お友だちからクリスマスプレゼントが届きました。
大好物のチョコレート、うれしい~☆
と、それだけでも感激なのに、添えられたお手紙に、
ZhanくんとYiboくんのイメージカラーの赤と緑。
クリスマスカラーですが、パラソルチョコも入っているので。
あの傘のシーンが思い浮かびます。
とあり、感激が増し、増し。
あのシーンとは、雨の窮奇道、藍湛の傘の場面ですね!
この方は、かつての推し友さん。
当時は私も毎日更新のHPをもっていました。
blogシステムが登場する以前のことで、仕事もバリバリの現役。
あの忙しさの中、情報系でもないのに、よく毎日、書くことがあったと思います。
それだけ息抜きが必要だったのでしょうか。
その推しも退所してしまい、お友だちとは現在の推し(当然、私はYiboくんとZhan Zhan)は異なりますが、『陳情令』やドキュメンタリーなどを見てくださったので、このような素敵なプレゼントを選んでくれたのですね。
そういえば、K-POPに明るい方でしたので、まずYiboくんのダンスパフォーマンスを紹介したのですが、その時、「人間的にも素敵な方のようですね」と返信をいただいたことを思い出しました。
私の推しは、皆、人間的に素敵なひと。
外見がうつくしいので、面食いと思われることも多いのですが、パフォーマンスや仕事に向かう姿勢を見れば、本質が見えますものね。
とくにダンスはごまかしがききません。自分に甘くなれば、すぐにパフォーマンスに表れてしまう。
昔から、ダンディは心のあり方、と言いますが、この歳になると、見目形では騙されなくなります。
もちろん、彼らのように、形が伴えば最強ですけれど、やはり、私は形だけでは魅了されることはありません。
このふたつのパッケージを見て、すぐに「赤と緑!」と思えなかったのは、食い意地のせいでしょうね。
この日から店先などでクリスマスカラーを見ると、忘羨カラー!と、心踊るようになりました。
推しというつながりがなければ、出会うこともなかったお友だち。
おたがいに好きな相手が変わっても、何年もお目にかかることができなくても、前置きなく、たのしい話を共有できるのは、とても幸せなことです。
さて、今はすっかりマイペース更新で、もうひと月近くも前のことになってしまいましたが、微博视界大会のZhan Zhan、GUCCI の装いがとても素敵でした。
そして、Yiboくんの CHANEL コレクション&パーティも素敵でした。
しかも、かわいいボッチ姿も見せてくれて。
うつくしい人たちが纏うハイファッションにうっとりしていたら、YiboくんのGQイベント!
こちらも、とてつもなく素敵でした。
素敵以外の形容詞はないのかしらと、恥じ入るくらいに、素敵だったのです。
あのかわいい靴は何? Yiboくんしか履けそうにない!
