国進様のカインの勝利を相続するために栄進様の隠された究極摂理を知らなければなりません! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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先々回記事重要部分

 

しかし、私たちの代わりに地獄まで降りて、全ての蕩減を果たして帰り、私たち祝福家庭が救われる道を開いた上で後継者の位置に立たれた孝進様を、私たちは人間的な目でしか見ることが出来なかったのです。

 

祝福家庭の不信によって位置を失い、家庭を失った孝進様に代わり、カインの位置に立たせる為に、お父様は栄進様の相対者を、背信の清平役事を行っていた金孝南に選ばせることにしたのです。当然、蕩減を背負った相対者が選ばれますが、孝進様御家庭を取り戻した条件を立てるための摂理でした。

 

この蕩減を背負い問題のある家庭出発でありながら、亨進様御家庭と心情一体となる真の家庭を築いたならば、失われた孝進様御家庭の蕩減が為され、アベルカイン一体の摂理を亨進様と栄進様から展開できるはずだったのです。

 

その途上で栄進様が聖和され、国進様がカインの位置を受け継ぎました。ですから、国進様の御家庭は、復帰された孝進様御家庭となるのです。

 

この記事では簡単な説明にとどめておきますが、孝進様はアベルカインを全く理解できない祝福家庭に代わって、堕落人間の立場まで降りて、原罪を持って生まれた堕落人間が通過するべき蕩減復帰に勝利された方です。孝進様は後継者の位置も御家庭も失いましたが、祝福家庭が成し遂げるべき蕩減復帰を果たした勝利権は、そのまま栄進様に受け継がれ、国進様に受け継がれているのです。

 

祝福家庭の果たすべき蕩減復帰を成就した位置にあるカイン・国進様が、アベル・亨進様と一体となった時には、祝福家庭の背信が続いていようとも、カイン・国進様の勝利権を相続するならば、その勝利権を受け継ぐことが出来るのです。

 

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先回記事末部より

 

一勝日から数えて39年の間、私たち食口は、後継者として勝利された孝進様の真価を悟れる条件を持てずに、サタンによって霊的なベールをヘルメットのように被せられていたのです。そのことは祝福家庭の背信の罪を、カイン・アベル一体となって蕩減復帰してくれた、亨進様・国進様の心情路程をも理解していない事に繋がります。

 

今こそ私たちは、孝進様・栄進様・国進様と引き継がれてきた、カインの信仰と心情の勝利を相続しなければなりません。

 

後継者・孝進様への私たち祝福家庭の背信があって、孝進様御家庭は崩壊したのです。その失われた後継者の真の家庭をカインとして取り戻し、亨進様の御家庭と一体となってこそ、国進様御家庭が立ち、カイン・アベル一体による三代王権の揺るぎない礎ができるのです。

 

国進様の二回にわたる聖婚の意義は、現在、二代王様と監察総官・国進様が勧めている本然世界に入る為の闘いと、最初の後継者として立たれていた孝進様と天総官・興進様による本然世界に入る為の闘いは、蕩減復帰として現れている事象です。

 

ただ、一勝日当時と、三代王権での闘いの違いはどこにあるかと言えば、過去においては具体的に現実の事象として、行動として蕩減しなければなりませんでした。しかし、三代王権のもとでは「王家のシステム」が完成しているので、キリストを心に迎え、本然世界を意識出来るようになれば変わるのです。

 

ですから、孝進様・栄進様・国進様として引き継がれ、完全勝利を果たしたカインの辿った苦難の足跡を、辿りながら相続しなければならないのです。

 

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1995年1月から清平役事が始まりましたが、金孝南と幹部たちは、真のお父様の願う清平役事とは、まったく異なる邪悪な集金システムを作り上げ、巨額の浄財を吸い上げ私腹をも肥やすようになっていくのです。金孝南は幹部たちとともに、真のお父様に匹敵する権威を自ら得る為に、堕落天使長ルーシェルを自然屈服させ、神様のもとに連れ戻したという話まででっち上げました。

