これまた文章にしたら意味がわからないかもしれないけど

自分の頭の整理のために・・・

 

 

先日、自転車で道路を走っていて、信号のない

横断歩道を渡ろうとした時に

とてつもないスピードでトラックが走ってくる音がして

私は急いでいないし、止まっていようと思ったんです。

運転手さんを見たら眉間に深いシワを刻んで、すごく不機嫌そう。

 

なのに、こんな小さな横断歩道で、私のために止まってくれたんです。

 

お仕事で急いでいるでしょうに

眉間に深いシワが入るくらい辛い仕事だったり

体調も悪いのかもしれない

それなのにこんな小さな横断歩道で私のために止まってくれた

 

その優しさへ、最大の感謝を伝えようと思いっきりの笑顔で会釈をして

有り難く渡らせてもらって「ありがとう」を呟いていました。

 

 

その時、いろんなことが繋がったんです。

 

まず1つ目は、斎藤ひとりさんが、すごく美味しくなくて、機嫌の悪い店員さんの

いる飲食店に入って「ありがとう、とても美味しかったよ。素敵な笑顔ですね」と

褒めるお話を読んだことがあって。

ひとりさんは、その店員さんは人生で一度も褒められたことがないかもしれない。

一度も美味しかったと言われたことがないかもしれない。

だから、美味しくなくても、笑顔がなくても褒める・・・というようなことが

書いてあったと思います。

 

それを読んで、さすがひとりさんだな・・・、私はまずいお店にも不機嫌な定員さんの

お店にも行きたくないし、そんなこと言えないと思いました。

 

 

そして、もう一つ、録画しておいた「容疑者Xの献身」を最近また見ました。

堤真一さん演じる石神さんという高校教師が、

誰かと会話を交わすこともなく、必要とされることもなく

何の幸せも意味も感じず、透明人間かのような生活を送っていて

首に縄をかけて死のうとします。

 

その時、お隣に母娘の親子が引っ越しのご挨拶にインターホンを鳴らします。

 

そのお母さんの働くお弁当屋さんに行ってみた時に

「石神さん?来てくださったんですか?」と名前を読んで笑顔を向けてくれた。

その娘が、お友達といる時に「あ!石神さーん!」と笑顔で手を振ってくれた。

楽しそうな笑い声が聞こえてきたりする。

毎日そのお弁当屋さんのお弁当を食べる・・・

 

そして、その親子を助けるために、殺人なんてする人ではないのに

全知能を使って、殺人を犯し、その親子を助けようとした。

 

誰にも相手にもされず、挨拶されることも、笑顔を向けられることも

なかった人が、名前を読んでもらって笑顔を向けられた喜びは

言葉にできない程でしょう。

 

死のうと絶望していた毎日に、生きる喜びを教えてくれた、この親子を救いたいと

心から思う気持ち。

 

その親子へ「なぜ自分がこんなことをしたかわからないと思う。それでいいんです。」と

石神さんは手紙にも書いていました。

 

 

それが全部つながったんです。

前置きが長すぎるし、意味わからないですね笑い泣き

 

 

一度も必要とされなかった人かもしれない。

一度も笑顔を向けられたことがないかもしれない。

 

例えば、機嫌の悪そうな運転手さんに笑顔で「ありがとう」と言って

渡らせてもらうことで、この運転手さんは

今日は人を幸せにできたなと一日幸せな気持ちになれるかもしれない。

もしかしたら、明日辞めようと思っていたけど続けようと思ったかもしれない。

道を譲るのが楽しくなって、ありがとうと言われることも増えて、

楽しくなることも増えたかもしれない。

 

 

私にも、一瞬の優しさで一日幸せになることが多々あります。

近所に住んでいるおばあちゃんが、私を見つけた瞬間すごく嬉しい表情に

変わって挨拶してくれるんです。

私を好きでいてくれる、喜んでくれているのが伝わってきて、とても幸せな気持ちになります。

 

交通整理のおじさんが、とてつもなく素敵な笑顔で挨拶をしてくれて

とても幸せな気持ちになって、1日中思い出すときもあります。

 

 

捻挫した時に手を当てて心配してくれた先生

問い合わせの電話に出てくれた店員さん

電車で声をかけてくれたサラリーマン

この3人も、一生忘れないくらい私は感動しています。

 

例えば、捻挫の話はもう30年も前の高校生の時の話です。

 

名前も知らない、教わったこともない先生でした。

捻挫をした時に「手当て」ってこうして手を当てるだけでもよくなるんだよ。

だから手当てっていうんだ。

大丈夫だよ、よくなるからね。と保健室に行く前に、冷やす準備を

他の人達がしてくれている時に手を当てて話してくれたんです。

 

私の親は、怪我をすると「何やってんの!」「お金がかかる!」「ほっとけ!」と

治療も、心配もしてくれたことがないばかりか、怒る、迷惑がることしか

なかったので、衝撃でした。

その優しさを忘れないし、人生観を変えるような出来事でした。

 

でもきっと先生は、いつものあたり前のことをしただけで、記憶にもないでしょう。

そんなことで自分が誰かの人生を変えたなんて思いもしないでしょう。

 

ほんの数秒のことで、もしお礼を言っても、きっと3人共何のことかさっぱりわからないと思います。

 

 

誰かがニコッと笑っただけで、誰かが楽しそうにしていただけで、

誰かが「ありがとう」と言われただけで、それに感動する人がいるかも知れない。

幸せになる人がいるかも知れない。

人生が変わるかもしれない。

生きようと思うかもしれない。

 

あの映画はそれを伝えてくれたんだ。

ひとりさんの言っていたことはそういうことなんだ。

止まってくれた運転手さんはそれを教えてくれたんだ。

腑に落ちました。

 

 

まだまだ宇宙の勉強をしても、頭ではわかっても腑に落ちるところまではいきません。

一つずつハイヤーセルフさんが見せてくれているんだと思います。

 

私も、ほんの少しでも誰かを幸せにできるように、いつも笑顔で「ありがとう」って

言おうと思います。

 

幸せになった人が、また幸せを送って幸せの連鎖が世界中で沢山起こりますように。

 

本は楽しい!

本を書いてくださっている方。

本を作ってくださる方。

本を売って下さる方。

宇宙のことを教えて下さる方々。

本当にありがとうございます照れ

 

もっともっと知りたいことだらけです。

 

ありがとうございましたキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