牡牛座28度(牡牛座27度0分〜27度59分)

(日本語訳)
牡牛座28度 成熟したロマンスが付きまとう女

これは、人生の充実は年齢を問わないこと、また、人間の精神はその機能において不滅であること)から(来る)、すべての客観的存在の根底にある永遠の保証の象徴である。

その象徴に暗黙のうちに含まれているのは、どのような喪失も(それを)最終的(=決定的)なものとして受け取るとき、あるいは個人が、報酬をもたらし得る努力(をすること)に対して(自分の気持ちが)活気づけられなくなったとき、失望する虞(おそれ)(があるということ)である。真の成熟がもたらす正しい認識の高まりがここにある(=精神が円熟することで、喪失やチャンスを正確に認識でき、たやすく失望することなく、チャンスを利用するために適切な努力をすることができる)。

キーワードは「PERSUASION(納得、確信、信念)」である。

プラスの場合、魂が、より永続的な潜在能力を効果的に活用する

マイナスの場合、やる気をなくし(=へこたれ)、より大きなものが手の届く所にあるにもかかわらず、より小さなものを受け入れてしまう傾向がある
原文
TAURUS 28 A woman pursued by mature romance 
This is a symbol of the eternal promise underlying all objective existence, since the fullness of life is ageless and the human spirit immortal in its functioning. Implicit in the symbolism is the danger of disappointment whenever any deprivation is taken as final, or when an individual no longer can be stimulated to the effort able to bring him his rewards. There is here the heightening of appreciation which comes with genuine maturity. The keyword is PERSUASION. When positive, the degree is the soul's effective capitalization on its more enduring potentials, and when negative, a tendency to lose heart and accept lesser things when greater ones lie at hand.

(出典:Marc Edmund Jones “ SABIAN SYMBOLS IN ASTROLOGY)

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牡牛座28度 成熟したロマンスで求められた女


この度数の人は、自分の才能や持ち物を外に出すことを契機に、人生の変化のチャンスが外からやってきます。人生に常に新しい刺激を求めているのですが、自分の殻を打ち破ることができたら、真の意味での変化が訪れます


 12サインは黄道を12分割したものですが、たとえばマヤ暦のように黄道を13分割すると一つのサインは28度で区切られます。12分割には「空間的環境に幽閉される」という意味がありますが、13分割はその反対に「環境からの脱出口が見える」という意味になります。現実のサインが終わるのは30度ですが、この28度の段階でこれまでのサインの強い磁場から脱出するきっかけが出てくると考えるのは、それほど的はずれではないでしょう。

 牡牛座27度の「インディアン」の物売りは盛んに通行人に声をかけていましたが、足しげく通ってくる男性も出てきます。そしてある日、その男性から誘惑されるのです。自分の属する伝統の中におとなしく収まって静かな暮らしをしようとした矢先に、男性から声をかけられ、忘れていた若い頃のときめきを思い出します。男性との接点ができたのは自分が物売りをしていたから。つまり、牡牛座的な資産、資質、能力、文化の産物などが新しい出会いをもたらしたのです。しかしその男性についていくと、これまでのすべてを捨てなくてはなりません。
 このように、牡牛座28度は枯れつつある中に新しいチャンスが持ち込まれることを意味しますが、しかし新しい道の選択には勇気がいります。その怖さから逃げ帰る人も多く、逃亡を繰り返しすぎるとすべては徒労に終わるでしょう。

​ 進行天体がこの位置にある時


 慣れ親しんだことに飽きて、新しいことに心が動き、これまでの愛着までも忘れそうになります。なんとなく混乱してしまいがちですが、これは生活を力強くリフレッシュしたいという衝動から来ています。何か生活に逆転現象を起こしたいのですが、中には口だけで終わってしまう人もいます変化を与えたい時には、はっきりと決心して実行しましょう


(出典:『愛蔵版 サビアン占星術』松村潔)

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この度数の人は「どうせ」と「せっかく」の間で揺れるかもしれない。そのようなときには「せっかく」を選んだ方がいい——引用者の解釈


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出典はこちら↓


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https://www.amazon.co.jp/愛蔵版-サビアン占星術-エルブックス・シリーズ-松村潔/dp/4651201091