 

人類を産みかえる尊い聖地を偽りで汚した事は、真のお父様と後継者・孝進様、そして天総官・興進様への最大の裏切りとなりました。これをサタンが見逃すはずはないのです。信徒たちの後継者・孝進様への不信を讒訴条件として、孝進様の御家庭への攻撃を開始します。

 

1995年8月に孝進様の妻・洪蘭淑(ホン・ナンスク)が、5人の子供を連れて文家(真の家庭)から逃亡します。父親で36家庭の洪性杓が、家族ぐるみでお父様に反逆したのです。洪蘭淑はその後、孝進様をもお父様に反逆する道に誘いましたが、孝進様はお父様を裏切りませんでした。

 

後継者の家庭が崩れ、統一教会の信徒全員がサタンに侵入された状態になりました。1993年12月に始まる16万人女性修練会においての、真のお父様直接の修練会は、このサタンの動きの予兆に対抗するためのものでもありました。日本の祝福家庭の女性を、父・兄の位置から心情でふれあい、一人一人の女性に真のお父様の妻としての心情を育む修練会でした。

 

そして、真のお母様の心情と一つとするとともに、真の母の位置が脅かされるならば、代わりの女性が立てるようにするためでもありました。昼の神様に管理される者たちは、常にサタンに奪われる危険性があることを、真のお父様は痛感しておられたのです。真のお母様も、側近幹部をはじめとする祝福家庭も、裏切る立場に立つことを想定しながら、考えられるあらゆる危機に対応できるように手を打たれていたのです。

 

夜の神様と一体であるキリストであるからこそ、可能な戦略なのです。

 

長子・孝進様が後継者の位置を奪われたならば、次子の顕進様に位置が変わるわけではありません。長子から、まったく逆の末子に代わることが蕩減復帰原理です。しかし、真のお父様は顕進様を後継として立てながら、極秘裏の内に末子・亨進様に長子権復帰の路程を歩ませる道を選ばざるを得なかったのです。

 

孝進様が誰にも指示されずに、地獄の道を通過したように、顕進様も亨進様も栄進様も国進様も、自らの意志でアベルカインの位置を自覚するようにならなければならなかったのです。それは、私たちにおいても同じです。責任ある位置にあるからといって、アベルではありません。キリストと一体となった者がアベルであり、互いの心情世界で自然に自覚するものなのです。

 

真のお父様は直接に16万人日本女性修練会を1993年から翌年にかけて行い、1995年1月11日より19日まで、三次にわたる日本男性訪韓修練会を行い、延べ16,000人の男性が参加しました。

 

そのようにして真のお父様の注がれた日本への真の愛は、1992年から巡回師として日本に赴任した、康賢實女史と日本祝福家庭によって築かれた「涙の海の心情圏」として結実したのです。皆さん、夜の神様と真のお父様が、サタンの前に、祝福家庭の善の条件として取れるのは、誰の指示でもなく、自らの心情から湧き上がる衝動によって一体となる事なのです。

 

孝進様を飛行場まで見送りに来た二世たちの心情や、康賢實巡回師と日本食口が立てた「涙の海の心情圏」を顧みれば、その事がよく分かるでしょう。同様にアベルカインの位置も、責任分担で与えられる位置とは違い、互いの心情で自然屈服し合う関係性によって、自ら自覚するアベルカインの位置こそが天の願うものなのです。

 

ですから、次子・顕進様、栄進様、国進様、亨進様の一人一人も、真のお父様の指示による位置関係ではなく、自らが悟っていくべきものなのです。そこで、夜の神様と真のお父様は、それぞれが自分の位置を自ら自覚できるようになる環境圏を準備していくようになるのです。

 

