こんにちは

人生ハイ・マネジメントコーチ

高野慎吾です。

 

 

いつも訪問していただき

ありがとうございます。

 

 

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▶3分動画

 

 

 

 

「人と仲良くしなさい」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「人と違ったことをしてはいけない」

 

 

小さい頃、両親や先生から

そう言われた思い出はありませんか?

 

 

私達日本人の美学の一つに

「和を以て貴しとなす」

というのがあります。

 

 

これは聖徳太子の十七条憲法に

出て来る有名な言葉で

 

 

「みんな仲良く争わないのが良い」

という意味です。

 

 

当時から日本は

農耕民族ですから

お互いに助け合わないと

お米が取れません。

 

 

例えば、上流の人が

川の水をせき止めると

下流の人は

お米が取れなくなりますよね。

 

 

なので、ヨーロッパの狩猟民族と違い

集団で仲良く稲作をすることが

 

 

生き残るうえで

大事だったのだと思います。

 

 

ただし・・・

 

 

それが行き過ぎると

自分の言いたいことが言えない。

 

 

結果、相手のことを慮りすぎて

自分の気持ちを殺し

悶々とすることになります。

 

 

そうなると

行きたくないパーティに

気を遣って参加する。

 

 

出たくない宴席に

無理して付き合う。

 

 

納得がいかない意見に

反論できず、やむなく認めてしまう。

 

 

こんな感じで

自分自身を苦しくし

精神的に弱っていきます。

 

 

そして、弱っていくと

健康を害したり

モチベーションが下がったり

思考がネガティブになり

 

 

自信を無くし

結果、周囲とも良好な関係が

築けなくなります。

 

 

なので、協調したり

仲良くする事は大事ですが

 

 

人と争わないために

自分の言いたいことを言わないのは

間違っています。

 

 

というか、大いなる勘違い、

大きな思い込みです。

 

 

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大事なことは

お互いの思い、考えを

きちんと、上手に伝え

相互に分かり合うことです。

 

 

分かり合うという事は

同じ意見でなければいけない

ということではありません。

 

 

まして、自分が我慢したり

妥協して

その場を上手く収めることでもありません。

 

 

分かり合うとは

お互いに同じ点、違う点を

相互に理解するという事です。

 

 

では、上手に理解し合うためには

どうすればいいでしょう?

 

 

それは・・・

 

 

1.相手が聞いて欲しいように聴く。

2.Iメッセージで伝える。

3.理想の解決策を考える。

4.相手を説得しようとしない。

 

 

以上の4つです。

 

 

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まずは、相手が聞いて欲しいように聴く。

 

 

私達は、相手の話を聴いていると

時々、反論したくなりませんか?

 

 

相手の話を聴きながら

自分の言いたいことを

考えてしまうことはありませんか?

 

 

これは、自分が聴きたいように

聴いている証拠です。

 

 

自分が正しいと思う

価値観に沿って

相手の話を聴き

 

 

それが正しいか、間違いかで

判断している証拠です。

 

 

実際、そんな時は

相手の話を聴いているようで

聞いていないと思います。

 

 

だから、言い合いになります。

 

 

なぜなら、相手は

理解されていない、

反論されていると感じるからです。

 

 

そこで、自分の価値観は

いったん横に置き

 

 

相手の話を

意味を変えずに

別な言葉で言い換えてみてください。

 

 

または、意味が変わらないように

要約してみてください。

 

 

これができると

相手が聞いて欲しいように聞いている

となります。

 

 

これは、相手の話を

よく聞いていないとできません。

 

 

そして、この効果は

相手が、あなたに対し

「自分を理解しようとしているな」

と感じる点にあります。

 

 

これは大きなメリットです。

 

 

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2つ目は、Iメッセージで伝える、です。

 

 

「あなたの、その考え方がおかしい」

「あなたの、その態度が問題なんだ」

 

 

このようにYOU(あなた)を主語にすると

相手を攻撃しているようにみられます。

 

