私は、子どもの運動会、体育祭が大好きです
自分が子どもの頃は、授業がなくて嬉しいけどあまり好きではありませんでした。
というのも、親から褒められることはなく、けなされるばかりで、
行事が合っても見ていないし、感想も言われないし、
PTA自分がいかに大変だったかを聞かされるだけだったから…
毎年リレーの選手に選ばれるのも嫌で嫌で。
だって、朝練や昼練、放課後に残ったりしないといけない。
クラスで4人が選ばれるけど、1番速いわけではないから
抜かれる可能性がある。
全校生徒、父母の見る前で転ぶ可能性もある。
自分のせいで負けたら、全員にがっかりされる。
ただの晒し者じゃん…という考えでした。
でーもー。
自分が大人になって、180度考えが変わりました。
あの頃の自分に話したいくらい。
ずっとウルウル、いや泣いています
一生懸命頑張る姿にすごーく元気をもらいます。
思春期で恥ずかしいのに下を向きながらも一生懸命出てきた子。
前髪を走る直前まで、走った直後気にしながら走った子。
体育委員で、順位の旗を持ったり、道具を運んだり、頑張っている子。
自分のクラスの生徒を一生懸命応援する先生。
同じクラスの子の活躍を喜び合う姿。
もう…涙なしには見られません
小学生の時も、半分に分かれて全校生徒で大玉ころがしをするんですが
勝った負けたでぴょんぴょんジャンプしたり、喜びを前回にする姿…
勝った負けた、速い遅いなんてどうでもいいんです。
もう、暑い中座っていただけでも偉い！
感動する
自分の子にいたっても、お友達と喜び合ったり
応援したり、されたり、頑張っている姿を見るともう…
今年は中3の次男ですが、人生初のリレーの選手に選ばれて。
自分が遅いと思っているから
「何かの間違いだ」
「絶対走りたくない」と
先生にもう一度測ってほしい、何かの間違いです、走りたくありませんと
何度も言いに行ったそうで
長男も全く同じで、リレーの選手に選ばれたことが一度もなかったのに
中学生から高3の今までリレーの選手になりました。
多分、成長期でぐんと背が伸びたことや、野球をずっと続けているから
筋肉がついてきたとか、毎朝走っているとか、そういうことだと思うのですが。
それでも、謙虚というか自信がない次男は何を言っても
「そんなわけない」「嫌だ嫌だ」と。
でも、一度走ってみたら誰にも抜かされなかった
と驚いて帰ってきました。
お友達にも自分は遅いとずっと言っていたようで
「自分で思っているほど遅くないよ」と言われたと。
そうやって言ってくれるお友達にも感謝感謝です
次男が自分の可能性に気づけたことも嬉しいし
むかで競争はゴールすらできないんだと言っていたので、
一緒にむかで競争のコツを検索してみました。
それを覚えていって試したところ、結構上手く行った！ありがとう！と喜んでいます
〇〇くんは本当に脚が速いんだ！
〇〇くんはみんなの前に立ってラジオ体操をするんだ！
お弁当は、重すぎない麺がいいな～！
なんてワクワクする次男を見て、私もワクワクです
昨年は、本当に最後の最後の大逆転で優勝しました。
大汗を流しながら、大縄を回し続ける息子を見て、
大きくなったな…
文句も言わず、大声を出して、多少つまづいた子がいても力でそれをカバーして…
涙涙でした。
先生方にも、あれはお前がいたクラスが勝つよ！
お前がいてくれたら勝てたのに。なんて何人かにも言われたそうです。
あまりに感動して、体育祭が終わったと同時に息子の大好きなサーティーワンへ走り、
おかえりと同時に渡しました
本当に謙虚な子なので「え？そんなに感動した？」
「ふつうの事だよ」
「みんな頑張ったんだよ」
と驚きつつも「でも嬉しいな、ありがとう」と喜んでくれました。
私や先生にどんなに褒められても「そんなことないよ」と言う次男。
褒められなくても「自分はすごいんだ」といつも自信満々な長男
兄弟でも全然違う（笑）
今年はどんなドラマが見られるんだろう
体育祭が嫌いな子も、頑張って行っただけでもすごい
休んだ子も、自分を大切にできたから偉い
仕事を休んで観に行ったご父兄さんも
近所のおじいちゃん、おばあちゃんも、
みんなみんな素晴らしい日になりますように
楽しみです
ありがとうございました。
皆さんに沢山の幸せが訪れますように