康賢實女史は日本で巡回師として歩んでいた1991年から1996年までの間に、日本食口と築いた「涙の海の心情圏」について、真のお父様に報告しました。真のお父様は、このアベルカイン心情一体の条件をもって、統一教会(祝福家庭)に侵入したサタンを分立する蕩減復帰摂理を展開するのです。

 

1997年9月7日に亨進様と栄進様に祝福を与え、ここからアベル亨進様と、カイン栄進様による、影にありながらの本質的中心摂理として、後継者の家庭を失った事の蕩減復帰が始まるのです。

 

本来、後継者として立った孝進様ご夫妻が、後にお父様が亨進様に与えた「天愛夫婦」の愛で結ばれ、三代王を誕生させていたならば、それ以降は完成期蘇生級の祝福を与えられるようになっていました。それが果たされない状況でしたが、康賢實巡回師が立てた「涙の海の心情圏」の条件によって、サタン分立摂理として、亨進様に完成期蘇生級の祝福を与え、栄進様にこれまでと同様の長成期完成級の祝福を与えるのです。

 

亨進様に与えられた完成期蘇生級の祝福は、アベルカイン一体の条件により、蕩減を背負っていない祝福となり、栄進様はこれまでと同様の、長成期完成級の歴史的蕩減を背負い、原罪のみを贖った祝福となるのです。それも、孝進様御家庭が奪われた蕩減復帰ですから、奪われる要因となった金孝南に選ばせるのです。

 

栄進様の祝福は、これまで為されてきた長成期完成級の祝福を受けた全ての祝福家庭を象徴する立場になっていたのです。つまり、ここで理解していただきたいのは、真の父母様の側近をはじめとする幹部たちや私たち祝福家庭が、アベルカインを理解できないで背負っている蕩減を、真の家庭に背負わせてしまうことにおいて、最も顕著に表れ重荷となって背負わされた子息様こそ、栄進様と国進様のお二人だったと言えるのです。

 

国進様は1989年1月10日に劉順珠様と祝福を受けましたが、相対者である劉順珠様は歴史的蕩減を背負って真の家庭に入ってきたという事を、ここで記憶しておいてください。真の子女様といえども、長成期完成級の祝福では、相対者は蕩減を背負って真の家庭に入るのです。

 

栄進様と国進様のお二人が、孝進様御家庭の蕩減復帰を歩むにおいて、栄進様の自殺と疑われるという最大の危機状況から、不信続きの祝福家庭を救いに繋げる、究極蕩減の為の十字架摂理が展開するのです。

 

それでは互いに相対者を迎えて真の家庭を築いていこうとする亨進様御夫妻と栄進様御夫妻に、どのような出来事が起きて来たのか追っていきましょう。

 

栄進様の相対者は、過去のさまざまな問題を引きずってきており、夫婦間の問題が起きましたが、栄進様は妻を受け入れて、真の子女様を授かり、幸せな家庭を築こうとしていました。しかし、栄進様の妻を韓氏オモニはどうしても受け入れることが出来ずに、離婚させるに至るのです。

 

韓氏オモニからすれば、栄進様の今後を思いやってのことということになりますが、離婚させないで亨進様御夫妻と一体となっていたならば、真の父母様第二次聖婚式・第三次聖婚式を経て重生・復活・永生をたどり生まれ変わっていくはずでした。それを通して、孝進様がサタンに奪われた妻と子女様を復帰していくという蕩減路程が勝利できたはずなのです。栄進様は子女様を授かり、真の家庭を築こうとしていました。ところが、韓氏オモニはそれを離婚させたのです。

 

離婚しないで家庭を築いて行ったならば、真のお父様は2003年2月6日に第二次聖婚式を復活基準ということで為されました。復活というのは胎中から地上に産まれる基準、重生というのは胎内に生命が孕まれる基準、永生というのは地上に生まれ落ちてから宇宙という胎内で生活して霊界に旅立つ基準です。実際にそれは、神様の成長とともに、神様から発動される聖霊も、より母性の愛の度合いが増していくのです。アダムとエバが誕生してから、神様も一緒に成長します。その成長の上でアダムとエバが初夜を迎える時、神様は四大心情圏を完成するとあります。

