8/9~10、龍馬プロジェクト全国会の淡路島合宿がありました。
当日移動だと間に合わないため、神戸市で前泊。
せっかくの機会なので、いくつかの施設を見学してきました。

・湊川神社_大楠公の墓所がある神社
・KOBE鉄人プロジェクト、神戸三国志ガーデン_豊島区千早に45年間住んだ横山光輝の出身地の新長田駅
・手塚治虫記念館_豊島区にあったトキワ荘ゆかりの漫画家である手塚治虫生誕の地である宝塚市
・「人と防災未来センター」_阪神淡路大震災の教訓を伝えるための施設

まずは、湊川神社へ行きました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-湊川神社

「大楠公」楠正成公が眠る墓所。
$豊島区議会議員 細川正博のブログ-楠正成公の墓所入口

地下鉄にて新長田駅へ移動。
横山光輝の生誕の地ということで、町おこしの「KOBE鉄人PROJECT」が動いています。
象徴的な鉄人28号のモニュメント、18mあります。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-鉄人

神戸三国志ガーデン
三国志のジオラマの展示などがあります。
横山光輝三国志に特化した施設ではなく、レッドクリフやKOEIの三國志などの展示も。
レッドクリフで実際に使われた諸葛亮孔明の白羽扇や衣装などもありました。
私は横山光輝三国志の展示を期待して行ったので、原画などがなかったのはちょっと残念でした…。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-神戸三国志ガーデン

桃園の誓いの絵。鉄人プロジェクトの一環で、湾岸線の各駅や街中に名場面の絵が展示されています。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-桃園の誓い

商店街には、横山光輝三国志の登場人物のタペストリーが沢山ありました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-タペストリー

地下鉄湾岸線の車内には、三国志にまつわる豆知識が展示されていました。
地元と一体となって盛り上げようとしているのが伝わってきます。
$豊島区議会議員 細川正博のブログ-湾岸線車内

関羽の石像。新長田には三国志の石像がいくつか展示されています。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-関羽

新長田駅周辺は、阪神淡路大震災の時に、大きな被害があったところです。
商店街は壊滅的な打撃を受けましたが、18年経った今訪れると、外見的にはもう分からないほどお店が立ち並んでいました。
地元を盛り上げるためのプロジェクトにより、一層の活性化を成功させて欲しいです。

次に大きく移動して宝塚市へ向かいました。
市が運営する「手塚治虫記念館」の見学が目的。
手塚治虫が生まれ育ったのが宝塚市です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-手塚治虫記念館

鉄腕アトムがお出迎え。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-鉄腕アトム

原稿や手塚治虫の所有物など、貴重な資料が多数展示されていました。
手塚治虫は、豊島区内にかつてあった著名な漫画家が多数集まった「トキワ荘」の代表的存在です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-原稿などの展示

書籍やグッズの販売コーナー。
桐木憲一さんの「東京シャッターガール」が販売されていました。
桐木憲一さんは、トキワ荘通り協働プロジェクトの一員でもある漫画家です。
現在は、かつてのトキワ荘の近くにあった赤塚不二夫がいた「紫雲荘」を仕事場にしておられます。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-販売コーナー

地元市議へ話を伺ったところ、貴重な資料は多いがリピーターが少ないのが悩みでもあるとのこと。
常設展示だけではなく企画展示を行っていたり、子供向けにアニメ制作の教室をやったりしているなど、工夫をしているように見えましたが、中々簡単ではないようです。
近々リニューアルをするそうなので、期待したいです。

手塚治虫記念館のすぐ近くに宝塚歌劇団の劇場があり、せっかくなので少し立ち寄りました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-宝塚大劇場前

「ベルサイユのバラ」のアンドレとオスカルの像。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-アンドレとオスカル

咲いていたバラは寄贈された「ベルサイユのバラ」。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-ベルサイユのバラ

先日訪れた石巻市の石ノ森萬画館、宝塚市の手塚治虫記念館や鉄人プロジェクトなどとトキワ荘関連で連携ができると面白そうですね。
大塚にはバラもあるので、バラを通じた連携もあり得えるのかなと。

最後に、阪神淡路大震災の記念館となっている「人と防災未来センター」へ伺いました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-人と防災未来センター
この施設は、映像や写真の記録や被災直後の状態を再現したジオラマ、体験談などを纏めています。
多くの犠牲者を出すことになってしまった経験を活かし、天災を防ぐことはできませんが被害をできるだけ少なく収める「減災」をしなければなりません。

豊島区では東日本大震災で甚大な被害を与えた津波による被害は想定されておらず、阪神淡路大震災のような直下型地震への対応をしていく必要があります。
その為にも、防災の観点から木密10年プロジェクトなど過密状態の解消に取り組む必要があります。

前泊移動の一日は、気づきの多いものとなりました。