運営協議会の内容報告。
排ガス、排水、臭気、ダイオキシン、アスベスト、放射能、などの測定結果の報告がありましたが、いずれも外部へ影響のある測定結果はありませんでした。

4 定点測定施設における空間放射線量測定について
区内3カ所(東部:仰高小学校、中央:朋有小学校、西武:要町保育園)を定点とした放射線量測定は、原則として週に1回、現在も続いております。
現状の測定値は、0.04~0.07マイクロシーベルト/hで安定しており、豊島区の放射性物質対策ガイドラインの目標値である0.23マイクロシーベルト/hを大幅に下回っております。
東京都が設置している新宿区百人町のモニタリングポストの数値も低く推移しており、新たな放射性物質の降下は確認されていない状況です。

5 大雪の影響によるごみの収集について
2/15(土)の大雪の際の影響について、報告がありました。
2/25の都市整備委員会でも報告があった内容なので、内容はそちらをご覧下さい。
(⇒2/25都市整備委員会blog

情報発信手段について検討をしていくという話がありました。
私の方からは、HPでの情報掲載のみではなく、防災課で2月末から運用を始めた公式twiter、公式Facebookページからの情報発信も連携して行うことを検討して頂きたい旨を要望し、清掃環境部長から防災課と早速やり取りをする旨の答弁を頂きました。
防災課のSNSによる発信については、Blogをご覧ください。
(⇒過去blog

6 平成26年春の豊島区交通安全運動について
平成26年4/6~15日までの期間、春の豊島区交通安全運動週間です。
運動の基本は、子供と高齢者の交通事故防止です。
運動の重点として、
(1)自転車の安全利用の推進(全国)
(2)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底(全国)
(3)飲酒運転の根絶(全国)
(4)二輪車の交通事故防止(東京都、地域重点)

次回の清掃・環境対策調査特別委員会は、5月9日(金)です。