鉱物採集を始めた頃に、即売会でここの蛍石(紫色立方体)と針水晶の標本がよく見られました。それらの標本が手にしたくて、今のようにネットで簡単に調べられる時代ではなかったので仲間にお願いして案内図を書いてもらいました。
水晶 120x100x80
水晶・蛍石 125x70x50
蛍石 80x55x50
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蛍石 90x70x45
蛍石 一辺18mm 対角25mm
蛍石 180x200x120
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蛍石 200x130x100
上の裏面
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針水晶 150x90x80
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私が、この産地に行った頃(1900年代)では、紫水晶の話は聞いていません。写真のような小さなキラキラの群晶が採れていました。中には、もっと細い針水晶もあって指などに刺さると大変なことになるので、厚めのゴム手袋か革製のものを使っていました。蛍石も、即売会で売られていたような良品は少なかったですが何とか採集できました。
余談ですが、この近くには木賊温泉と湯の花温泉があり、湯の花温泉には高校時代のワンゲル夏合宿の下見に来た時に泊まりました。当時は素朴な旅館でしたが、今はどうなのでしょうか? あの合宿は、いろいろな意味で思い出深いです。
いつか、そんな思い出を綴ってみたいと思っています。