先回重要部分
実際の摂理上で、地上天国・天上天国の出発点となった一点はどこにあるかと言えば、三代王様となる信俊様の生命が与えられたその一点にあります。2003年5月に真のお父様が亨進様とヨナ様に「天和堂」という揮毫を与え、「天愛夫婦」というみ言を与えました。その上で、亨進様とヨナ様が絶対性で結ばれたその一点にあるのです。
その時に、この「第7回真の父母様本体論セミナー」で解説しているアダムとエバの神様の祝福を受けての初夜の出来事だ起こったのです。
地上世界と天上世界を存在させている神様から発動されている「万有原力」が、完成した神様のエネルギーとなったのです。その為の大きな違いはどこに現れるかというと、万有原力を神様からの心情エネルギーの事だという視点から見れば分かってきます。
心情エネルギーが人間に注がれる時に、聖霊の働きとなって現れるのです。その聖霊に込められた神様の心情が、四大心情圏を成就した神様の霊としての「お父様の聖霊」となっているのです。ですから、私たちが無意識世界の鬼神を対象化し、悔い改めてキリストを迎える準備が整えば、四大心情圏を成就した神様と聖霊を通して授受作用できるようになるのです。
祝福家庭の私たちが、「お父様の聖霊」と相対できるようになることが、サタンにとっては最も恐ろしい事です。なぜなら、お父様の聖霊と相対できる聖殿食口が多くなるほどに、地上の心情基盤・・・つまりミクロが神様の勝利基盤を作っていくことになるのです。
そのことにより、「お父様の聖霊」が霊界で働ける規模や、その勢力が拡大していくのです。その神側の勢力拡大が、地上のマクロにも現れるようになるのです。
二代王様はそれを攻撃用の霊的兵器と語られているのです。そのことを理解して実践することが、今、私たちが果たすべきもっとも重要な事なのです。
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真のお父様の完全勝利の霊的基盤が出来たのは、間違いなく2004年5月5日の双合十勝日の宣布です。
第四回「安侍日」 2004年5月29日真のお父様み言
「後天時代」の出発とは何でしょうか。カイン圏が完全に屈服し、十の前に一、二、三、四、五、六、七、八、九、サタンが主人となっていたすべての日の数を入れ替え、十勝の上に立てることにより、カイン世界が過ぎていくのです。それで、「先天時代」に血筋が変わってしまいましたが、「後天時代」のアベル的勝利の覇権を兄の立場を身代わりして実行できる時代になり、来られる真の父母が権限を取り戻し、天宙・天地・天地人父母が「十勝日」の上に定着できる時代になりました。ですから、すべてのことを蕩減し、新しい「後天時代」に悪の全体を踏み越えて、アベル圏がすべてのものを相続し、兄の立場で僕の僕の立場から僕の立場を経て、復帰の道を歩んできた真の父母の道を行き、絶対信仰、絶対愛、絶対服従できる環境的条件をつくっておいたので、解放と釈放の時代が訪れるのです、アーメン。理論的に否定することができません。
2004年5月5日の双合十勝日宣布は、天愛夫婦のみ言をいただいた亨進様とヨナ様が、堕落しないで初夜を迎えたと同様の絶対性の基準で結ばれたのです。三代王・信俊様の誕生が2004年5月10日ですから、2003年8月頃に三代王の生命が孕まれるために、亨進様とヨナ様による「絶対性」の霊肉一体があったという事です。
その時に、神様の四大心情圏が一挙に完成したのです。すると何が起こるかというと、神様の四大心情圏を成就した真の愛の心情の動機から、被造世界を存在構成させている万有原力(心情エネルギー)が、瞬時に神様が創造の御業において構想した完璧な真の愛のエネルギーとして、全天宙を循環し始めるのです。
ですから、双合十勝日の神様の所有権とは、条件的なものではなく、実質上において堕落圏から全ての存在を取り戻したことになるのです。
もっとも重要なことは、神様の人間に向けて発動される愛は、聖霊となって働くことが出来て、サタンをも心の内部から真の愛で働きかけることが出来るのです。
ですから、三代王権が成就している今、お父様の聖霊はサタン自身の心に内から復帰するべく作用することが出来るのです。
しかし、サタンの心の内部からお父様の聖霊が働こうとしても、真のお父様の弟子というべき祝福家庭が、その事の自覚も無く摂理を走っているつもりだけであるならば、サタンは絶対的に屈服しないのです。
その三代王権のもとにある聖殿食口が、その事を自覚し霊的覚醒を迎えることが出来るようにみ言を語られ続けて来たのに、聖殿食口のほとんどの兄弟姉妹は自覚しようともしないのです。
2004年5月5日に双合十勝日が宣布されましたが、地上の食口にサタン分立の為のアベルカイン一体の基台が出来ていないがゆえに、発表もすることが出来なかったのです。康賢実巡回師と日本食口が立てた「涙の海の心情圏」は、亨進様をアベルとして摂理上に立てる条件となりましたが、食口達が幹部たちに主管されると、「涙の海の心情圏」は亨進様を立てるためだけの条件となってしまったのです。
亨進様と国進様がカインアベル一体の勝利を公認されてから、幹部も祝福家庭も亨進様世界会長を信じ一体となっていたならば、韓氏オモニの背信は防げたのです。
第7回真の父母様の本体論セミナーで解説した「アダムとエバの初夜における完成」は、2004年8月にすでに実現され、翌年5月5日に双合十勝日として宣布されたのです。
神様と真のお父様の間では、すでに歴史的蕩減は完了し、祝福家庭に代わって亨進様と国進様がカインアベル一体に勝利してくださったので、あとは私たちがそのことを理解し自覚し受け止め悔い改めて、一人一人がキリストを迎えれば、お父様の聖霊の全面的な働きにより、サタン世界を屈服させることが出来るのです。
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