都議選等で滞っていたブログを更新します。
ちょっと古い記事が続きます。

6月9日(日)、すみだ水族館で始まった新しい取り組みについて、視察を致しました。
すみだ水族館で調べる学習!
図書館の調べる学習と水族館との連携を図る試みです。


すみだ水族館は、東京スカイツリー内にある水族館で、オリックスグループが運営しています。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-すみだ水族館

東京スカイツリーへの来場者は多いですが、来場者の多くは東京スカイツリータウン内にある東京ソラマチなどの施設内のみで完結してしまい、周辺への波及効果が思ったより少ないという声を伺います。
そうした中、地域との連携を図る試みとして、地域の図書館と水族館の連携という流れになったとのこと。

今回の「すみだ水族館で調べる学習!」は前評判が高く、30名の募集に対して700名以上の応募があったそうです。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-調べる学習

内容は、
(1)「ペンギン」の飼育スタッフのお仕事のお話
(2)小笠原からやってきた1歳になった「アオウミガメ」のお話
(3)東京大水槽のサメの仲間「シロワニ」のお話

アオウミガメの説明
豊島区議会議員 細川正博のブログ-水槽近くで説明

ペンギン、アオウミガメ、シロワニの水槽を見ながら説明を受けた後、移動して少し座学。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-座学

「因幡の白ウサギ」の紙芝居。
白ウサギが数を数えると嘘をついて背中を渡った相手の動物、「ワニ」ですが、諸説があるというのをご存知でしたか?
私はずっと爬虫類の「ワニ」だと思っていたのですが、シロワニ(サメの一種)とする説があるとのこと。
この紙芝居では、描かれている絵もシロワニ(サメ)になっていました。
水族館でシロワニを見た後だったので、子供達も興味深かったことだろうと思います。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-紙芝居

調べる学習のテーマを決めるコツは、知らないことを調べること。
・ペンギンが潜る時、泡が出ているのに気づいたか?
・ペンギンは魚をどの部分から食べていた?
・ペンギンはどこに住んでいる?
・ペンギンってどうやって寝るの?
・飼育員はどうして名前が分かるの?(ペンギンの飼育員の方は、それぞれのペンギンの区別がつき、名前も付けています)

など、何故?と思ったことを取り上げる。

今回のイベントを通じて、もっと深く調べてみたい、と思った子が少なからずいたのではないかと思います。
なぜ?どうして?という疑問について、自分で考え、分からなければ自分で調べる。
こういったことを通じて、問題解決能力が伸びていくことでしょう。

水族館と図書館の連携、うまく展開してもらいたいです。