先回記事自筆部分のみ引用
康賢實巡回師と日本食口が立てた「涙の海の心情圏」が、どれほど重要な条件であったのか？それを理解するためには、六マリアと呼ばれる蕩減復帰摂理の真相を、理解しなければならないと先回記事で書きました。
そして、その六マリアの摂理の本質を理解するには、再臨主の誕生からの１００年期間に繰り広げられた神様とサタンとの霊的闘争の真実を知らなければならないのです。
この１００年の闘いは、神様においてはキリストを中心とする霊界システムを完成させ、真の愛によって展開する天一国システムを実現することです。
サタンにおいてはサタンシステムを完成させ、二代王様がついに語られた中央政府システムを実現させることになるのです。
二代王様は２０２１年３月２３日に、「原理講論のキリスト論はすごくレベルの低い神学だ」と明らかにして以来、「真の父母様の本体論」の内容を語り続けているのです。
２０２３年２月には、霊界システムについて「お父様の下で連動されているシステム」と語られました。また、その翌月には、霊界システムに対抗するサタンシステムがあることを語られました。
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そのサタンシステムの稼働によって、被造世界を支配するようになるのが「中央政府システム」なのです。
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来年１１月に行われるアメリカ大統領選挙において、トランプ大統領を勝利させるためには、この中央政府システムの攻勢を打ち砕かなければならないのです。
サタンシステムの強大な力で稼働している中央政府システムを打ち砕く為には、人間のどんな抵抗も及びません。
真のお父様を中心とする霊界システムと繋がり、天上天軍が全面進軍できる条件を、地上の王王妃が立てなければならないのです。
その条件を王王妃が立てるためには、サタンが展開してきた謀略をすべて暴き出して、私たちの無意識世界に刻み込まれた鬼神を対象化しなければなりません。
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サタンは悪霊界と地上界の邪悪な情念を原動力として、サタンシステムを稼働させています。その膨大なまでに蓄積された邪悪なエネルギーによって、グローバリスト・・・世界金融資本家たちを手駒として用い、築き上げた中央政府システムがマクロ世界を牛耳ろうとしています。
その中央政府システムに対抗できる霊界システムを、真のお父様は霊的世界で完成され、地上界では霊界システムの作用を受け止め地上に展開できる為の、カインアベル一体を勝利した後継者・亨進様と国進様が立ちました。その霊界システムの霊的完成を結実させ、地上界との相対基準を完璧なものとするために、真のお父様は聖和されたのです。
しかし、カインアベル一体を勝利され三代王権が築かれましたが、誰が三代王権の勝利的心情圏に相対できるのでしょうか。
それは、康賢實真のお母様が日本の巡回師時代に勝利された、「涙の海の心情圏」を受け継げる王王妃たちです。その当時の幹部たちが抱いていた、間違った「アベルカイン観」からくる傲慢性や優越感、支配したい主管したいという心が微塵でもあるならば、「涙の海の心情圏」は受け継げないのです。
アベルカインが心情一体となるためには、互いの心の内から現れる「キリスト」の真の愛に、自然屈服し合える兄弟姉妹としての関係性が必要です。
「涙の海の心情圏」を真のお父様に捧げた康賢實巡回師と日本食口は、意識せずとも我知らずに、その心情の境地に立っていたのです。その当時、康賢實巡回師と相まみえた食口だけではなく、同じ心情で真のお父様を慕い求めていた兄弟姉妹の全ての心情を、夜の神様と真のお父様は取って下さっています。
二代王様のもとに集えた兄弟姉妹は、その中の一握りに過ぎませんが、夜の神様と真のお父様はキリストとして、その一人一人を導いてくれています。
サタンが築いている中央政府システムを打ち砕く、真のお父様を中心とする霊界システムを稼働させることが出来るのは、康賢實真のお母様が立てられた「涙の海の心情圏」を心に受け継ぐ兄弟姉妹たちです。
「涙の海の心情圏」を受け継ぐとは、二代王様が語ってこられた御言が成就することと繋がります。無意識世界の鬼神を対象化し、悔い改めにより心に抱いてきた偶像崇拝を捨てて、心の中心にキリストを迎えることです。
偶像崇拝とは真のお父様に対する「人間メシヤ」とする信仰観であり、サタン思想から来る上下関係の支配的なアベルカイン観を持つことです。
真のお父様をキリストとして中心に置く「霊界システム」を知り得なければ、サタンの「中央政府システム」に対抗することは出来ません。
真のお父様と二代王様が私たちに対して願うことを、悟っていかなければなりません。
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