7/31(日)、いわき市へ日帰りボランティアへ行ってきました。
自民党豊島総支部青年部有志3名での活動です。
いわき市は豊島区から200kmちょっとのところに位置し、車で片道3時間掛からないので日帰りでの活動でも無理がありません。
(ちなみに以前伺った石巻市までは片道約6時間掛かりました)
2回に分けて、日帰りボランティアと現地の様子についてご報告いたします。
今回は日帰りボランティアについてです。

明け方に出発する予定で準備しておりましたが、出発直前の早朝4:00頃に地震が…
雲行きも怪しくボランティアに行っても大丈夫なのか分かりませんでしたが、現地の天気予報は曇りだったので取りあえず行ってみることに。
首都高から常磐自動車道を北上していたところ、早朝の地震の影響で岩間IC~いわきへかけて通行止め。
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岩間で強制的に下ろされてしまいました…
一般道でいわきへ向かうには100km以上ありかなりしんどい。
しかし、そのままUターンする気にもなれず、取りあえず一般道を北上しました。
しばらくすると安全確認が済んだ高速道路の通行が可能になったため、再び常磐自動車道へ。
少し時間をロスしましたが、無事にいわき市ボランティアセンターへ到着しました。

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初めてボランティアセンターへ行った場合、まずは初回の登録が必要です。
手続き後、ボランティアの仕事をボランティアセンターで紹介してもらい(マッチング)、作業につきます。
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ボランティアの一員であることを証明するシールを身につけ、
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いざ出発です。
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紹介された現場は、車で15~20分ほど福島第一原発から約25kmのところ。
それでも作業に入るか?という簡単な意思確認を出発前にされました(この場で断った人は一人もいらっしゃいませんでした)
作業内容は、津波で流されてきた木材や水を被った薪などを、重機が入れない狭いところから片付けるなど。
我々のグループは12名。

作業中は写真を撮れなかったので、作業風景を撮ったものはありません。

撤去した木材等
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これも撤去したもの。
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作業前は私の立っている後方右奥に木材等が大量にありました。
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周辺でも重機が入れないところに木材等が流れついたままになっているところが沢山ありました。
人海戦術で徐々に作業を進めていく他なさそうです。

お昼休みに海岸沿いへ出てみました。
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堤防などが破壊されているのを見ると、津波の凄まじさを実感させられます。
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福島第一原発が遠くに見えるとボランティア仲間の方に伺ったので、そのポイントまで行きました。
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うっすらと見えるのが福島第一原発
…ではありませんでした。
今回ボランティアをご依頼下さった現地の方に後ほど伺ったところ、広野火力発電所だったようです。
その更に奥に煙突など見えたのですが、これは地図で確認したところ福島第二原発だと思われます。
周辺地図
ボランティア仲間の勘違いでした。

作業終了後は、ボランティアセンターへ各グループのリーダーが作業報告をし、作業の積み残しがあれば翌日以降へ引き継ぐなどをして、解散。
センターの方から流しソーメンを振る舞って頂きました。
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被災地へボランティアに行く場合、高速道路の料金につき自己負担なしで行く方法があります。
豊島区の場合は出発前に防災課へ必要書類を提出します。
この時にボランティアへ行く先(今回の場合いわき市)から、その申請者が現地へ入ることを証明してもらう必要があるのですが、いわき市のボランティアセンターでは実際に現地へ入ってもらえるか確認のしようがないために証明書のようなものは発行してもらえません(当然と言えば当然ですよね。団体などでは発行してもらえるかもしれません)
帰りの高速道路の料金に関しては、現地で申請書類を記入して手続きすれば自己負担が無くなります。
参考までに。

いわき市は都心部から比較的近く、ボランティアセンターのすぐ近くまで高速道路で迎えるので、アクセスはしやすいところです。
比較的ボランティアも集まりやすいのですが、それでも震災後約5ヶ月でまだまだ作業があります。
もっとアクセスしづらいところは推して知るべしなのかなと。
ボランティアには難しい手続きもスキルも要りませんでした。
必要最低限の装備(長袖、長ズボン、長靴(中敷きも)、皮手袋、防塵マスクなど)を持っていけば大丈夫です(東急ハンズ等で揃います)

ボランティアに行きたいけどハードルが高いと思っている方、とにかく行ってみれば何とかなります。
自分たちでできることに取組み、少しでも早い現地の復旧・復興に繋げたいですね。

いわき市災害救援ボランティアセンター
ホームページ
ボランティア保険の加入について(豊島区社会福祉協議会)
こちら