第2章 ガイ 14話後 normal st. & premium st | 蜜柑のブログ

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私が密かにハマってるアプリのまとめ。

自分が選択したそのままを載せてるので

ご了承ください。

(あとで確認次第、修正する予定です)

 ※申請した後にメッセ
 送ってもらってもOKです。

無言申請は無効になります。

ガイ14話後のアバターミッション。



プレミアムはレッドワンピース&ミニハット付き。


ノーマルはレッドリボン付きバック。
小物のみです。





さ、ノーマルから行きます。

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

normal st. ――
 

 

 

 



コンッ・・・――。

遠慮がちなノックの後、返事をすると

扉が開く。

ガイ「・・・・」

悠里「ガイさん!」

ガイ「!」

私を見るなり、彼は目を見開き近づいてきた。

ガイ「なぜ起きている」

悠里「え」

ガイ「調子が良くないんだろう?」

「横になっていろ」

悠里「このくらい平気です」

どうせ寝ていても、座っていても

つらさは変わらない――なんてことは

言う必要はない。

何をしても同じなら、元気に見せたかった。

(大変な時に、これ以上ガイさんに
 心配をかけたくないから・・・)

悠里「ずっと寝てばかりで、
   もう飽きました」

安心させるように笑ってみせる。

ガイ「悠里」

悠里「?」

ガイ「・・・・・・」

どした、何を言い淀んどる。

目の前で立ち止まったガイさんは

私の顔を覗き込む。

赤い瞳が揺れているのが見えどきりとした。

(強がってるの、気づかれちゃったかな)

それはもう。

それでも――と、私は彼の変化に

気づかないフリをして、さらに笑みを深める。

悠里「ガイさんは今帰ったばかりですか?」

「私は、今日は・・・」

ガイ「もういい」

悠里「え・・・」

精一杯、明るさを振りまいていた笑顔が

固まった。

ガイ「・・・無理をするな」

悠里「っ・・・」

(ああ、やっぱろ気づいてる)

労わるような声音に、込み上げそうになる

声を詰まらせる。

(だけど、私だってわかってる)

(今がガイさんにとってどれだけ
 大切なときか・・・)

(せめて足手まといにだけは
 なりたくなかったのに・・・)

悠里「無理なんて・・・」

立ち上がろうとすると、くらりと

視界が揺れた。

ガイ「悠里!」

悠里「・・・・っ」

膝から崩れ落ちていく身体を

ガイさんに抱き留められる。

失敗したと、力なく視線を上げると

案の定、心配そうな赤い瞳に

私が映っていた。

ガイ「だから無理をするなと・・・!」

珍しく慌てるガイさんの声が

遠くなっていく。

貴重な慌ててるシーンなのに意識が遠のいてるのか?

もったいない。

 


悠里「ガ、イさ・・・ん・・・」

ガイ「っ、悠里!苦しいのか・・・!」

「俺は何もできないのかっ・・・」

(ああ・・・)

悠里「ごめ・・・さ、い・・・」

(そんな顔を、させたかったわけじゃ
 ないのに・・・)

そこで私の意識は途絶えた。




――・・・・悠里。

どこか遠くで呼ばれている。

(・・・・誰?)

?「・・・・悠里」

優しい声が徐々に近づき

ゆっくりと目を開けると――





ガイ「・・・っ、悠里!」

悠里「・・・・ガイさん?」

ガイ「ああ!そうだ!」

私の手を握り、心配そうに

顔を覗き込む彼に目を細める。

ここのスチルが欲しいのだが。
なんせノーマルなので。


(そうか、私・・・・倒れて・・・)

そこで、ベッドに寝かされていることに

気づいた。

「ガイさんが・・・運んでくれたんですか?」

ガイ以外おらんやろ。

ガイ「ああ・・・・」

「急に意識をなくして倒れたんだ」

「体調はどうだ」

悠里「・・・ぼうっとしてますけど・・・・
   変わりないみたいです」

「寝ていても座ってても、
 このつらさは・・・消えないんですね」

ガイ「・・・・・」

悠里「そんな顔、しないでください」

「つらいですけど、がんばれます」

ガイ「そうか・・・」

ガイさんは私の手をぎゅっと握り直す。

貴重やわー、ガイから握ってくるの。

私から視線を離さない瞳は痛ましそうに

揺れていて、そっと微笑みかけた。

悠里「心配かけちゃいましたよね」

「すみません」

ガイ「謝るな」

「何も悪いことはしてないだろ」

悠里「ふふ、ですね・・・」

「じゃあ・・・ありがとうございます?」

ガイ「ああ、それでいい」

いろいろな意味を含めてお礼を伝えると

ようやくガイさんも表情を緩める。

つないだ手をほどかずに

ただ静かにほほ笑みあっていた。

 

 

 


おお、恋人同士って感じ。







end―




・・・・・

 

 

 

あ、書き忘れてた。
ダイヤ100個でワンピ&ハット購入可能。




さ、プレミアムへ行きます。

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

premium st.







