3月8日(土)、第17回図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式に出席しました。
主催は公益財団法人図書館振興財団。
全国で応募総数52000件を超える大きなコンクールです。
会場は五反田にある、ゆうぽうと。
ゆうぽうと

入賞は34作品。
文部科学大臣賞、観光庁長官賞、図書館振興財団賞など。
九州やアメリカから表彰式のためにお越しになった受賞者もおられました。
表彰式
団体では、墨田区教育委員会など3団体が受賞。
墨田区の調べる学習の取組みは、以前視察をさせて頂きました
H25.6.9すみだ水族館で調べる学習!_水族館と図書館の連携

作品総評、審査員長の銭谷眞美さん(東京国立博物館館長)
講評
授与したトロフィーには星が付いていますが、5つの頂点がそれぞれ、
・知的好奇心
・情報を活用する力(情報リテラシー)
・読解力
・思考力
・まとめて表現する力
を表しているそうです。
これは、コンクールで重視している力です。

小学生の部(中学年)の文部科学大臣賞を受賞した遠山晃大朗くんの作品。
「落語がぼくにおしえてくれた やっぱりすごいゾ!!日本人」
遠山君は受賞者を代表してのスピーチもしていましたが、見事なものでした。
現在4年生ですが、1年生から4年生まで毎年作品を応募しているとのこと。
作品も拝見しましたが、疑問に思ったことに対して仮説を立てて調べて解消をしていくもの。
落語のルーツが戦国時代だったとは!読んでいてとても面白かったです。
遠山君作品

第16回受賞作品の展示もありました。
前回は豊島区の子も受賞しています。
第16回作品

懇親会では、10年位前に教員を定年退職した叔父の知り合いとお会いして驚きました!
どこでどう繋がるか、分からないものですね。
懇親会

豊島区でも、図書館を使った調べる学習コンクールは行っています。
調べる学習コンクールinとしま
子供達が自分の好奇心をそのままにせず、本を読んだり人に話を聞いたりして、主体的に問題を解決していく。
このような力を身に付けるためにも、今後も調べる学習のサポートをしていく所存です!