4/13(土)、区民ひろば富士見台にて、地域活性化シンポジウム「木村俊昭×豊島区×トキワ荘」を開催しました。
主催:トキワ荘通り協働プロジェクト、豊島区
協力:豊島時事問題研究会

練馬区のシンポジウムを終えてから、急いで移動しました。
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司会は僭越ながら私が務めました。
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トキワ荘通り協働プロジェクトの足立菊保副会長、高野之夫豊島区長に開会の辞を述べて頂き、スタート。

まずは、木村俊昭先生による基調講演。
「自分たちのチカラでできるまちおこし」
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・美作市「本陣料理」の事例を挙げた、物を売る時のストーリー性の重要さ
・八戸市のお休みどころ「はっち」の事例→地元のニーズを形に
・帯広市電信通り、洋野町ほやラーメン、を例に、お客さんの声を反映させる重要性
・北上市の商店街、各地の成功・失敗の事例を現場へ訪問・分析した例
・やねだん、全員野球でまちおこし。それぞれの当事者意識の重要性。

次に、トキワ荘通り協働プロジェクトの小出幹雄事務局長による発表
「トキワ荘通り協働プロジェクトについて」
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これまでのトキワ荘通り協働プロジェクトの歩みを中心に発表して頂きました。

続いて、高野之夫豊島区長による発表
「トキワ荘関係の豊島区の施策について」
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これまでの豊島区の施策と、今年度予算に計上された、トキワ荘通りのお休みどころ、についてなど。

最後に、木村俊昭先生、高野之夫豊島区長、小出幹雄事務局長、によるパネルディスカッション。
コーディネーターは地元の河原弘明豊島区議会議員です。

小出幹雄事務局長、河原弘明区議
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高野之夫豊島区長、木村俊昭先生
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河原弘明区議の見事な仕切りで、テンポのよいパネルディスカッションでした。
印象的な言葉。
・行政はあくまで黒子。汗を流した地元の人が交互に表に出て、主体性を持つように。
・部分最適は決して広がらない。全体最適に繋げていく。価値創造に繋げる。
・ストーリーとこだわりがないとうまくいかない。ストーリーを整理し、「こういうことを実現したい」とこだわりを持つ。

会場には、紫雲荘(赤塚不二夫さんがトキワ荘の他に仕事場として借りていたアパート。現存しており、紫雲荘プロジェクトで実際に漫画家や漫画家の卵が住んでいる)に入居されているプロの漫画家、桐木憲一さんもお越しになっていたので、ご挨拶を頂きました。
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桐木さんの代表作は「東京シャッターガール」です。

閉会の辞は、トキワ荘通り協働プロジェクトの吉野副会長に頂きました。

約100名の来場者をお迎えした地域活性化シンポジウム、大盛況のうちに幕を閉じることができました!

終了後の懇親会は、トキワ荘のあった場所のすぐ近くにある「松葉」。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

トキワ荘の漫画家が食べたラーメン
豊島区議会議員 細川正博のブログ
チューダー(焼酎のサイダー割)も頂きました。

木村俊昭先生を囲み、スタッフの一部と懇親。
まちづくりについて熱っぽく語り合いました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

「松葉」さんへ木村俊昭先生の色紙。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

打ち上げに参加したメンバーの集合写真
豊島区議会議員 細川正博のブログ

今回のシンポジウムは、多くの方のご協力で開催することができました。
熱意溢れるトキワ荘通り協働プロジェクトの皆様、地元との調整役を担って下さった河原弘明豊島区議、シンポジウムへの参加を快諾して下さった高野之夫区長、準備を遅くまでやってくれた豊島区文化商工部文化観光課の皆様、お疲れ様でした!
練馬区とのダブルヘッダーとなった強行日程を快く受けて下さった木村俊昭先生に感謝申し上げます。

沢山の気づきがあったシンポジウムでした。
これからのまちづくりへ活かしていく所存です。