乙女座17度(乙女座16度0分〜16度59分)
(日本語訳)
乙女座17度 噴火している火山
これは、自己と自然の絶え間ない拡大の象徴であり、最も根本的な意味で現実を構成するものである(=この世界の最も根本的な要素は、自己も自然も常に変化し成長しているということであり、このシンボルはそのことを象徴している)。ここでは物理的な力と、生き続けようとする生命の盲目的な衝動の側面が強調されている(=この象徴では、すべての生物が持っている、生き続けようとする無意識的な衝動が強調されている)。
この不思議さと破壊性に暗黙のうちに含まれているのは、人間の経験の重要な局面における自己回復の容易さがあり(=人間は大きな困難や危機に直面した時に、想像以上に早く立ち直ることができる力を持っており)、しばしば、重大な問題に対処するための暴力的な行為によって助けられている(=暴力は、破壊的な側面を持つ一方で、危機的な状況を乗り越えるための手段として機能することがある)。彼の抗いがたい爆発は、ただ単に彼の深い潜在能力の総動員なのかもしれない(=爆発的な行動は、実はその人の潜在能力の全てを使っているのかもしれない)。
キーワードは「explosion(爆発)」である。
プラスの場合、表面的なものの拒絶と自己を真に秩序付ける創造的な情熱がある(=プラスの場合、困難な状況を乗り越えようとする時に、単に問題を表面的に解決しようとするのではなく、自分自身を見つめ直し、より深く問題の本質と向き合おうとする)。
マイナスの場合、苛立ったり(=不機嫌になったり)、癇癪を起こしたりする。
これは、自己と自然の絶え間ない拡大の象徴であり、最も根本的な意味で現実を構成するものである(=この世界の最も根本的な要素は、自己も自然も常に変化し成長しているということであり、このシンボルはそのことを象徴している)。ここでは物理的な力と、生き続けようとする生命の盲目的な衝動の側面が強調されている(=この象徴では、すべての生物が持っている、生き続けようとする無意識的な衝動が強調されている)。
この不思議さと破壊性に暗黙のうちに含まれているのは、人間の経験の重要な局面における自己回復の容易さがあり(=人間は大きな困難や危機に直面した時に、想像以上に早く立ち直ることができる力を持っており)、しばしば、重大な問題に対処するための暴力的な行為によって助けられている(=暴力は、破壊的な側面を持つ一方で、危機的な状況を乗り越えるための手段として機能することがある)。彼の抗いがたい爆発は、ただ単に彼の深い潜在能力の総動員なのかもしれない(=爆発的な行動は、実はその人の潜在能力の全てを使っているのかもしれない)。
キーワードは「explosion(爆発)」である。
プラスの場合、表面的なものの拒絶と自己を真に秩序付ける創造的な情熱がある(=プラスの場合、困難な状況を乗り越えようとする時に、単に問題を表面的に解決しようとするのではなく、自分自身を見つめ直し、より深く問題の本質と向き合おうとする)。
マイナスの場合、苛立ったり(=不機嫌になったり)、癇癪を起こしたりする。
原文
VIRGO 17 A volcano in eruption
This is a symbol of that constant expansion of self and nature which constitutes reality in its most fundamental terms, emphasized here on the side of physical force and the blind urge of life to continue to be. Implicit in the wonder and destructiveness is man's ease of self-recovery in the critical phases of his experience, often aided by the sheer violence with which he acts to meet some major issue. His irresistible outbursts may be merely the total mobilization of his deeper potentials. The keyword is EXPLOSION. When positive, the degree is creative passion as a rejection of superficiality and a genuine ordering of self, and when negative, petulance and tantrums.
(出典:Marc Edmund Jones “ SABIAN SYMBOLS IN ASTROLOGY)
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乙女座17度 噴火している火山
自分の中で、長い間抑圧されてきたものが吹き出してきて、生活の安定を奪いますが、しかしこのような体験の中で真に元気になれます。この度数の人にとって、時々起こる事件は活性化のためには大切な刺激です。
「火山」では大地の底から激しいマグマが吹き出します。乙女座16度では、子供たちが「オランウータン」に出会ってショックを受ける場面が描かれていましたが、この「オランウータン」という、人が人間的な成長するために切り捨ててきた動物的な生命力が、こんどは自分の外部からではなく、自己の内面からわき出してくるのが17度です。
16度ではそれは自分とは何の関係もないところからやってきて、自分は迷惑をかけられたのだと言わんばかりでしたが、この17度の人は、それは自分に直接関係があるのだということを理解しています。
これまでの乙女座のより人間らしい姿をもっと追い求めてきたプロセスに16度で大きな異変が生じました。それは180度対向のサインである魚座の影響の侵入によってなされたのです。この16度の外面的な体験に呼応して、17度では、これまできちんと形成しようとしてきた生活、経歴、言動が、思いもかけず自らの中から吹き出してきた衝動によって転覆させられてしまうのです。
獅子座1度の “脳溢血の症例” では、身体の中からわき起こる火の創造的な衝動が、やむにやまれぬ形で吹き出していました。これと類似したシンボルですが、「火山」の場合には、これまで自分が人間らしくあろうとして排除してきた影の要素が噴き出すので、それは本人にかなり傷を与えます。にもかかわらず、これがなくては乙女座は袋小路に入ったままですから、異変はこの人にはよい意味での活性化をもたらし、小さな面では傷つくにしても、人間の生き方として長期的に考えた時にはよいことである場合がほとんどでしょう。
16度では他人ごととして受け止めていたのですが、この17度の人は自分自身の衝動として自覚できるので、これを有意義に活用できるはずです。
進行天体がこの位置にある時
これまで思い込んでいた自分のイメージが壊れるような体験をすることが多くなります。しかしこの体験の中で、あなたは脱皮します。もっと自由になれるという点で、一時的にショックですが、しかし後で考えるとよかったと思うことが多いでしょう。
(出典:『愛蔵版 サビアン占星術』松村潔)
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出典はこちら↓
(出典:『愛蔵版 サビアン占星術』松村潔)
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生年月日からあなたのサビアンシンボルを知ることができます↓
(サビアンシンボルは数え度数を見るのが普通なので、たとえば山羊座の9.47度の位置にあるサビアンシンボルは「山羊座10度 手から餌をもらうアホウドリ」を見ます。)