昨日は、東京岬塾にて岬龍一郎先生のご講義を受けました。
大阪へ単身赴任している時には物理的に参加できず…実に半年振りでした!

会場は㈱ネットフロンティアの会議室。
東京岬塾の塾頭はこの会社の小山社長です。
小山社長とは昨年のGW中に栃木の寺で行われた岬塾強化合宿でご一緒して以来のお付き合い。
1カ月前に移転したばかりのオフィスはとてもきれいでした!

講義の内容は岬先生の著書「『日本人の名著』を読む」(現在入手困難)の中から、石田梅岩「都鄙問答」について。

石田梅岩は江戸時代の人で「商人道は"仁義礼智信"にあり」と説きました。

~以下抜粋~
「仁」とはお客さまに対する思いやり、「義」とは正直のことで不正やインチキをしないこと、「礼」とはお客様を敬う心がけ、「智」とはいかに安くするかという智恵。さすれば「信」(信用)となってますます繁盛する、と。
後にこの思想は、二宮尊徳や明治期の渋沢栄一に受け継がれ、道徳と商売の一致を見るようになるが、その先鞭をつけたのが梅岩だったのである。

松下幸之助は「会社は社会の公器である」としていましたが、正に上記の考えを会得していたからこそ出てくる言葉ですね。


日本人の持つ美徳である「勤勉と貯蓄」を生活思想にまで高めたのが石田梅岩であったそうです。
そして、岬先生は講義中に「日本人の良いところを日本人はもっと自信を持って誇ってよい」と仰いました。
日本の良さ、5色が揃う美しい紅葉があるなど四季があること、世界最多の固有生態を持つこと、安全、給料はそこそこある、水が豊富…
自分達をまず肯定するところから始めて、世界と伍していきたいものです。


岬先生のご講義終了後、少しお時間を頂いてこの場で私の決意表明をいたしました。
同じ学び舎の兄弟弟子同士、みなさん温かい言葉を掛けて下さいました!
これからも頑張ります!

次回講義の題目は恩田木工の「日暮硯」、前説を私がすることになったのでしっかり勉強していかねば!


その後、懇親会場へ移動。

岬先生とパチリ
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ネットフロンティアの方々が100kmウォーキングに参加したお話し、若手美容師の方が技術を競う大会で入賞したことなど、メンバーの近況の報告がありました。
みんな頑張っています。
私も頑張っている皆さんからよい刺激を受けながら、自らの行動の糧にしていきたいです。