なぜ世界平和統一聖殿日本本部は必死で真のお父様の完成・完結・完了の核心を隠そうとするのか! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

国進様と知鋭様の聖婚式は、全天宙が夜の神様の真の愛の主官のもとにある環境圏で、執り行われた真の子息様の祝福です。

 

その尊さを知る為には、歴史的大革命と語られた、地球星の還元とは何の事なのかを知らなければなりません。この内容を具体的に知ることこそ、今年の歴史的決戦において、真のお父様と私たち聖殿食口の王王妃が心情一体となって、サタンシステム・中央政府システムに対抗できるようになるのです。

 

日本本部は、この事に気付かせまいとする方向に動いています。自分たちも本質摂理を理解できないまま、三代王権の願いとは真逆の方向に進もうとしています。どんなに数的基盤を作ろうとも、本質の核が築かれていなければ足元からすくわれるのです。

 

次回は、歴史的大革命とは何なのかを説明します。

 

  *****

 

「なぜ、世界平和統一聖殿日本本部は、必死で真のお父様の完成・完結・完了の核心を隠そうとするのか!」

 

このような記事の題名にしました。隠そうとしているのではなく、摂理の核心にまったく気付けないまま、信徒を導こうとしているのです。なぜ気付けないかと言えば、二代王様は原理講論のキリスト論は「ひどくレベルの低い神学」だと評価されたのに、そのことについて受け入れていないからです。

 

私が二代王様の指導と違うのか、日本本部の中心スタッフが違っているのか。ぜひ、比較しながら読み進めていただけたらと思います。二代王様は誰が間違っていて、誰が正しいということは公言しません。それは、私たち王王妃の責任分担だからです。

 

天一国憲法では、宗教の自由が謳われています。日本本部が間違った信仰観を持っていたとしても、それに気付けるかどうかは、そのもとにある王王妃の責任分担に託されているのです。

 

今年の歴史的決戦に勝利するためには、とても重要な核心的摂理内容を伝えようとしているので、何度も繰り返し説明していますが、ぜひ、長文でも読んでいただきたいのです。自分自身で、一人一人が悟らなければならない内容です。

 

2001年1月13日「神様王権即位式」は、蕩減復帰路程を勝利し、その完成した基盤の上で奉献した人類最大、最高の慶事でした。神様が天宙の王座に就かれたのです。

 

しかし、実際に王座に就いた神様と、被造世界の万物の全てが直結したのは、40ヶ月後の2004年5月5日の双合十勝日だと語られました。

 

  **平和メッセージ5(2006年6月13日真のお父様のみ言)より**

 

 皆様、2001年1月13日は何の日だったか御存じですか。天が何よりも待ち焦がれ、願ってこられた「神様王権即位式」の日でした。人類の真の父母としての印を押されて出発したレバレンド・ムーンが、 名状し難い受難と茨の蕩減復帰路程をついに勝利し、完成した基盤の上で奉献した人類最大、最高の慶事でした。 

 

 数万年の間、嘆息と恨でつづられた生を父母の心情で摂理してこられた神様に、ついに解放と釈放の日を奉献した日でした。神様を縦的な真の父母であり天宙の大王としてお迎えし、天一国の旗を高々と翻し、新しい天の主権の出帆を天上天下に宣布した、実に摂理的な日でした。

 

 それから三年、台風のように吹きつける天運の鍵を握り、一日を千年のように走って勝利した真の父母様の基台の上に、天はついに二〇〇四年五月五日、「双合十勝日」を宣布しました。長き恨の歳月の先天時代を閉じ、この地に新天新地を創建できる後天開闢の時代を開いてくださったのです。実体的にこの地球星を天の前に還元させるための歴史的大革命の出発でした。

 

  **引用開始**

 

蕩減復帰路程を勝利し、2001年1月13日「神様王権即位式」を迎えたと語られていますが、1985年8月16日「一勝日」においても、同様のみ言を語られています。

 

  **1985年8月16日一勝日のみ言冒頭部分より**

 

 きょうは八月十六日、この日は韓国が解放されてから四十年を越え、四十一年目を迎える日です。復帰摂理から見るならば、先生が四十年の間に四千年歴史を蕩減したことになります。

 

 この、ヤコブからイエスまでの時代と、イエス様から今までの時代を合わせた四千年歴史を再蕩減するために、今まで父母様が苦労して来たということを知らなければなりません。この四十年間というのは、第二次大戦直後から今日までの期間を言います。当時、韓国において、キリスト教会が統一教会を受け入れて一つになっていたなら、世界はその時から一つになっていったはずです。

 

 いつも問題となるのが、カイン・アベルの問題なのですが、カインが兄さんとして先に生まれたにもかかわらず、この兄さんがサタン側に立ったため、弟であるアベルが神側に立って、歴史路程を通して転換するための闘いをして来ました。アベルがカインを復帰しなくては、父母を迎えることができない、父母が地上に現れることができないというのです。それで、アベルがカインを復帰するためには、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙へと八段階の過程を経ながら蕩減していかなければなりません。

 

  **引用終了**

 

長子権復帰までの蕩減復帰路程についても、このみ言に続いて詳しく語られています。祝福家庭の不信を、興進様が生命を捧げて蕩減され、「愛勝日」を打ち立て、アベルの位置を勝利し、真のお父様の代身となる天総官として霊界に入られました。