 

堕落しなければアダムとエバは、初夜を迎える時に神様は完成するわけですが、蕩減復帰摂理歴史上ではいつになるのでしょうか。真のお父様はこれをご存じでした。

 

2003年5月10日に真のお父様は亨進様ご夫妻に天和堂という揮毫を与えます。さらに、天愛夫婦という完成した愛し合う夫婦という意味のみ言を与えます。その一年後に三代王となる信俊様が生まれました。2004年5月10日の誕生ですから、そこから妊娠期間の280日をさかのぼると2003年8月初め頃になります。真のお父様が天和堂という揮毫を授けて、「真の愛で愛し合う夫婦」というみ言を語られたその後に、亨進様とヨナ様が結ばれて生まれたのが信俊様です。

 

真のお父様でさえ、「三代王になるような息子が生まれるとは思わなかった」と語っていますが、実は感動のみ言であって、本当は分かっておられたのです。

 

すると神様が完成して以降は、働く聖霊が違ってくるのです。なぜかというと神様は構想理想で四大心情圏を立てましたが、アダムの生心に臨在しながら、心情の実感を共有して共に成長するようになるからです。

 

ヨナ様は神様が願った女性として、エバが堕落しないで子女を産んだと変わらない心情で、亨進様と結ばれたということです。そのヨナ様の心情を、聖霊を通した授受作用により神様が実感しました。神様が実感すると、神様から発動される聖霊の質が変わってきます。つまり、三次にわたる聖婚式に同参することによって、私たちに働いてくる聖霊が変わってくるのです。

 

ですから、第三次聖婚式に同参すれば、これは永生基準です。ここまで、栄進様ご夫妻が離婚しないで共に行ったならば、重生・復活・永生の基準を受け、聖霊によって生まれ変わることができるのです。真の子女様方も、さらに同参した全食口も永生基準で生まれ変わるということになります。

 

そこで初めて、栄進様御家庭が四大心情圏を成就することを通して、後継者・孝進様を背信した罪が蕩減復帰されるということになるのです。

 

ところが、その道を阻んだのが、韓氏オモニということになります。このままであれば、後継者の位置も真の家庭も讒訴されたままであり、何よりも、真の母の位置をさえ、サタンが奪える道が開けるのです。

 

1945年に出発した再臨主が、キリスト教から背信され、1985年8月16日の一勝日から、キリスト教を取り戻した蕩減復帰の条件で出発した二次摂理も失敗に終わっていました。亨進様と栄進様をアベルカインとして立てのサタン分立路程は、三度目の復帰摂理です。この三度目に失敗し、アベルカイン一体の条件が立たなければ、もう次の摂理を進めることが出来ません。さらに、栄進様が立ったカインの位置は、一人の状況ではなく、孝進様の失った御家庭の蕩減ですから、亨進様のアベル家庭に対して、カイン家庭ということになります。この家庭を失った時点で、摂理は万事窮するという状態です。

 

サタンはさらに確実に、韓氏オモニを自分の手中に治めるために、栄進様にとって自殺せざるを得ない状況に追い詰めていくのです。霊界に入り、地獄に落ちた全ての人類の邪悪な情念が襲ってくるのです。栄進様の聖和に至る事故が、自殺だと判明した時点で、栄進様を離婚させることによって追い詰めた張本人として、サタンは韓氏オモニを讒訴し奪い取ることが出来るのです。

 

私たち王王妃は、自分の自由と責任において、無いことにしなくてはならなくなり、勝利の聖和として祝うことが出来なくなった、栄進様の隠された究極摂理を、今こそ理解し、国進様が引き継いだカインとしての勝利を受け継がなければならないのです。

 

 

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