1月14日(火)、豊島区副都心開発調査特別委員会が行われました。

〈案件〉
(1)東池袋まちづくりについて
(2)東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業等について
(3)現庁舎周辺まちづくりビジョンについて
(4)池袋駅地区バリアフリー基本構想について
(5)木密地域不燃化10年プロジェクトについて
(6)新庁舎整備について

(1)東池袋まちづくりについて
造幣局跡地のまちづくりについてです。
これまでの経緯、計画の内容についての説明、まちづくり計画の素案などが示されました。
平成25年7月に造幣局と豊島区で防災公園整備区域(約1.6ha~2.0ha)、市街地整備区域(文化・交流等。約1.3ha~1.7ha)として開発をしていく方向などについて確認書を締結しましたが、まちづくり計画ではそれを具体化した内容となっています。
平成26年3月までに素案をブラッシュアップし、その後にパブリックコメントを実施する予定です。

(2)東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業等について
高さ制限などの都市計画についての変更、木密地域不燃化10年プロジェクトのコア事業として位置づけられていた市街地再開発事業についてなど。
補助81号線が整備されることに合わせて、地域の防災活動に資する施設を整備する、などの整備方針が掲げられています。

(3)現庁舎周辺まちづくりビジョンについて
現庁舎地周辺のまちづくり計画について。
・現庁舎周辺区道の整備
・中池袋公園の整備
・南北区道の整備
・新庁舎へのアクセス道路の整備
・グリーン大通りの整備
・寺町プロジェクト
・南池袋公園の整備
大きく7つのエリア。
寺町プロジェクトについては、今回新たに示されたものです。
南池袋公園周辺にお寺が多いので、周辺の景観もそれにあったようにしたい、という内容です(詳しくはまだ示されていません)
1月21日の広報としまでパブリックコメントの特集号が組まれます。
詳細はそちらをご覧ください(1月21日以降、こちらのページに掲載されます⇒豊島区パブリックコメントの頁)。
パブリックコメントは2月20日必着です。

(4)池袋駅地区バリアフリー基本構想について
これまでも池袋駅周辺はバリアフリーの重点整備地区として指定されていましたが、今回はその範囲を新庁舎周辺の地区、サンシャイン周辺の地区など、東池袋駅が含まれるところまで拡大します。
各事業者等から、いつ頃までに対応をするか、などの聞き取りも既に行われています。

(5)木密地域不燃化10年プロジェクトについて
これまでの経緯、今後の進め方、池袋本町・上池袋地区アンケート結果の説明会についてなど。
・居住環境総合整備事業(道路拡幅、老朽住宅の建て替えなど)
・不燃化特区(10年間の重点的・集中的な不燃化の取組みについて特別の支援を行う制度)
・都市防災不燃化促進事業(都市計画道路の沿道30mの範囲で延焼遮断帯の効果を上げるための不燃化特区の建て替え助成に加えた支援。)
・防火地域・新防火規制の指定及び地区計画(地域特性に合わせた規制誘導策、沿道30mは防火地域、それ以外は新防火規制を導入、指定地域内は住民参加によるまちづくりルールの導入など)

平成26年3月までに、アンケート結果説明会を各地で行い、4月以降に新防火規制・地区計画等の導入に向けたまちづくりルール案の検討を行います。

(6)新庁舎整備について
新庁舎の車両動線についてが示されました。
平成27年3月、新庁舎等完成時の動線。
H27.3

平成31年度末予定の環5の1完成時の動線。
H31

環5の1の計画は⇒コチラ

新庁舎へ車でお出かけの際は大回りする必要が出てしまいますが、周辺の道路事情を考えればやむを得ません。

次回の豊島副都心開発調査特別委員会は4/15(火)に予定されています。