コロンブス交換 | 話そう・学ぼう

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感染症の歴史について、雑誌の記事を読んでいた時に「コロンブス交換」という言葉をしりました。

 

コロンブスがアメリカ大陸に到達したことをきっかけに、生態系が急激に混ざり合う過程を「コロンブス交換」というそうです。

 

「コロンブス交換」があって、トウモロコシやジャガイモがアメリカ大陸から世界に広まることになりました。

 

しかし、一方でヨーロッパから持ち込まれた病原菌の爆発的感染が起こり、先住民社会は破壊されました。

 

以前のブログで全米でコロンブスの像が破壊されている記事を載せました。

それは「コロンブスが先住民の虐殺者」だからですが、伝染病も持ち込んだということです。

 

「コロンブス交換」はグローバル化になるわけですが、もっと違ったやり方はなかったのかな…。

 

自分の欲しいものを取りに行って、相手の生活をぼろぼろにする。

我欲で始まった侵略はグローバル化という耳障りのいい言葉で続けられていませんか?

 

ふと、「日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにもないだろう」という、元名古屋グランパスの監督、アーセン・ベンゲル氏の言葉を思い出しました。

こちらです↓

 

 

<以下は内容の文字おこしです。>

 

日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにもないだろう

 

日本人はヨーロッパを美しく誤解している。


しかし実際のヨーロッパは全然違う。


日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。


治安が悪いのはもちろんのこと、日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く、日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。


隙あらばだまそうとする奴ばかりだ。


日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。


私は、時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら、精神に異常を来たしてしまうのではないか?と心配することがよくある。

欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。


悲惨な結果になるのは目に見えている。

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。

問題は、日本の素晴らしさ、突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。


おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。


最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。

信じられるかい?


こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。 


本当に奇妙な人達だ。


しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。

だから、私はいつも、欧州に行きたいという選手がいたら、よく考えて決めるべきとアドバイスしている。

 

日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全く無い。

 

欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。リスクが大きすぎるのだ。

日本のリーグのレベルを上げる事の方を、安易な欧州進出よりも優先すべきである。

もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、実績を積んでから、ビッグリーグに移籍すべきだ。」

 

日本を評価している内容です。

過去の日本人が世界をまとめようとしたら、こんな世界になっただろうか?と思いました。

 

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