11/25(日)、西巣鴨中学校にて4町会・自治会(南大塚二丁目北町会、南大塚二丁目西町会、大塚駅南町会、南大塚自治会)合同の防災訓練が行われました。

役員などが先に会場へ集合し、訓練の準備と内容の打ち合わせ。
各町会はそれぞれの一時避難場所で訓練をしてから救援センターである西巣鴨中学校へ移動してきます。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-準備

各町会の防災部長などが、各々の町会の被害状況等(負傷者、火災、公共交通機関、道路の状況、建物の被害等)を報告。
実戦さながらの会議です。
災害時にこのように機能すればかなり心強いです。
実際に災害に遭った時にはこのような報告があると状況が分かりやすい、ということを訓練に参加していた方々と共有できたのも大きい成果だと思います。
豊島区議会議員 細川正博のブログ


炊き出し用のかまど。組立段階からレクチャーを受けています。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-かまど組立

防災倉庫には燃料(灯油)も常備。着火の訓練もしました。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-着火

簡易トイレ。プライバシーを守るためにテントで目隠しをします。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-簡易トイレ

南大塚防災まちづくりの会のブース。
毛布と棒を使用して、担架を作る訓練。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-南大塚防災まちづくりの会

まちかど消火栓。
普通の水道の蛇口に接続することができる初期消火用の器具です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-まちかど消火栓(1)

通常の水道の圧ですので、水勢は強くありません。
しかし、飛ばす水の粒を工夫しており、初期消火には十分な能力があります。

豊島区では火災危険度ランキング5(5段階で5が最も危険)の地区から優先配備を始めています。(参考→豊島区HP_豊島区の地域危険度
(先日行われた決算特別委員会にて、火災危険度3、4の地区などにも配備をする要望をしました)
豊島区議会議員 細川正博のブログ-まちかど消火栓(2)

持ち運び用の器具。能力はまちかど消火栓(固定型)と同等(ホースは20mで、固定型より5m短い)。
格納箱が不要で、固定型より安価(固定型:約30万円。持ち運び用:約10万円)
豊島区議会議員 細川正博のブログ-持ち運び用まちかど消火栓

スタンドパイプ。
こちらの水利はマンホールから(参考→カタログ)。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-スタンドパイプ(1)

格納庫。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-スタンドパイプ(2)

マンホールの蓋を開けるのには器具が必要です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-スタンドパイプ(3)

救援センターでの防災会議の設置は、初めて拝見いたしました。
防災訓練は、かなり実践的になっているのではないかと思います。
まちかど消火栓など、誰でもすぐに使える器具の配備も急ぎ、いざという時の備えを万全にしとかねばなりません。