7/23(月)は朝から晩までみっちりと勉強会でした。

午前中~15時頃までは、前日に引き続き、憲政学者の倉山満先生を座長に憲法部会の意見交換会。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

次の勉強会場へ移動の途中、足を延ばして靖国神社で参拝。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

夕方から、講師の先生を2名お招きして勉強会。

まずは、Teach for JAPANの代表の松田悠介氏。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

日本でも経済力格差による教育格差が広がりつつあることにつき数字を示しての説明。
・彼らには”個人の努力”以前の高いハードルがあり、教育の格差を解消したいという思いから活動をしている。
・学校の中で一人でも自分に向き合ってくれている先生がいるかどうかが大事。

Teach for AMERICAとの出会い。
・教育困難校に独自研修を施した新卒の教員を2年間送り込む仕組み。
・課題解決できる人材を派遣するので、現場へのインパクトが強い。
・企業で必要なスキルを身に着ける機会は学校現場にも非常に多く、送り込まれた教員のスキルアップにも繋がる。

Teach for JAPANの立ち上げ
・新卒採用文化、教員免許、寄付文化がないことなどにより、日本でアメリカのような仕組みを作るのは無理だと当初は考えていたが、課題を乗り超えて立ち上げ。
・教師派遣プログラム、学習支援活動などの事業内容。

松田氏はとにかく熱い!
その熱い思いが様々な課題を乗り越える原動力となったのは間違いないでしょう。
今後も注目したい仕組みです。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

講師の二人目は、小田高資先生。
若手経営者や学生などを中心に行っている「男塾」を主宰。
食糧、水、健康の分野に力を入れ、事業展開もされている方です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ

・薬漬けになっている日本の問題。世界で製造される薬の3割(!)が日本で消費されているくらい。医療業界のみならず、食品にも沢山の化学物質が使われている。
・食が人を作る。「人」に「良い」で「食」と書くくらい。
・TPPに懸念。遺伝子組み換え食品の表記を不要にさせる圧力をアメリカから受けるだろう。
・命が危うい。ネイティブアメリカンは「今日決めることを、7世代先のことまで考えて決める。」
日本もかつてはそうだったが、今は死生観を教えない。人は生まれたら必ず死ぬということ。
・これからのリーダーに必要な資質は、「国を建てなおす!」という気概と「無償の愛」である。利他の心、思いやりの精神がなければならない。

若手を引き上げるために本気で活動をされている方のお言葉、ひと言ひと言に力強さを感じました。
「着眼大局」で本気で動くこと、肝に銘じます。

勉強会終了後の懇親会では、小田先生門下生の若手経営者や学生たちと熱く意見交換。
最後まで充実した中身の濃い一日となりました。