 

なので、「私は、あなたのその考え方に

課題があると、感じています」

 

 

「私は、あなたのその態度を

改めて欲しいと、感じています」

 

 

こんな感じで、I(私は)を主語にすると

当たりが柔らかくなります。

 

 

3つ目は、理想の解決策を考える、です。

 

 

自分が正しく、相手が間違っていると

決めつけると

話し合いは上手く行きません。

 

 

自分の正しさに

執着すればするほど

話し合いはこじれます。

 

 

大切なことは

どっちが正しいという事ではなく

問題を解決した状態とは

どんな状態なのか?

 

 

解決する目的は何か?

 

 

どんな視点が欠けているのか?

何があれば上手く行くのか?

 

 

そんな自分の正しさを土台にしない

ニュートラルな視点です。

 

 

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最後は、相手を説得しようとしない、です。

 

 

こちらが解決策を提示しても

それを受け入れるかどうかは

相手の問題なので

 

 

相手が納得しなければ

それもやむを得ないという

スタンスを持ちましょう。

 

 

その時は、無理して

解決する必要はありません。

 

 

こうして考えると

自己主張することが

我儘に繋がる訳ではないことが

理解できると思います。

 

 

今までは、自己主張=我儘という

マイナスイメージがあると思いますが

 

 

相手に迷惑をかけない限り

自分の思いを丁寧に、誠実に、率直に

伝えることは

 

 

自分を理解してもらう

大切な手段なんですね。

 

 

そして、相手の話を

相手が聞きたいように聞けることで

相手を尊重することもできるので

相互理解にも繋がります。

 

 

さて、ここで忘れてはいけないことがあります。

 

 

それは・・・

 

 

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自分に意見が言えない背景に

「人に嫌われたくない」

「人から嫌われるべきではない」

 

 

そうした思いが

隠れている可能性が高いことです。

 

 

いかがですか?

 

 

相手が、自分をどう思っているのか?

気になることがありませんか?

 

 

そして、その結果として

自己主張しないことを選択していませんか?

 

 

でも、よくよく考えると

 

 

誰からも愛される人

誰からでも嫌われない人

誰とでも合う人って、本当にいるでしょうか?

 

 

人は一人ひとり、個性があります。

価値観が違います。

 

 

なので、同じであることを求めるのではなく

違いこそ価値だ!

 

 

そんな考え方をしてみませんか?

 

 

エルメスのバックが良いという人もいれば

グッチのそれが好きという人もいますが

全ての女性から愛される

バックのブランドはありません。

 

 

ベンツが好き

BMWが好き

レクサスが好きというのはあっても

誰からも愛される車はありません。

 

 

ブランドとして大事なのは

個性をハッキリさせることなんです。

 

 

好き、嫌いが明確になることが

ブランドの条件なんです。

 

 

私達は

好き=正しい、嫌い=悪い

と考えがちですが

 

 

好みや相性に

正しい、正しくないはありません。

 

 

あくまでも

ただの好き嫌い、好みの問題なんですね。

 

 

なので、

言いづらいことを言ったら、嫌われる。

断わったら、嫌われる。

 

 

そう考えず

 

 

嫌われることを恐れない。

好みをハッキリ主張することが

自分のブランドになる。

 

 

だからこそ、相手の話を尊重し

相手が受け取りやすいように伝え

自分の思いや感情を素直に伝えましょう。

 

 

相手を傷つけたくない。

相手との関係性を壊したくない。

 

 

だから、遠慮する、我慢する、妥協する。

 

 

そんな感じで

たった一度の人生を悶々と過ごすのは

あまりにもったいないです。

 

 

そのためにも

ぜひ一度自分のセルフイメージを

チェックしてみてください。

 

 

自分を変えて

欲しい未来を自分の手に!

 

 

あなたの人生を

デザインするお手伝いをします!

 

 

 

 

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人生ハイ・マネジメントコーチ

高野慎吾(たかのしんご)