10/4(金)、都内にて龍馬プロジェクトの勉強会を行いました。

冒頭、龍馬プロジェクト全国会の神谷宗幣会長からのご挨拶。
龍馬プロジェクトの活動の概要、勉強会が実現した経緯(大樹グループの矢島義也会長のご協力を頂き、実現しました)など。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-神谷宗幣会長

1人目の講演者は、大樹総研所長の池田健三郎氏。
「世界経済とアベノミクスの関係」
金沢大学法学部卒。日本銀行出身でコメンテーターとしてご活躍されています。

日本銀行の考え方も踏まえて、金融政策の説明をして下さいました。
印象に残った言葉。
・難しいことを難しく説明するのは簡単。難しいことを簡単に説明するのは難しい。
・財源はあっても億円単位。兆円単位の隠れた財源はない。
・「負担をお願いする」ではなく「一緒に負担をしていきましょう」
・公助とは、共助の支払い手が公なだけ。

2人目の講演者は、浜松市長の鈴木康友氏。
「国会議員ではできなかったこと/首長による地方からの改革」
豊島区議会議員 細川正博のブログ-鈴木康友浜松市長
・地方議員こそ国家観を持って欲しい。
浜松さえよくなればよい、という考え方ではなく、国家観・国の形を考えなければならない。
現在は超強力な「中央集権体制」。特に都道府県体制によるものが大きい。
47都道府県には何の必然性もない(明治以前の幕藩とも違う、その後の廃藩置県でも何度も線引きが変わっている)が、120年以上にわたって変わっていない。
それは、国の出先機関という意味合いだったから。

地方の自立を考えている鈴木市長の本気が伝わってくるご講演でした。
国全体の事も考えながら地方の課題に取り組んでいく、龍馬プロジェクトが理想とすることを仰っていただいたように思います。
有意義な勉強会でした。