信仰詐欺師からの覚醒!国進様・栄進様・孝進様の苦難の路程から見えてくるカインとしての歴史的勝利! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

しかし、私たちの代わりに地獄まで降りて、全ての蕩減を果たして帰り、私たち祝福家庭が救われる道を開いた上で後継者の位置に立たれた孝進様を、私たちは人間的な目でしか見ることが出来なかったのです。

 

祝福家庭の不信によって位置を失い、家庭を失った孝進様に代わり、カインの位置に立たせる為に、お父様は栄進様の相対者を、背信の清平役事を行っていた金孝南に選ばせることにしたのです。当然、蕩減を背負った相対者が選ばれますが、孝進様御家庭を取り戻した条件を立てるための摂理でした。

 

この蕩減を背負い問題のある家庭出発でありながら、亨進様御家庭と心情一体となる真の糧を築いたならば、失われた孝進様御家庭の蕩減が為され、アベルカイン一体の摂理を亨進様と栄進様から展開できるはずだったのです。

 

その途上で栄進様が聖和され、国進様がカインの位置を受け継ぎました。ですから、国進様の御家庭は、復帰された孝進様御家庭となるのです。

 

この記事では簡単な説明にとどめておきますが、孝進様はアベルカインを全く理解できない祝福家庭に代わって、堕落人間の立場まで降りて、原罪を持って生まれた堕落人間が通過するべき蕩減復帰に勝利された方です。孝進様は後継者の位置も御家庭も失いましたが、祝福家庭が成し遂げるべき蕩減復帰を果たした勝利権は、そのまま栄進様に受け継がれ、国進様に受け継がれているのです。

 

祝福家庭の果たすべき蕩減復帰を成就した位置にあるカイン・国進様が、アベル・亨進様と一体となった時には、祝福家庭の背信が続いていようとも、カイン・国進様の勝利権を相続するならば、その勝利権を受け継ぐことが出来るのです。

 

その信じられないようなカインの勝利権相続の権利を、私たち祝福家庭に与える為の摂理こそ、国進様の最初の祝福の相対者との離婚と、それとほぼ同時進行で為された知鋭様との祝福にあるのです。

 

次回記事で、亨進様・栄進様・国進様に与えた祝福によって、天一国の扉をこじ開けた、夜の神様と真のお父様の隠された戦略に迫ります

 

  *****

 

1985年8月16日の一勝日において、長子・孝進様が真のお父様の後継者として認定されました。キリスト教が復帰された基準が立って、牧師たちが真のお父様のもとに次々と集ってきました。ここから、世界摂理は大きく進んで行くようになりました。

 

1988年9月にはソウル・オリンピックが開催されましたが、摂理的に重要な意義を持つオリンピックだったのです。

 

真のお父様のみ言「ソウル・オリンピックの摂理的意義」より

 オリンピック競技の時、体の世界を代表してオリンピックに参加したカイン的二世の選手団が、真の父母を中心としてアベル的な立場に立っている心の世界の代表である統一教会の宣教師たちと完全に一つになったという条件を立てたからです。百二十ヵ国を代表した立場から、百二十ヵ国から帰国した統一教会の宣教師たちが、真の父母を中心にその場に来て、内的に一体となり、韓国政府を代表した盧大統領がサタン世界のカインの二世格であるオリンピック選手たちと外的に一体となったのです。

 

 彼ら宣教師たちがオリンピック・チャンピオンたちと一体となるために、ちょうどヤコブがエサウにしたように、アメリカドルで四百万ドル、すなわち約二千八百億ウォンを投入してメッコールや贈り物をあげたのです。どこの国の人であろうと関係なく、いつでもメッコールを出してあげたのです。そのようにして、完全に一つになったのです。これは、歴史上の良い出来事として残りました。

 

真のお父様はこのオリンピックで象徴的に勝利したアベルカイン一体を条件として、9月27日に「摂理的統一転換式」を行い、10月3日に「世界統一国開天日」が宣布されました。

 

16万人日本女性修練会で語られた「真の自分を探しましょう」のみ言の中で、お父様は次のように嘆いています。

 

『この女や男たちが、先生の言うことを日本式にみんな解釈して、でたらめにして、ぺちゃんこにしたのです。先生はずーっと十年前から言っているのです。』

『先生が(19)88、89、90、91、92、93、6年間、語ってきたことがぺちゃんこになったのです。それを先生が一人で、こういう重大な責任を負うのであって、今は大変な、窮地に立っているのです。』

