ファミレスのセルフレジ故障に、この国の将来を憂う… | ほしちゃんの日記。

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56歳の普通のオッサンがB級グルメ、旅行、料理、山下達郎、スタレビ、競馬、猫などを中心にお送りします。


昼に某ファミレスで食事をしたのだが、そのセルフレジが壊れ10分ほどのタイムロスが生じ、様々な事を考えさせられた。

事が起きたのは、私の前に精算しようとしていた客。
セルフレジなので小銭を数えて入れるのが面倒だったようで、小銭入れのままドーッ!と全ての小銭を投入したところ、レジがエラーになってしまった。
故障の原因は、その客が何かの鍵を小銭入れに入れてしまっていたのを忘れ、鍵もろとも投入した事による。
なんともアホらしい話で、まずはこの客が責められても仕方ない。

ところが、問題はその後。
店員がセルフレジの対応に当たったのだが、なんと我々を待たせて完全リセットの作業を始めてしまった。
完全リセットは、まず釣り銭用の全ての小銭を吐き出し、マシンの再起動が必要となるのだがそれらの作業に10分近くを要した。
まずここは、客を早く返す事に専念してさっさと釣り銭を手渡しするのが先決ではないのか?
その客、その後ろに私、さらに私の後ろに3組ほどが支払いを待っていたのだが同じ時間をロスしてしまった。
鍵を投入した客もアホだが、延々と客を並ばせてマシンをリセットするこの店員も賢いとは言えない。
今日びのファミレスは待機も番号呼び出し、オーダーはタッチパネル、料理のデリバリーもロボットが増えた。そして精算もセルフレジ。
省力化、人件費圧縮から仕方のない流れかもしれないが、さらに言えば若いアルバイト店員を確保するためには
「完全自動化のため、客と会話しなくていい!」
というのを売り物にせねばならないのだろう。
そんなにコミュニケーション能力がない若者ばかりになって、この国の未来はどうなるのか…?
と、待たされている間に考えさせられたのであった…