ミラノコレクションの Zhan Zhan。うつくしかったです。
TOD'S でも GUCCI でも、とても存在感がありました。
ふたつのブランドから同時にVIP待遇。すごいことですね。
しかも、そのままランウェイを歩いてもおかしくないプロポーションなのですもの。
とくに GUCCI では、出向く車中から麗しく、花が綻ぶような明るさでした。
会場でもエレガントで、これまで見たことがないようなたおやかな仕草。
Zhan Zhan、何があったの??? と感じたのは、私だけでしょうか。
(まるで、その場に私もいたような語り口ですね。もちろん画面越しで拝見しました)
好きな街で、とても心地よく、倖せな時間をすごしているのでしょう。
インプットのよい機会になりましたね。
ヨーロッパ圏の空港に降り立った時の香り、洗剤や香水や葉巻の匂い。
あの空気を吸うだけで、私はわくわくします。
アジアやアフリカは、湿気だったり、暑さだったり、肌に感じるあの感覚。
やはり、これも、わくわくします。
ミラノは数年前まで、家人が出張で何度か行きました。
上の大聖堂の写真は最初に行った時のもの。
これがLINEで送られてきた時、思わず、「屋上に行った?」と返信してしまい、「遊びに来ているのじゃない!」と怒られてしまいました。
この写真も通りがかりにスマホで撮ったようで、3回目の出張でようやく聖堂内を見学したものの、屋上に上がる時間まではなかったそう。
私はミラノに行ったことがありませんが、もし行く機会があれば、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』と、ミラノ大聖堂の屋上に行きたいと思っていました。
ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『若者のすべて』で、この屋上を、ロッコ演ずる若きアラン・ドロンが、恋人のナディア(アニー・ジラルド)を追いかけるシーンがあるのです。
私には、『陳情令』の「運命の邂逅」と並ぶお気に入りの屋上シーン。
前者は別れの序章で、後者は知己との出会い。
真逆の状況なのですけれど、どちらも感動的な場面です。
仕事なので時間が自由にならないことはわかっていますから、〇〇を買ってきて、というようなおみやげの頼み方はしないのですが、いつも買ってきてくれるチョコレートがありました。
Zhan のミラノ滞在で、ふとそのチョコを思い出したのですが、お店の名前を失念していました。
ネットで探してみましたが、見つかりません。
以前、お店のHPを見た記憶があるのにブックマークに残してなく、歴代PCすべてのデータを遡って、古いブックマークも見たのですが、記録がありません。
気に入ったもののパッケージや包装紙はとっておくタイプですが、これだけは何も残していなかったのです。
写メを撮っておくことも、考えませんでした。
小さな直方体のほろほろとした独特の食感のチョコレート。
カラフルな細いストライプの包み紙の個別包装。一面だけねじって留めてあります。
お味の種類により、ストライプ柄の色もさまざま。
四角や長方形のクリアケースに納められ、見た目もおしゃれ。
もちろん、お味もおいしく、お裾分けした方がたは、皆様よろこんでくださいました。
毎年買ってきてもらっていたので、いつでも手に入るものと思っていたのでしょうね。
コロナ禍で家人の海外出張もなくなりました。いつまでもあると思うな…ですね。
私もずっと海外に行っていません。
コロナは落ちついてきましたが、すっかり海外に出る気持がなくなってしまいました。
かつての私ならば、『無名』を見に、香港に行ったかもしれません。
でも、コロナがなければ、『陳情令』を見ることもなく、Zhan Zhan にも、Yiboくんにも、出会っていませんでした。
Yiboくんの映画『無名』も海外で公開され、ふたり揃ってインターナショナルな話題、とてもうれしいです。