1月9日(月)、中野サンプラザで行われたもう一つの成人式にお招きを受けました。
今年で3回目を迎える「第二成人式」です。

第二成人式とは、25歳で被選挙権を得ることに対する自覚を広めるために行われております。政治的には選挙権が得られる20歳で半人前、被選挙権が得られる25歳で一人前との発想からのイベントです。
第二成人式とは

東京会場へは131名の方が参加して下さいました。


横粂 勝仁 衆議院議員の基調講演の後、パネルディスカッションが行われました。
コーディネーターは、奥田けんじ中野区議会議員。

パネラーは、出自の異なる4名でした。
横粂 勝仁 衆議院議員 (弁護士より議員へ) 
桑原 悠  津南町議会議員(大学院生→政治家)25歳の現役大学院生にも関わらず、ダントツTOP当選して話題になりましたね。
井上 温子 板橋区議会議員 (NPO・大学職員より議員へ)
細川 正博 豊島区議会議員 (サラリーマンより議員へ)

私もサラリーマン出身の政治家として、パネラーで招いて頂きました。
豊島区議会では私が最年少(33歳)なのですが、パネラーの中では最年長!
桑原議員、井上議員は20代女性、2期目でも今の私より年下なんですね…。

このイベントの目的は、若い世代に政治を身近に感じられる機会を提供するということです。
やはり若い世代が政治へ関心を持たない限り、日本の政治は中々変わっていきません。

パネルディスカッションでは、
・なぜ政治家になったのか?
・政治家って議会日程以外は何をしているの?
・政治家になってよかったことや悪かった事は?
という質問の他、
・選挙でいくら用意した?
・地盤、看板、カバンがないと選挙はムリ?
・政党所属のメリットは?
といった選挙を戦う上での質問、
・議員の待遇はよいのか?
・キャリアの選択肢としての政治家は妥当か?
などの質問もありました。

私は、キャリアの選択肢としての政治家という考え方は持っておりません。
何のために政治家になるのか、これがないとせっかく議員になっても意味がないと考えております。
「自分にもなれそうだから目指そう」ではなく、国や地域をよくしていこうという志を持った若い世代にどんどん飛び込んできて頂きたいと思います。

職業に貴賎はありません。しかし政治家には、社会の模範なるべき義務があります。
日本では武士道、ノブレス・オブリージュとも。
自分自身、若輩者でまだまだ足らないところだらけですが、末席ながら公人となった以上、このようにありたいと心がけております。
この意識を持っていないと、世間から感覚がずれていってしまうのではないかと思います。

詳細は動画でご覧下さい(パネルディスカッションは、26分過ぎから。ワークショップは、1時間45分過ぎから。)


パネルディスカッションの後は、参加者全員でグループ毎のワークショップ。
テーマは「若者と政治の関わり 自分はこれから○○します」
パネラーもグループに交じって討論に参加。
私が参加したグループからは、政治の現状が分からない、政治家の意見を聞きたいがどうやって交流できるのか分からない、などの意見が出ました。
有権者は、「能動的に情報を取りに行く」「情報を自らの周辺に伝えていく」
政治家は、「情報発信を積極的、分かりやすく行う」
ということが必要だろうとの結論に。

現代の日本が抱える問題の一つに、当事者意識が低いということが挙げられます。
自ら能動的に情報を取り、周辺に伝えていくという行動をそれぞれが取れば、自ずと政治は変わるだろうと思います。
それに応えられるよう、我々現職の政治家も情報を出し、若い世代とも積極的に交流の場を持たなければいけないですね。

次回、第4回第二成人式は、2013年2月10日(日)を予定。

※メディアでも取り上げて頂いております。
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