 

そのアベル興進様に対して、カインとして一体化するために、長子・孝進様は真のお父様がダンベリーに収監されている間に、興進様と一体化し祝福家庭の前にアベルとして立ち、二世を代表として祝福家庭と一体化する道を勝利したのです。

 

そして、迎えた「一勝日」でした。真の子女様の中でも、真のお父様に忠誠を尽くそうとしていた次子・興進様が祝福家庭の不信を蕩減するために供え物となられたのです。

 

その「愛勝日」から「一勝日」が立ち、長子権復帰が果たされたのです。このアベルカイン一体による長子権復帰から、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙へと八段階の過程を経ながら蕩減して迎えた「神様王権即位式」でした。

 

祝福家庭の不信を、蕩減復帰した「愛勝日」でした。その上で、「一勝日」によって後継者として勝利した孝進様は、堕落人間が蕩減復帰するべき地獄の路程を、祝福家庭に代わって通過し勝利したのです。ここで、祝福家庭が孝進様と一体となって悔い改めるならば、人類の堕落した歴史をすべて蕩減した基準が立ったはずでした。

 

しかし祝福家庭は、自らの代わりに地獄に降りる路程を行ってくださった孝進様の、その過去の不品行ゆえに不信していたのです。さらに、霊肉界において、人類を産みかえる修練所となるべき清平修練苑が、お父様の願いとは真逆の集金所としてしまったがゆえに、孝進様の御家庭はサタンに奪われることになりました。

 

その奪われた孝進様御家庭を蕩減復帰する使命を託された六男・栄進様だったのです。サタン化してしまった清平役事を行う金孝南に、栄進様の妻を選ばせ、栄進様御家庭による蕩減復帰が為されましたが、韓氏オモニに阻まれ離婚に追いやられました。

 

サタンは「一勝日」以降、祝福家庭の心ばかりではなく、韓氏オモニの心さえも奪おうとしていたのです。すでに説明した通り、栄進様が離婚によって自殺してしまったことが事実となれば、別れさせた韓氏オモニがサタンによって讒訴されるのです。

 

しかし、栄進様は霊的に追い詰められ、生命を奪われようとするその瞬間に、「天の号令」に従って聖和されました。その栄進様の一人娘を、国進様が「天の号令」に従って養子としました。そこに、興進様の「愛勝日」に匹敵する勝利基準が立ったのです。先回や先々回の記事を読んでいない方は、この事について解説していますので読んでください。

 

興進様が祝福家庭の不信を蕩減復帰し、孝進様が全人類の罪の蕩減復帰を勝利した基準が、亨進様と栄進様に引き継がれているので、「天の号令」に従って勝利した栄進様の勝利は、全祝福家庭と全人類の蕩減復帰の勝利と見なされるのです。見なされるという事であって、必ず祝福家庭が亨進様と、栄進様の使命を引き継いだ国進様に一体化する日が来なければならないのです。

 

ですから、よくよく考えてみて下さい。

 

「愛勝日」の勝利があって、「一勝日」の蕩減復帰の勝利があり、長子権復帰が成されました。そこから、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙へと八段階の過程を経ながら蕩減復帰したわけですが、やはり最後は、真の子女様が祝福家庭に代わって勝利されたという真実なのです。

 

しかし、栄進様は三次目の路程において立たされたカインなので、それ以上の延長は出来ずに、自らの生命を供えものにして、国進様を三次目のカインとして立てなければなりませんでした。それゆえに、自分の存在を摂理路程から消さなければならないのです。それで、韓氏オモニも家庭復帰の使命を託された栄進様夫妻を、離婚させた事実が無かったことになり、また、サタンの攻撃も無かったことにしなければならないのです。

 

そこで、栄進様の聖和は、天宙を取り戻した偉大な日なのに、名節として祝福することが出来ないのです。さらに、回心したルーシェルが再堕落したという事実も、公表できないものとなるのです。

 

「愛勝日」「一勝日」は蕩減復帰路程を勝利し、長子権復帰を為した人類歴史から消すことの出来ない尊い勝利の日です。

 

この重大な摂理的事実を、日本本部の面々は無かったことにしているのです。2019年10月1日に、世界平和統一聖殿日本本部から発刊された「文亨進様が真の後継者である事を立証する『60の論題』」には、「孝進様が後継者として認定されたことは一度もない」と、まったくの嘘が記述されています。また、2021年6月10日に発刊された「成約時代の摂理的同時性」からは、「愛勝日」「一勝日」が削除され、重要なアベルカインによる長子権復帰摂理にも言及が無いのです。

 

ただ著作を発刊したというだけではなく、そこに著された内容が中心スタッフの思想になっているという事です。当然、真のお父様と二代王様の本来の核心摂理観から、遠くかけ離れた摂理観と信仰観で信徒を導き、協会を運営しているという事です。

 

そのことを二代王様からも、エルダー本部長からも指摘することは決してありません。そこに所属する信徒・王王妃の責任分担を奪う事になるからです。そのことに、一人一人が気付かなければなりません。

 

その上で、「地球星を天の前に還元させることが実現した歴史的大革命」が、どのような状態になることを語られているのかを知らなければなりません。

 

 

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