富士見台小学校に続いて、子どもスキップさくらの視察を致しました。
ここで、豊島区議会の里中郁男議長と合流。

子どもスキップについて→概要(豊島区HP)

「子どもスキップ」は小学生の放課後対策として実施。
従来の児童館による学童保育では、学校敷地からの移動が必要だったが、子どもスキップの場合は殆どが学校の敷地内にあるため、移動が不要。
子どもスキップへ登録すれば、学童保育に登録していない一般利用の子でも、一度帰宅しなくても施設の利用(直接利用)が可能。

子どもスキップのパターン
1.「校舎内型」:学校内の教室と、校庭・体育館などを使って事業展開。
2.「敷地内型」:学校敷地内にある施設と、校舎内の教室や校庭・体育館などを使って事業展開。
3.「隣接型」 :学校と至近距離にある公的施設(旧児童館など)と、校舎内の教室や校庭・体育館などを使って事業展開。

児童館から子どもスキップへの移行については、できるところは随時行っている。
現在未設置校は6校だが、うち3校は対応が決まっており、残るのは3校。いずれも適地がないなどの課題を抱える。

スキップの様子。別室で行われていた放課後子ども教室へ、大半の子は移動していました。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-スキップの様子

子どもスキップさくらの所長と、担当課長にヒアリング。

・さくら小の全校児童は300名程度。学童保育登録は50名程度。子どもスキップ利用者は80~90名/日程度で、イベントがある場合など多い時で150名(!)も利用する。

ダンスイベントは保護者の方々も見学に多数訪れたそうです。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-イベント案内(1)

「怪盗からの挑戦状」は大人気イベント。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-イベント案内(2)

・学童保育の子とスキップで一般利用している子との差は、出欠の確認をきちんとするかどうか、帰宅時間をきちんと把握するかどうか、おやつの有無(有償)など。
主に管理面の違い。

帰宅時間の管理をしています。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-帰宅時間の管理

・子どもスキップさくらでは、子ども達の自発性を重視。子ども同士での運営会議を定期的に開くなど。行事をやったり司会を子どもにやらせたりなど。

子ども達から意見を受け付けています。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-意見受付の箱

・地域との繋がりも持つ。放課後子ども教室で、地域の方に講師でお越しいただくなど。

放課後子ども教室の案内。この日は数十人の子が集まり、書道が別室で行われていました。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-放課後子ども教室の案内

・子どもスキップの所管は「子ども家庭部子ども課」で、学校は「教育委員会」が所管。所管の違いはあるが、連携については問題ない。
・勉強面を指導する役割はない。宿題を促す程度はある。

直接利用はかなり便利です。家内に用事がある時など、あらかじめ帰宅時間を子どもと約束して時間を調整するために利用しております。

直接利用の場合は、自分の名前の札を帰宅予定時間のところへ自分で移動させる。
名前の札は、子どもスキップへ登録していれば用意される。
細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-一時利用の管理

「子どもスキップ」はなかなかよい取り組みだと思います。
未設置の所が少し残っているので、全地区での設置を目指して頂きたいです。

細川正博オフィシャルブログ「細川正博の活動記録」Powered by Ameba-集合写真

今回の視察の結果が、泉大津市での施策に少しでも活かせれば幸いに存じます。