Yiboくんの来日の余韻が、未だに褪せません。
世の中は時が流れ、日々が過ぎ…。
Yiboくんも目まぐるしいほどのご活躍です。
とくに、セレモニーや授賞式が続いているので、正装の Yiboくんを見る機会が、次から次へと。
6月だけでも、1日 CHANEL、8日 抖音电影奇遇夜、10日 微博电影之夜(Weibo night) と、お出ましでした。
夢の続きに、ずっと留まっている私。
夢から醒めないままです。
そこに、反則のような EVISU GT3。
6月12日、この日はレーシングスーツ姿。
正装と対極にあるようでいて、四輪モータースポーツの正装。
試乗は、とてもたのしそう。
見ている私も爽快でした。
とっても気持よかったでしょうね。
初めてとはいえ、馴染みのあるコースでの単独走行。
事前にシミュレーターで訓練もしていたそうですから、二輪車の、それもレースとは違い、安心して見ることができました。
走行後のインタビューで、「オールマイティになりつつありますね」と言われた時の Yiboくんのうれしそうなお顔!
等身大の若者でした。
きっと、また、乗るのでしょうね。
乗りたいのだから、しかたありません。
無謀なことをする人ではないと信じています。
そういえば、東京滞在中に、程耳監督と都内を自転車移動したとか。
先輩ブログの皆様によれば、ルートは「東宝スタジオ~下北沢~赤坂」。
小一時間のライドだったそうです。
(ツール・ド・フランスは毎年見ている私)
ロードバイクか電動自転車かわかりませんが、回ることができない距離ではないでしょう。
でも、あの日は暴風雨。
私は風の音にどきどきして、わんこを抱いていました。
そんな大荒れの空模様のもと、しかも、都内の狭い道路を自転車なんて、こちらのほうが危険に感じます。
でも、程耳監督は、次回作『人魚』のインスピレーションを得たとか。
きっと、ずぶ濡れの Yiboくんも、魅力的だったのでしょう。
EVISU GT3 でひと息ついたものの、6月16日には电影频道传媒关注单元(映画チャンネルメディア大賞)、翌17日は上海国际电影节(上海国際映画祭) と、なんと連日で、セレモニーが続きました。
电影频道传媒关注单元では、王道デザインのフォーマルウェアで、すごく素敵でした。
王道は、私好み。オーソドックスであればあるほど、うつくしい人は光ります。
うつくしい人は、本来、飾る必要がないのですもの。
(うらやましいですね。「個性で勝負組」としては…)
彼らの国の映画界のことは、ほとんど知識がなく、この賞の歴史も位置づけもわからないのですが、Yiboくんの装いから察すると、一段と格式ある賞なのでしょうか。
胸の CHANEL のブローチは麦の穂。
曲線がうつくしい、優美なデザインです。
「日本の開店祝いの花輪のような感覚で、大麦のフラワースタンドが置かれる」という風習は学習しました。
けれど、やはり、この麦の穂は「ひと粒の麦」の象徴に思えてしまいます。
これからも、あなたの可能性は、無限に蒔かれ、芽吹いてゆくのでしょう、と。
受賞スピーチも、めずらしく長かったです。
私には、なんだか感極まっているように見えました。
おそらく、私が感極まっていたのだと思います。
端正な王道フォーマルファッションに身を包みながらも、瞳の動きがぺこちゃんみたいで、かわいかった。
しほりんさん、いつもありがとうございます。
* * *
ロサンゼルスの CHANEL 以降、Yiboくんのお写真の「私のお気に入り」が、どんと増えました。
どれもこれもうつくしくて。
極めつけは “王一博の背中“ の二葉。
EVISU GT3の…四輪モータースポーツ正装の…レーシングスーツ アンダーウェアの後ろ姿。(weibo「UNIQ-王一博」にアップ)
电影频道传媒关注单元の…王道の正装の…後ろ姿。(weibo「YIBO-OFFICIAL」にアップ)
「公・私」とカテゴリー分けしてもよいかもしれない、この二枚の写真です。
いつの間に、こんなに大人の背中になったのでしょう。
あなたを知った2020年初夏。
