また、ブログが消えてしまいました。本日のブログをアップしたあと、消えていることに気づいたので、私の操作ミスかもしれません。
コメントは残っていましたが、「いいね!」は消えてしまって…。つけてくださった方、度々申し訳ございません。今後、気をつけて更新いたします。2023/12/14
「月と書く」
とてもすてきなフレーズです。
池田澄子句集『月と書く』。
逢いたいと書いてはならぬ月と書く 池田澄子
句集のタイトルはこの句からつけられました。
あとがきによれば、コロナ禍のこととか。
夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したことが脳裡のどこかにあったのか、私は恋を詠んだ句と思いました。
余白の文学である俳句の読みに正解は一つではなく、どのように読むかは十人十色。
友に、恋の句と思ったことを話したら、
「何年か後、みんなコロナを忘れた頃には “恋のうた” として読まれるようになりそうな気がします」
と、俳句の幅を語ってくれました。
そうして時代を越えて、名作は残っていくのねと、しばし語り合いました。
「月」という季語は、私には難しく苦手で、以前はほとんど詠むことがありませんでした。
先日、自作を振り返っていたら、Yiboくんのことを詠んだ句に、「月」がとても多くて驚きました。
獅子座の Leoくんですのに。
やはり、最初に知ったのが『陳情令』の藍湛だったからでしょうか。
魏嬰は太陽ですもの。夷陵老祖となった後でも。
前世の藍湛と魏嬰は、おたがいに、「月」と書いていたのでしょうね。
「月と書く」
このフレーズ、大好きです。
池田澄子さん、大先生の俳人でいらっしゃいます。
* * *
さて、11月25日に開催された 2023爱奇艺尖叫之夜(iQIYI Scream Night 2023)。
Yiboくん、年度男主角(Actor of The Year)、受賞おめでとうございます。
授賞式は、全身 CHANEL でした。めずらしく、お靴までも。
そして、受賞者一のカジュアルな? 装い。
授賞式の全編を見たわけではないので、「一」かはわかりませんが、数えきれなくなりつつある数々の本年の受賞で、“余裕の装い” に見えました。
他の人が着たら、こうは着こなせないだろうコーデ。
CHANEL 感が損なわれない品のよさ。
彼は若い時から、どんな服であっても、服に着られていない、ちゃんと着こなすひと。
そして、この服だったから、かわいい Yiboくんをたくさん見ることができたように感じます。
大股開いて後ろ姿のサイン。インナーがジャケットの裾から見え隠れ。
にっこり微笑んで、「不能(できません)」。
度々の大きな吐息。きっと、わけなどないのでしょう。
知人に笑顔でお手振り。
パンツを持ち上げて階段上り。
受賞の挨拶はいつもながら、私にもわかる端的な短文。
レッドカーペットの「不能。谢谢」には、ほんと、Yibo 健在! と微笑まずにはいられませんでした。
「谢谢」がだいじなのです。
幼い頃、父が「No と言う時は、かならず Thank you を添えなさい」と、よく言っていました。
おかげで、今でも「No, Thank you」だけは、するりと出ます。
受賞後は、さっさとお帰り。
それも、颯爽と去らず、腰を落としたヨチヨチ歩きの愛嬌たっぷり。
こんなにかわいいぼーちゃんなのに、『長空之王』、『无名/無名』、『热烈/熱烈』と、どれもワーカーホリックなくらいの徹底した演技。
胸の三つのカメリアは、これら三作をなぞらえたのでしょうか。
作品に全身全霊をかけた矜恃に感じます。
受賞者紹介の時の三作の映像、食い入るように見てしまいました。
銀幕デビューの年に、ここまで駆け上がるとは!
ほんとうに彼は、いつもいつも、ファンの思惑の斜め上を行きますね。
韓国では12月29日に『無名』の Blu-ray が発売されるそうです。
英語字幕もあり、韓国の Blu-ray は日本のプレイヤーで再生できるので、日本での公開が発表されていなければ、飛びついていたかもしれません。
来春の劇場公開がたのしみです。
きっと日本でも Blu-ray 発売されますね。
Yiboくん、おめでとう!