うつくしい人たちにふさわしい華やかな舞台。
たくさん見たいです。
ところで、Zhan の GUCCI のジャケット、色は映像や写真により差があり、同じ写真でもスマホとPCでは異なって見えるので、ほんとうのところはわかりません。
でも、いずれも Zhan にお似合いでした。
とくに私のテンションが上がったのは、蜂のワンポイントのタイです。
GUCCI の蜂モチーフ、とても好きなのです。
このネクタイもモデルさんはじめ、いろいろな方がしているのを拝見しましたけれど、いつもなんとなく蜂の位置に違和感があって…。
モデルさんが絞めているのですから、きっと、それがベストなのでしょう。
でも、私にはアンバランスに見えてしまうのです。
Zhan Zhan のタイの蜂の位置は、とっても安定していて、私好みでした。
心持ち下なのかしら。やっと、すっきりしました。
蜂は世界各地で、古くから愛や幸福のシンボル。
実は、私はYiboくんに負けない虫嫌いで、苦手な類も似ています。
写真が豊富に載っている大歳時記などは、ついうっかり頁を開いてしまわないように、苦手な種族の写真には付箋で目隠しをしています。
それくらい昆虫が苦手なのに、なぜか蜂(成虫)のモチーフは好き。
小物や置物もいろいろ持っていますし、GUCCI のこの Bee シリーズも大好きで、揃えてしまいました。
虫嫌いでありながら、私がおじゃましている笛の音さんのブログに紹介されていた書籍 『中国 虫の奇聞録』(瀬川千秋著・大修館書店) が、とてもおもしろそうで、早速、もとめました。
文字表現なので、苦手な部分も読むことができました。
これはスティーブン・キングなどの苦手なホラー小説も同様。
映像では怖くて、まったく見ることができませんが、文字ならばどうにか読むことができます。
(それでも、そういう箇所になると、なぜか目を細め、視界をぼやかしてしまいますが…)
この本、とてもおもしろかったです。
蛍が朽ちた草から生まれると信じられていた「腐草蛍と為る」は、俳句の季語(古代中国の季節の表し方の二十四節気をさらに三つに分けた七十二候の六月中旬「腐草為蛍」)にもありますが、その他は、日本の文化とは異なるものも多く、初めて知ることもたくさんありました。
いちばん興味深かったのは、蝉の象徴が「高潔」というもの。
謂れを知れば、なるほど!と納得しました。
来年の夏は、今までとは違ったまなざしで蝉を見るでしょう。
このように、推し活上で新しいことに出会うたび、「たかが推し活、されど推し活」と思います。
ファンの数だけ人がいて、それぞれに尊い人生があり、個々のバックグラウンドがある。
生業も趣味も異なり、人生観も嗜好もさまざま。
日常生活では、なかなか出会う機会もない人びと。
もちろん、同じ推しを通じて、共感することがたくさんあります。
でも、それだけではない広がりが生まれるのが、とてもたのしいです。
小旅行やペット、グルメといった生活や趣味の発見であったり、自分とは異なる仕事や立場のblog主さんの視線やご意見、専門家の方の学術的な解説など、自分一人の経験では知り得ないことを知るたのしさですね。
そして、YiboくんのCHANELコレクション&パーティ。
コレクション会場でひとり、所在なげに?ちょこんと座っている姿はかわいくて、こういうひそやかな感じは彼の魅力の一つと思います。
このあと、GQイベントでも見せてくれた、スターとしての揺るぎないオーラ。
こうした幅の広さが、紫でも紅紫でもない、やっぱり白牡丹だと。
白は、おそらく彼が色白だからなのでしょうけれど、Yiboくんが醸し出す、いかにも「清(さや)けし」といったイメージもあるのではないかと思います。
私は白い花が好きなので、「花の王」である牡丹も、以前から、白がいちばんうつくしいと思っていました。
当然、牡丹と言えば、まず白牡丹をイメージします。
白王獅子、白神、貴婦人、島根白雁…etc.
それぞれの名前が示す通り、白牡丹には高貴なイメージがあります。
Yiboくんの白牡丹は、どれでしょう?
いずれの白牡丹も、その印象には、清楚と豪華という真逆の形容詞が共存します。
でも、よくよく考えてみれば、「牡丹色」と言えば、紫や紅紫。
白を浮かべる者は、おそらく、あまりいませんね。
薔薇も同じ。薔薇色と言えば、深紅。
幼稚園時代、花びらにピンクの縁取りをして、クリーム色に塗りつぶしたら、先生に怒られました。
ブーフーウーで誰がいちばん好きかと問われ、オオカミさんと答えた時も。
幼い私は、ただ柴犬が好きで、似た動物を選んだだけでした。
今の時代ならば、こういう多様性も認められたでしょうね。
「みんな違って、みんないい」と、そのまま育ったのは、両親のおかげです。
あ、Zhan Zhan の GUCCI のジャケットは、牡丹色?
鶴岡八幡宮のぼたん園には、黄冠という黄色い牡丹もあるそうで、いつか開花のタイミングで訪れることができるとよいな、と思っています。