映画『長空之王』、本国で公開されましたね。
前売りだけでも、すごい興行成績とのこと。
公開前のプロモーションイベントや上映会での Yiboくんの姿をたくさん見ることができて、ファンにはうれしい期間でした。
動画や写真もいろいろと目にし、役作りで躰を大きくしていた撮影時と比べると、元々の痩身に戻って、ずいぶんとすっきりしています。
メイキング映像を見れば、スタントマンを使わないという前情報で覚悟していた以上のハードなシーンや危機一髪のアクシデントもあり、大変な撮影であったことがわかりました。
私、すっかり忘れてしまっていましたが、この撮影は砂漠の空軍基地で行われたのでしたね。
機密の場所なので、外界との通信手段もかなり規制されていたと聞きました。
日本でも劇場公開されるかもしれないという報も流れていて、大画面でYiboくんを見ることができるなんて、とてもうれしいと思いました。
それに、劇場公開ならば、パンフレットもあるはず。思わず、活字好きのサガが出ます。
ただ、予告を見ただけでも乗り物酔い症状が出る私は、大ヒット映画の『トップガン』も見たことがありません。
遊園地のアトラクションもほとんどダメなので、ベンチで待っているか、売店でお買い物。
でも、Yiboくんの映画なら、トラベルミンを飲んで、頑張って見に行きたいと思っています。
『長空之王』は北京国際映画祭でも上映されました。
この時のブラックフォーマルに身を包んだYiboくん、すごく素敵でした。
痩身は以前のようでも、やはり歳を重ね、キャリアを重ね、堂々たる風格。
彼特有の透明感と清潔感もますます光り、まさに「銀幕のスタア」という感じです。
あらためて映画『無名』で得たものは、とても大きかったと思いました。
『長空之王』では空軍テストパイロット役なので、姿勢もよく、あの Yang Yang(杨洋/楊洋)に負けていません。
国の威信がかかった作品であり、未来を担うこどもたちの憧れの英雄なのですから、威風も出ますね。
ちなみに、Yang Yang は軍芸(中国人民解放軍芸術学院)出身です。
一方、4月26日のYIBO-OFFICIAL の写真の一葉には、また違った魅力の Wang Yibo がいました。
横目づかいの Yiboくんです。
初々しい、あの Yiboくんが彷彿として甦りました。
彼のファンになった当初、こうした横目づかいの Yiboくんをたくさん見て、いつもかわいいと思っていました。
その視線は、隣の Zhan Zhan を見るためでしたね。
横目づかいというと、「秋波を送る」というような、媚を売る・色目を使うといった意味合いもありますが、Yiboくんの横目づかいはとってもピュアで、切実な要求をそのまま黒い瞳に閉じ込めたようでした。
ドラマ『陳情令』で演じていた藍湛とは真逆の弟弟感いっぱい。
見ている私の胸も切なさに締まるようでした。
「目は口ほどに物を言う」と言いますが、あの当時の彼らの瞳ほど “物語るまなざし” を、私は見たことがありません。
台詞の少ない藍湛役にもそれが活かされていましたし、魏嬰を演じた Zhan の多様な表情にも反映していました。
Yiboくんの魅力は、端正なクールガイに、こうしたピュアが内包されているところでしょうか。
わかりやすそうな人ではあるけれど、シンプルなだけで、決して単純ではありません。
さて、上に記した Yang Yang。彼が主演したドラマ『且試天下(邦題:黒豊と白夕〜天下を守る恋人たち〜)』、今、放映しているので見ています。
相手役の Zhao Lusi(赵露思/趙露思)が、とてもチャーミング。 ちょっとネタバレになってしまいますが、Yang Yang 演ずる黒豊息が内力を失ってしまい、Zhao Lusi 演ずる江湖に生きる白風夕に守られる展開は、Yiboくんのドラマ『有翡』と重なります。
この『且試天下』と、やはり今放映中の『夢華録』は、第1話からおもしろく、あまりドラマを見ない私でもたのしみに視聴しています。
『夢華録』は、来月から放映される Yiboくんのドラマ『冰雨火 ~BEING A HERO~』で、YiboくんとW主演を務める Chen Xiao(陈晓/陳暁)が出ています。
それにしても、Zhan Zhan の名前の肖战の読み(発音)も難しいですが、赵露思、陈晓もとても難しい。
カタカナ表記の「チャオ・ルースー」「チェン・シャオ」では、通じそうにありません。
もちろん、Yiboくんの『冰雨火 ~BEING A HERO~』も、とてもたのしみです。
こちらも、初回先行放送の第1話から引き込まれました。
中国ドラマは食わず嫌いの方が多いのですが、役者さんの演技力は高く、製作費もかなりかけられているので、よい作品がたくさんあります。
偏見をなくして、ご覧いただけるとうれしいです。