 

『先生の言うことを日本式にみんな解釈して』と語られていますが、1988年からお父様が願われたこととはどんなことだったのでしょうか。

 

1988年の年頭標語は「祖国統一」でした。87年から二年連続で「祖国統一」「南北統一」が願われました。6月1日には摂理的還故郷時代が来たと語られ、本格的な氏族復帰活動を天命とされ、全祝福家庭に動員令が下されたのでした。16万人女性修練会においても、四大心情圏の教育の上で、お父様が命じた事は「氏族メシヤ」活動でした。お父様が世界摂理を推し進める根底で、最も願いを込めた6年間を私たちは失っていたのです。

 

その年1988年の9月17日から10月2日までソウルオリンピックが行われ、10月3日に「世界統一国開天日」(2004年に天宙統一国開天日へ名称変更)が宣布されました。さらに10月30日に「六千五百家庭国際合同祝福結婚式」が執り行われました。

 

1988年10月30日六千五百家庭国際合同祝福結婚式のみ言

『オリンピック大会を中心として、このように歴史的に先生を中心として一つになり、サタン世界に対して完全に一つにまとまったのは、歴史始まって以来のことであり、最後になることでしょう。それで、先生は何を行ったのかというと、「摂理的統一転換式」を行いました。その次に「世界統一国開天日」を宣布しました。それから第三に、その上でアダム国とエバ国の交叉合同結婚式を行ったのです。それは何かというと、カイン・アベルが世界的に完全にひっくり返ることができる長子権復帰世界時代に入ってきたということです。』

 

この祝福式は韓国と日本の恩讐関係を越えた交叉結婚であり、両国が背負う蕩減を晴らすためのものでした。そのみ言の締めくくりには、次のように語られていました。

 

『さあ、日本に帰っていきますが、どこの国の人として帰るのですか。「天国人として帰る」と言わなければなりません。何を中心として天国ですか。韓国を中心としてです。そのように転換された観念をもたなければなりません。韓国とは、先生を中心とした韓国でしょう?ゆえに、歴史は先生からです。』

 

人類歴史が神様の精子を持つアダムから始まらなければならないように、天一国の歴史はお父様から始まるのです。しかし、日本食口の男も女も、お父様のみ言を日本式に解釈していたというのです。日本の食口をはじめとして、韓国においても、全世界においても、誰一人として再臨主としてのお父様と出会っていなかったのです。私たちは、命がけで慕い求めているはずの、お父様御自身を見失っていたのです。

 

真のお父様が1990年になり、より強く日本に願われた「氏族メシヤ」は、カイン・アベルを勝利し「メシヤの為の基台」を立て、キリストを正しく迎えたところから始まります。


1990年2月11日宗族的メシヤに関するお父様のみ言より

 原理をはっきり知らずして、どのように蕩減復帰がされますか? 「氏族的メシヤ」といいますが、メシヤというものがただ来るのではありません。カイン・アベルの問題をはっきりと知らなければなりません。兄弟が過ったことを、もとがえししなければなりません。アダム・エバが堕落することによって、お兄さんがサタン側に立ったのをもとがえししなければなりません。これが世界の頂上まで上がっていきました。サタン世界は、国家を中心として今までやってきたので、国家基準を中心としてカイン・アベルが一つになるその基準を乗り越えずしては、メシヤは来ることができません。そのことを知らなければなりません。氏族的メシヤが立つことのできる位置をつくるには、カイン・アベルが一つにならなければなりません。

 

カイン・アベルが一つになるという事は、ただ単に、心情一体となる話ではなく、キリストを心に迎える為の基台になるということです。だからこそ、アベルとカインを一体化させる母子協助の勝利のために、「16万人女性修練会」で訴えられたのです。

 

私たちは氏族メシヤの王王妃として、これから天一国創建を担って行かなくてはなりません。

 

真のお父様と二代王様が、現在展開している摂理こそ、氏族メシヤの王王妃を本然基準で立てることです。それは、真のお父様が1985年8月16日「一勝日」以降に展開した中心摂理であったのです。二代王様が私たちに訴えてきたのは、私たち祝福家庭は詐欺師であり、馬鹿者、愚か者であり、サタンの網にかかった者たちだという事です。

 

