7/10(火)、永井浩介海老名市議と一緒に豊島区立千川中学校へ視察に行きました。

豊島区議会議員 細川正博のブログ-校門前

視察目的は、ICT教育についてです。
6月20日に、豊島区教育委員会、東京大学、マイクロソフト、レノボ・ジャパンが共同で取り組んでいるタブレット端末を利用した授業が公開されました(→報道記事はコチラ

レノボ・ジャパン提供のタブレット端末。
ノートPCのようですが、画面タッチで操作が可能。
画面を回転してiPADのように使用することも可能です。
学校で使用する分には全く問題はないですが、持ち運びにはやや重いかなと。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-タブレット端末

充電中のタブレット端末。
校内には無線LANが構築されており、教室へ持ち込んでの操作も可能。
端末の移動ができるので、以前までのようなPC用教室が不要です。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-充電中の端末

「21世紀型スキル」の育成を目指して、4者での共同研究を行っています。
学習指導要領とリンクさせながら教材をうまく作っていければ、かなり良い授業ができるというのが実感です。
子供達にパワーポイントでプレゼンをさせるような授業もあります。
自分で考えながらでなければプレゼン資料を作ることはできませんから、よい経験になっていると思います。
(プレゼン資料を作るのには慣れとセンスが必要。将来、知らず知らずのうちに役に立つことでしょう。私は苦手ですが…)

課題もあります。
マイクロソフトが提供しているのは、あくまでDR.シンプラーというソフト(子供用のOffice(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)などのパッケージ)。
電子教科書等を導入している訳ではありません。
このソフトを利用して授業に活用するためには、先生方の工夫が必要です。
全員が同じように使いこなすのは難しいでしょうから、まずは得意な先生方による活用事例を蓄積していくことが重要になりそう。
(東京大学准教授の山内先生、静岡大学准教授の益川先生、専修大学講師の望月先生に授業への活用方法をご指導いただいています。)

給食の配膳図も電子データで配信。
各教室にあるプラズマテレビに表示(ICT教育と直接は関係ありませんが)
豊島区議会議員 細川正博のブログ-給食の配膳

給食もご馳走になりました(給食代はもちろん支払いました)
冷やし中華、かぼちゃの煮物、チーズケーキ、おいしかったです。
お茶はサービスだそうです(笑)
豊島区議会議員 細川正博のブログ-給食

視察目的はICT教育についてでしたが、その他にも小林豊重校長先生から学校経営や教員研修について示唆深いお話を頂くことができました。
(本来の視察目的よりもこちらの方が沢山の気づきがあったくらい。)

お忙しい中、我々のために時間を割いてくださった小林校長先生、学校関係者の方に感謝いたします。
豊島区議会議員 細川正博のブログ-集合写真