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遅ればせながら、映画の
「THE FIRST SLAM DUNK」を観ました。→★
凄く面白かったです。映画館で見ればよかった！！
昔、コミック全部持ってたんですよねー。
事前情報全然見なかったのですが、
普通にマンガの焼き直しかと思ったら、
宮城リョータを中心にした山王戦の話でした。
公式サイトに載っていた原作者の井上雄彦先生の言葉で
「連載が終わって26年たって、今だから描けるものがある」
とあり、漫画ではなかった裏の部分と、
あれから先の未来の部分が表現されていました。
これ以上ないという位の激戦の末、
ずっと勝ち続けていた王者山王工業高校が、
湘北高校に負けるのですが。
山王のエース君が、試合前に神社で
「高校バスケでやれることは全部やりました。
もしまだ何かあるとすれば、俺に必要な経験を下さい」
と手を合わせてお参りしていたのですが、
それが図らずも負ける体験だったんですね。
そうなんですよね。
神様って、甘くない。
人間が自分の欲で「○○して欲しい」と願っても、
それがそのままの形で返ってくるとは限らない。
これは、私も実際に体験があるのですが、
そう来るか！という形で、
自分の願いが戻ってきたことがあります。
目先の損得では測れない、
深くて重くて計り知れない、愛の鞭なんだと思います。
実はこの部分が一番感動しました。
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
という監督のセリフがあるのですが、
本当にその通りですね。
人生は、勝ちからも負けからも学ぶことがある。
どちらがいいとか悪いとかではなく、
そこに至るまでの経験が、
人生の糧になるんですよね。