2024年3月10日英語礼拝・二代王様み言より

「キリストの光に照らされた時、自分がどれほど汚い人間かわかるだろう。私たちには罪がある。私たちは汚い。醜い。顔中ただれ、腫れ物だらけだ。目からは膿だらけのウジが出ている。そう、霊的には。そうです。霊的に見るとそういうことなのです。分かるか?分かりますか?私たちは下痢で下半身から漏れているんだ。分かるか?鼻や口やのどからゲロが出てくるんだ。分かるか?すべてが不快だ。私たちはあなたを喜ばせることができない。キリストの本当の光が私たちの上に来るとき、誰も喜ばない。私たちは利己的だ。私たちは罪深い。私たちは人を操る。嫉妬深い。これらのことがすべて表に出てくる。それは、私たちを聖霊の確信へと導き、そして、次に何へと導くのか?悔い改めだ。なぜなら、なぜ初めて、私たちはついに、長い間、長い間、鏡に映っているのが誰なのかを見たからだ。分かるか?分かりますか?」

 

二代王様が私たちのアベルとして、必死に訴え叱咤して下さっています。あなたはキリストの光に照らし出されたことがあるでしょうか。無いとしたなら、自分の罪が、まだ見えていないのです。メタノイヤによって見つけ出す罪の事です。遺伝罪でもなく、連帯罪でもなく、自犯罪でもなく、人間として誕生したことの罪が理解できれば、一気に神様の心門と繋がるのです。

 

その罪の自覚から来るメタノイヤに至れなければ、お父様の聖霊に触れることが出来ず、人間的思考を続けざるを得ないのです。

 

1985年8月16日一勝日以降に、私たちが心底悔い改められるように、霊界から地上におりてこられた方こそ、アベルである天総官・興進様です。皆さん!本当に心の眼を開いて、本当の摂理がどこにあったのか?そして、キリストとの関係性はどう築くのか?一人一人が突き止めなければ、また再び、足元からサタンにすくわれるのです。

 

真のお父様の生涯路程第8巻(み旨の裏道より)に、次のように掲載されています。

 

「1984年1月2日に聖和された興進様は、全世界各地に霊的に現れてみ言を下さっていましたが、1987年7月以降は、アフリカで黒人の実体をまとわれて地上役事をされるようになった。以後、ヨーロッパ、南米、東南アジア、アメリカ、日本、韓国で集会をもちながら、指導者たちの信仰覚醒運動をなされた。」

(九 興進様の世界的な地上役事より)

 

思い出す人もいるはずです。黒人に興進様の霊人体が入られました。そして、私たちの過去の不信仰や罪を許してくださるということで、一人一人罪を告白し興進様の前に立ちました。ある者は殴られ、ある者は蹴られ張り飛ばされました。ですから、眼鏡をかけるな、腕時計やネクタイピンは外せと言われました。何ゆえに、興進様がそこまでやらなければならなかったのでしょうか。

 

興進様の実体再臨は真のお父様が予言し、そして公認して為されていたことです。

 

先ほどの「真のお父様の生涯路程第8巻」からの続きを引用します。

 

「先日も郭錠煥氏が話したことですが、今興進君が世界的な霊界の役事をしています。それで、アフリカの指導者とヨーロッパの指導者の心霊検討を済ませました。もうすぐ韓国にも来ることでしょう。それは欺くことはできません。すべて表に出るのです。霊界から見れば、すべて分かります。何を隠しているのかが、すべて分かるのです。隠しておけば、雷が落ちるのです。ここにも来ることでしょう。」

(九 興進様の世界的な地上役事より)

 

続いて真のお父様の意義深いみ言があります。

 

韓国祝福家庭の特別恩赦集会(1987・12・16~28 本部教会)

 もちろん興進君が来て、皆さんを許す条件も立てましたが、すべてが許されたわけではありません。実践しなければなりません。88年を中心としてきれいに整備しなければなりません。自らの犯した罪の塀を壊し、「我々解放を受けて行かん」と言うことができる自らを取り戻していくべき時が88年です。

 興進君は、皆さんの罪を許すために、夜も寝ないで過ごしながら世界を一周してここまで来ました。皆さんは、みな罪を犯したカインと同じ立場です。そして、世の中の人々が皆さんとちょうど同じ立場です。ですから、皆さんが彼らのために生きなければなりません。座ったままで楽に暮らしなさいというのではありません。興進君が皆さんの過ちを許したように、皆さんも世の中に出ていって、殴られようと何をされようと服従させるのです。

 