あれから3年目の夏。
すっかり、「背中で語る男(ひと)」になっていました。
過去も遡り、この3年のリアルな成長を見守り、さまざま素敵な姿を目にしてきました。
後ろ姿だって、戒鞭痕つきの背中をはじめ、演技でも、BTS でも、いろいろと見せていただきました。
でも、この2枚の写真には、胸の高鳴りが止まらない。
生まれ持った魂が人を高め、置かれた立場がその人を磨く。
こうした人のファンに、再びなるとは、3年前は思っていませんでした。
上海国際映画祭には、映画『熱烈』チームとともに参加。
レッドカーペットではお揃いのチームTシャツ。
Yiboくんのシャツの背には「搏一夏」の文字。
「搏」は、読みと形が一博の「博」と似ていますが、意味は少し違って、日本語の読みでは、「うつ」「とる」「はばたく」。
それぞれの意味は、「うつ / たたく」 「とる / つかむ / とらえる / つかまえる」 「はばたく」となります。
中国語では、「つかみかかる / 飛びかかる / 跳びはねる / 脈打つ」といった意味のようです。
「搏一夏」は、「ファイト! この夏!」とか、「ひと夏、弾けよう!」といった感じなのかしら。
パフォーマンスでの Yiboくんの装いは、カジュアルスタイルの CHANEL。
アフリカンテイストのハンドクラフト。
ケニアでビーズ工芸のすばらしさに感動したことを思い出しました。
ひさしぶりのダンスパフォーマンスは、軽く。『熱烈』の世界観のダンスでした。
主演なので、もちろんセンター。そして、最初にソロパフォーマンス。
その後、共演の皆様が順番にソロで。
自分の番が終わったら、見切れるくらいの端に去る Yiboくん。
ものすごく彼らしい動きで、思わず微笑んでしまいました。
カメラも、彼を追って写していると、画面にダンスパフォーマンスがまったく入らない。
あきらめて? 焦点をパフォーマンスに戻したカメラマンさんも。
思わず、クスっと笑ってしまいました。そのお気持、わからなくもないもので。
トリは、黄渤さん。いつものように、たのしくて、でもキレキレで、キメは側転!
とてもよいチームだったこと、伝わってきました。
最後は全員でパフォーマンス。
スマートに、すっとセンターに入るYiboくん。
見切れの位置に去るのも、こうして無駄なく戻るのも、彼の魅力です。
(自分の役割と仕事の目的がしっかりとわかっている、こんな賢い若者とお仕事したい…)
これから、『熱烈』公開に向けて、プロモーションが始まりますね。
* * *
百貨店内の CHANEL に行きましたら、なんと、ウインドウに!
お店の方にご承諾いただいて撮影しました。
舞台衣装でも、肉眼で、間近に見るのが好き。なので、劇場のお席も、とにかく前列が好き。
そういうタイプですので、思いがけないプレゼントになりました。
写真ではディテールのうつくしさが伝わりません。
画面越しで見たのと、変わりなくて残念です。
本物のほうがずっと素敵で、キラキラです。
Yiboくんが装っていたジャケットは、裾にもっとビーズがついていました。
あの部分、目を凝らして見たいです。
直営店には置いてあるのか、それとも、特別仕様なのか、わかりません。
店内では、手に取ってみることも、試着もできます。
でも、恐れ多くて、今日はお店に入らずに、「また、ゆっくり連れと伺います」と、お断りしてしまいました。
しばらくは、とても一人では行けません。
まだ、丸の内にも近づけないのに…。
ということで、本日の目的も果たせず、心の準備なく出会った偶然に、ひたすらドキドキして、よろよろと立ち去りました。
ふと、お隣に顔を向ければ、なんと Zhan Zhan の ZENITH。
この場所は、定期的にブランドが入れ替わるので、びっくり。
もちろん、ここは日本。どちらにも、ふたりの姿はありません。
でも、こうした偶然に、ほっこりとした倖せを感じてしまう心理、お仲間にはわかっていただけると思います。
地下で食材はしっかり購入。ぶじ、帰宅しました。(2023/6/20 追記)