コンッ・・・――。

遠慮がちなノックの後、返事をすると

扉が開く。

ガイ「・・・・」

悠里「ガイさん!」

ガイ「!」

私を見るなり、彼は目を見開き

近づいてきた。

ガイ「なぜ起きている」

悠里「え」

ガイ「調子が良くないんだろう?」

「横になってろ」

悠里「このくらい平気です」

どうせ寝ていても、座っていても

つらさは変わらない――

なんてことは言う必要はない。

何をしても同じなら、元気に見せたかった。

(大変な時に、これ以上ガイさんに
 心配をかけたくないから・・・)

悠里「ずっと寝てばかりで、
   もう飽きました」

安心させるように笑ってみせる。

ガイ「悠里」

悠里「?」

ガイ「・・・・・・」

目の前で立ち止まったガイさんは

私の顔を覗き込む。

赤い瞳が揺れているのが見えどきりとした。

(強がってるの、気づかれちゃったかな)

それはもう。

それでも――と、私は彼の変化に

気づかないフリをして、さらに笑みを深める。

悠里「ガイさんは今帰ったばかりですか?」

「私は、今日は・・・」

ガイ「もういい」

悠里「え・・・」

精一杯、明るさを振りまいていた笑顔が

固まった。

ガイ「・・・無理をするな」

悠里「っ・・・」

(ああ、やっぱり気づいてる)

労わるような声音に、込み上げそうになる

声を詰まらせる。

(だけど、私だってわかってる)

(今がガイさんにとってどれだけ
 大切なときか・・・)

(せめて足手まといにだけは
 なりたくなかったのに・・・)

悠里「無理なんて・・・」

立ち上がろうとすると、くらりと

視界が揺れた。

ガイ「悠里!」

悠里「・・・・っ」

膝から崩れ落ちていく身体を

ガイさんに抱き留められる。

失敗したと、力なく視線を上げると

案の定、心配そうな赤い瞳に

私が映っていた。

ガイ「だから無理をするなと・・・!」

珍しく慌てるガイさんの声が

遠くなっていく。

悠里「ガ、イさ・・・ん・・・」

ガイ「っ、悠里!苦しいのか・・・!」

「俺は何もできないのかっ・・・」

(ああ・・・)

悠里「ごめ・・・さ、い・・・」

(そんな顔を、させたかったわけじゃ
 ないのに・・・)

そこで私の意識は途絶えた。







――サラリ、と頬になにかが触れる感覚に、

 

意識が浮上する。

?「悠里」

(・・・この声は・・・)

優しく私を呼ぶ声の主を求めて

瞼を開くと――






おお、これカッコええ。











悠里「ガイ、さん?」

ガイ「っ・・・おどかすな!」

(珍しい、慌ててる)

(そういえば、倒れる前も・・・)

悠里「・・・・もしかして、ずっと傍に・・・?」

ガイ「ああ・・・」

「体調はどうだ」

悠里「もう平気――」

ガイ「嘘はつくな」

(え・・・・)

さらりと頬を撫でられる。

私を見つめる瞳も、問いかける声も

優しいのに、切実さをにじませていた。

ガイ「俺にだけは・・・」

(ガイさん・・・)

悠里「・・・・つらいです」

「だけど、大丈夫。まだがんばれます」

ガイ「そう、か・・・」

心配そうなガイさんに近づきたくて

身体を起こす。

悠里「心配かけちゃいましたよね・・・」

「すみません。でも、あっ」

突然、抱きしめられると

首筋に顔をうずめられる。

ガイ「謝るな」

悠里「す、すみません!」

これは無限ループw

ガイ「悠里」

とっさに謝ってしまった私を

咎めるように、耳元で名前を呼ばれた。

悠里「・・・じゃ、なくて・・・
   ありがとうございます?」

ガイ「ああ・・・」

そのままさらに強くガイさんに

抱きしめられる。

互いの首元に顔を埋め

ぬくもりを確かめるように

強く抱きしめ合った。

 

 

end ――