「みな罪を犯したカインと同じ立場です。」と真のお父様は語られたのです。カインと同じ立場とはどういうことですか。アベルを殺したのです。私たちは蕩減復帰の末に、私たちが償うべき罪を全て背負いながら、地獄から復帰してこられた後継者・孝進様を霊的に殺してしまったのです。私たちは悟ることもできず、スーッとみ言が通過してしまいました。

さらに、後に続くみ言を読んで下さい。 「そして、世の中の人々が皆さんとちょうど同じ立場です。」と語られています。世の中の人と言えば、原罪を持った堕落人間たちです。さらっと読んでやり過ごしてしまえば、何も感じないかもしれません。

 

でも、祝福を受け原罪が贖われているはずの私たちが、原罪を持つ世の中の人と同じ立場だというのです。そして統一教会のすべての食口が罪を犯した立場だというのです。祝福によって原罪が贖われながら、再び原罪を持ってしまうほどの罪を犯したというのです。アベルを殺したカインの血統から産まれたので、同じだと言っているのではありません。皆さんは、罪を犯したカインと同じ立場で、原罪を持つ世の中の人とちょうど同じだというのです。

 

そのような罪ある立場に、全食口を落としてしまうような背信は何かということです。不倫ですか?公金横領ですか?それは、後継者・孝進様に対する背信の罪しか考えられないのではないでしょうか。

 

さらにみ言は続いています。罪を犯した立場なので、アベルとしてカイン圏である堕落世界に行って、殴られようとも蹴られようともアベルとして勝利して帰って来いと言うのです。アベル中のアベルとなった孝進様に対して背信した蕩減復帰を、カイン圏の地獄社会に行って償ってこいと語っているのです。

 

興進様はどのような思いで再臨されたのでしょうか!黒人の肉身に入り、私たち一人一人を分別して許してくださいました。しかし、私たち祝福家庭の誰一人として、後継者・孝進様への背信の罪に気付くことなく過ぎ去りました。

 

その後1988年4月に孝進様が、統一教会信徒の前で告白と懺悔をされたのです。その時に、私たち祝福家庭が孝進様と同じ心情で罪を悔い改めて、心から一体となれた方はいるのでしょうか。

 

私たちが悟れないので、黒人は狂ってしまいました。真のお父様と統一教会に対して反対し、批判するようになりました。ですから、私たちには良い記憶では無いはずです。

 

でもこのような摂理があって、私たちは許されました。後継者を霊的に殺した立場でありながら許されて、そのもとに世界摂理は展開していったのです。

 

私たちが越えられなかった蕩減復帰の道を、孝進様は私たちに代わり自ら地獄に落ちて越えて下さいました。その事を、誰一人として悟る事ができなかったのです。 後継者・孝進様に対する消し去ることのできない不信は残ったまま!

 

でも、そんな中で、本当に信じて慕った兄弟姉妹がわずかでもいてくれたと信じています。 しかし、その信仰を真のお父様につないでくれる幹部が、誰一人としていなかったのです。

 

一勝日から数えて39年の間、私たち食口は、後継者として勝利された孝進様の真価を悟れる条件を持てずに、サタンによって霊的なベールをヘルメットのように被せられていたのです。そのことは祝福家庭の背信の罪を、カイン・アベル一体となって蕩減復帰してくれた、亨進様・国進様の心情路程をも理解していない事に繋がります。

 

今こそ私たちは、孝進様・栄進様・国進様と引き継がれてきた、カインの信仰と心情の勝利を相続しなければなりません。

 

後継者・孝進様への私たち祝福家庭の背信があって、孝進様御家庭は崩壊したのです。その失われた後継者の真の家庭をカインとして取り戻し、亨進様の御家庭と一体となってこそ、国進様御家庭が立ち、カイン・アベル一体による三代王権の揺るぎない礎ができるのです。

 

国進様の二回にわたる聖婚の意義は、現在、二代王様と監察総官・国進様が勧めている本然世界に入る為の闘いと、最初の後継者として立たれていた孝進様と天総官・興進様による本然世界に入る為の闘いは、蕩減復帰として現れている事象だと理解できて、初めて意義あるものとなります。

 

ただ、一勝日当時と、三代王権での闘いの違いはどこにあるかと言えば、過去においては具体的に現実の事象として、行動として蕩減しなければなりませんでした。しかし、三代王権のもとでは「王家のシステム」が完成しているので、キリストを心に迎え、本然基準を意識出来るようになれば変わるのです。

 

ですから、孝進様・栄進様・国進様として引き継がれ、完全勝利を果たしたカインの辿った苦難の足跡を、辿りながら相続しなければならないのです。

 

 

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