双子座3度（双子座2度0分〜2度59分）
（日本語訳）
双子座3度 テュイルリー庭園
これは、社会的地位と富によって人にもたらされる自信と権威の象徴であり、その人の持つあらゆる能力を優雅で精妙な自己表現に結びつける（遂行）能力の象徴でもある。
これは、社会的地位と富によって人にもたらされる自信と権威の象徴であり、その人の持つあらゆる能力を優雅で精妙な自己表現に結びつける（遂行）能力の象徴でもある。
ここにある（＝テュイルリー庭園に象徴されている）のは、日常的な価値観に属する（ものの中で）より高尚な、あるいは不滅の不変的なものであり、それらは人間の（成し得る）業績の中で確固たる基盤を与えられているものであることから明らかである、あるいは一般的な人々の関心によって守られているものであることから明らかである。
キーワードは「luxury（ぜいたく、満足感、喜び）」である。
プラスの場合、各個人が、自分自身だけでなく仲間によって発展させられ、大切にされているあらゆる種類の満足をもたらすものに関与することを可能にする、創造的な安定性がある。
マイナスの場合、完全な利己主義であり、他者に威張り散らすことを喜びとする。
マイナスの場合、完全な利己主義であり、他者に威張り散らすことを喜びとする。
原文
GEMINI 3 The garden of the Tuileries
This is a symbol of the self-confidence and authority which come to man through social position and wealth, and of his ability to bring all his capabilities to some graceful and exquisite self-expression.
Here are the more exalted or immortal constants of everyday values, evident as they are given a solid foundation in human achievement or are preserved through a concern for them by people in general. The keyword is LUXURY. When positive, the degree is the creative stability which enables each individual to participate in the full gamut of satisfactions developed and cherished by his fellows as well as himself, and when negative, complete selfishness and a joy in lording it over others.
（出典：Marc Edmund Jones “ SABIAN SYMBOLS IN ASTROLOGY）
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双子座3度 テューレリー庭園
自然界の原理を法則や論理で解釈し、応用することに興味がある人です。たとえば惑星の複雑な動きを数式で表現するように、自然科学に対する関心の強い人も。自然に対する人間意思の優位性を主張します。
3度は1度と2度の調和的な配合で、双子座1度が「目覚めた意識による知性の働き」、2度が「非理性的な情動に混ざり合うこと」を表すとすれば、統合化された3度では「目覚めた意識によって無意識、または知性の制御下にない自然界を支配しようとする野望が生まれる」ということになります。
「テューレリー公園」は、中世の王権の偉容を物語るものだと言われ、知恵があれば自然界を支配できると考える近代科学の走りとも考えられます。
天体の動きは、美しく簡単な数式に置き換えられます。ニュートンの理論を裏切る天体現象が現代では報告されていますが、時には数式の方が正しく、それを裏切る自然現象があること自体が間違いなのではないかと主張する人もいます。論理の完全性というものは、ある種の形式美ですが、この論理が成立しないと、人の生活はほとんど無秩序なものになっていきます。
1度と2度の合致、あるいは論理的整合性を取るための意識的な努力というのが、双子座3度の目的といえます。
クラシック音楽のように厳格な形式は、むしろ人の情動の激しさをうまく表現します。一方、形式のないフリーな音楽には、こうした形式主義的な音楽に見られる無類な強烈さは影を潜めます。形あるものと、形のないものをうまく組み合わせることの面白さに気がついた3度の人は、ばらばらな事象から法則を導きだすことに野心を抱くかもしれないし、また創作に熱中するかもしれません。自然科学への衝動、すなわち数式で自然の原理を記述するという欲求は、ピュタゴラスの時代から多くの人の興味をかきたててきたのです。
進行天体がこの位置にある時
形をきれいに整えることで、気持ちや内面も整理されます。時間の使い方や、空間の使い方などで、規則的なルールを作ってみましょう。むしろそのほうが、気持ちがのびのびとすることもあります。これらは生活設計の技術に属するものですが、それ以外に、特定の分野の技術を習うということにも、かなりいい時期です。ある種ゲーム性を感じさせるような頭脳作業が比較的楽しめる時なのです。
（出典：『愛蔵版 サビアン占星術』松村潔）
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出典はこちら↓
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https://www.amazon.co.jp/愛蔵版-サビアン占星術-エルブックス・シリーズ-松村潔/dp/4651201091