10/9(水)、都市整備委員会の2日目の審議が行われました。
(1日目の審議は→コチラ

積み残しの案件は以下の通り

25陳情第12号 東京オリンピック2020地下鉄(仮称)建設促進の議会採択の陳情
25陳情第13号 行政に条例の正しい運用を望むの陳情

報告事項として、
1.「豊島区環境基本計画」中間見直しについて
2.第4期豊島区リサイクル・清掃審議会の答申について
3.サービス付き高齢者向け住宅の事業実施について
4.(仮称)豊島区建物等の適正な維持管理を推進する条例(案)のパブリックコメント案について
5.公園内ゴミ箱引き揚げモデル地区について

25陳情第12号は、陳情者から陳情取下げ願いが提出され、取下げとなりました。
池袋から羽田空港まで地下鉄を通して欲しいとの陳情内容でした。「都合により取下げ」という説明しかなかったので詳細は不明ですが、実現可能性がないと陳情者が判断したのかもしれません。

▼25陳情第13号 行政に条例の正しい運用を望むの陳情
建築基準法の正しい適用を求める、という内容のもの。
詳細を書くと長くなるので割愛しますが(ご興味ある方は後日会議録が公開された時にチェックしてみて下さい)、要するに陳情者の事実誤認に基づく陳情だろうといえます。
全会派一致で不採択としました。

▼報告事項
1.「豊島区環境基本計画」中間見直しについて
・豊島区環境審議会の進捗や今後の日程についての報告。
豊島区環境基本計画の中間見直しは、平成25年12月に計画案作成、平成26年1~2月にパブリックコメント実施、平成26年3月に計画改訂という予定です。

2.第4期豊島区リサイクル・清掃審議会の答申について
・審議会の報告、9月5日にまとまった答申についての報告。

3.サービス付き高齢者向け住宅の事業実施について
・都の新たな助成制度の説明。
サービス付き高齢者向け住宅の事業化に伴い、高齢者優良賃貸住宅の新規募集は当分の間行わない。
・木密地域の改善に伴う従前居住者優先入居が謳われています。

4.(仮称)豊島区建物等の適正な維持管理を推進する条例(案)のパブリックコメント案について
・老朽化した空き家対策を盛り込んだ条例についてのパブリックコメント案の説明。
豊島区ではいち早く空き家対策に取り組むべく条例案まで用意しましたが、その後国会で議員立法にて空き家対策の新法が提出される見込み。この新法と豊島区の条例案に齟齬が生じるなどした場合には、パブリックコメントを含め延期する可能性。

5.公園内ゴミ箱引き上げモデル地区について
・千早、長崎、要町モデル地区の試行結果についての報告
→持ち込みごみの大幅減少。地域からも概ね歓迎されている。
・駒込、巣鴨、西巣鴨地区のゴミ箱引き上げ(試行)を行う。
ボランティア清掃や清掃業者による公園内の清掃ごみを入れる箱については引き続き残す。
・他区の撤去事例の説明
→対応は様々。練馬区は10年前に全て撤去。杉並区も全撤去を目指している。他は老朽化したゴミ箱を更新せず撤去するなどの対応が多い。撤去後のクレームというのは多くないよう。

以上で都市整備委員会の審議は終了しました。

【都市整備委員会】
清掃環境部及び都市整備部の所管に関する事項

磯 一昭_自民党豊島区議団(副委員長)
細川 正博_自民党豊島区議団

辻 薫_公明党豊島区議団(委員長)
島村 高彦_公明党豊島区議団
渡辺 くみ子_日本共産党豊島区議団
村上 典子_自治みらい豊島区議団
古堺 稔人_みんなの党・無所属刷新の会
中田 兵衛_生活の党