12/6(木)、総務委員会の一日目が行われました。

案件は、
報告第10号 専決処分の報告及び承認について(都知事選挙の費用についての補正予算)
報告第11号 専決処分の報告及び承認について(衆議院総選挙の費用についての補正予算)
第58号議案 豊島区手数料条例の一部を改正する条例(認定低炭素住宅に係る所得税の軽減措置)
第66号議案 目白小学校改築に伴う冷暖房換気設備工事請負契約について
第67号議案 目白小学校改築に伴う給排水衛生・消火・ガス設備工事請負契約について
第68号議案 南池袋公園内自転車置場(仮称)内装設備等工事に関する委託契約について
第72号議案 豊島区の議会等の調査のため出頭した者及び公聴会に参加した者の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例


第68号議案については、現地視察を行いました。
南池袋公園は、池袋東口から徒歩5分程度のところにあります。

豊島区議会議員 細川正博のブログ-入り口
豊島区の土地ですが、地下(地下2~4階相当の所)は東京電力へ変電所としてお貸ししています(賃料も頂いています)。
その構造物の上に地下駐輪場(地下1階)を作るという計画。

元々は放置自転車の一時保管場として整備計画が立っていましたが、地域住民からの強い要望で駐輪場として整備する事になったという経緯があります。

入口はかなり広いです。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-階段

約2,150㎡、平置きで1100台程度駐輪できる大きな駐輪場となります(消防法の関係で、オートバイや原付などエンジンが付いている車両は停められません)
豊島区議会議員 細川正博のブログ-地下駐輪場

大塚駅にできる予定の駐輪場は、約1900㎡。ラック式で1000台程度なので、それよりも更に一回り大きな敷地です。
徒歩5分程度あるので稼働率がやや心配されるところですが、元々放置自転車の一時保管場として整備を考えていたので、稼働率によって転用が可能なようにラック式にはしません。


視察後、審議に入りました。
いずれの議案も全会一致で可決しました。

私からは、67、68号の契約案件に関して指摘をしました。
区内事業者育成のため、入札条件で区内事業者への優遇措置をしています(他の区でも似たような措置は取られています)。
区内事業者とは、区内に本店がある会社のこと。準区内事業者とは、営業所や支店が区内にある会社のこと。
一定の工事案件は、同時に受託できるのは区内事業者で3件以内、準区内事業者で1件までというルールがあります。
今回指摘したのは、準区内事業者が応札した案件で、同時開札の複数案件を落札した場合、片方しか受注できませんが、どの案件を優先するかの規定が曖昧だった点。
準区内業者がJVを組み、工事毎にJVの相手方が違うケースがあったら、揉める原因となります。
内規では契約金額が高い方が優先されるとのこと。
運用でそうしているのであれば、きちんとしたルール化をすべきであると指摘し、そのような規定を整備する旨の回答を得ました。

区内事業者優先というのは、地元業者保護の仕組みです。
災害時等の緊急事態の時に、地元で動いている区内業者の存在は大きなものになるはず。
そうした意味もあり、区内事業者優先という考え方には賛同できます。
(ただ、公正な競争を余りにも阻害するような内容にならないよう、バランスが必要な施策でもあります)

以上の議案の審議で一日目は時間切れ。

本日の積み残し分は、次回の総務委員会(12/10(月))で審議されます。
・24請願第 6号 消費税増税実施中止の意見書提出を求める請願
・24陳情第18号 豊島区のセーフコミュニティの認証に反対する陳情
・報告事項2件

総務委員会_自民党所属議員
堀宏道(ほりこうどう)総務委員長
・竹下ひろみ(たけしたひろみ)委員
細川正博(ほそかわまさひろ)委員