🌟自分のサビアンシンボルを知る方法


西洋占星術では太陽だけでなく、月や、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、ノースノード(ドラゴンヘッド)、サウスノード(ドラゴンテイル)などの位置からその人の性格や生き方を読み解くことが多いです(占星術では、月や太陽や惑星などをまとめて「天体」と呼ぶことがあります)。


ですから、十二星座を1度ずつ、360通りに分類したサビアンシンボルを見る時、まず出生図(ネイタルチャート)のそれぞれの天体が何座の何度にあるのかを調べる必要があります




⭐️具体例で説明します


2000年1月1日午前0時0分の生まれの人のチャートを見てみましょう(チャートの出し方はこのあと説明します)。


上のチャート(出生図)とその下の表からわかるように、2000年1月1日午前0時0分生まれの人は

地球のその人の生まれた場所から見て

太陽・・・山羊座の9.47度

月・・・・蠍座の2.74度

水星・・・山羊座の0.53度

金星・・・射手座の0.5度

火星・・・水瓶座の27.28度

木星・・・牡羊座の25.21度

土星・・・牡牛座の10.41度

天王星・・水瓶座の14.76度

海王星・・水瓶座の3.16度

冥王星・・射手座の11.42度

アセンダント・・天秤座の11.73度

MC(エムシー)・・蟹座の13度

ドラゴンヘッド(ノースノード)・・獅子座の3.99度

ドラゴンテイル(サウスノード)・・水瓶座の3.99度

の位置にあります。



サビアンシンボルは数え度数を見るのが普通なので、たとえば太陽が山羊座の9.47度の位置にある場合のサビアンシンボルは「山羊座10度 手から餌をもらうアホウドリ」となります。


そこで「山羊座10度 手から餌をもらうアホウドリ」の解説を読みます。


サビアンシンボルとその意味を知ることで、その人の性格や生き方が理解しやすくなります




⭐️自分のサビアンシンボルはどうやったらわかるか


チャート(出生図)を読めなくても、生年月日を入力するだけで無料で、チャートとそれぞれの天体の位置(星座と度数)を表示してくれるサイトがあります。


一例ですが、この↓サイトはチャートだけでなく、それぞれの天体の位置を表示してくれます。無料です。



これで、自分の天体の位置(星座と度数)を知ることができます。これ元に、それぞれの天体のサビアンシンボルを見ます。見方は上で述べたとおりです。




⭐️サビアンシンボルはいくつあるか?


実は、読むべきサビアンシンボルの数は決まっているわけではありません。


基本的には上に挙げた太陽水星金星火星木星土星天王星海王星冥王星アセンダントMCドラゴンヘッド(ノースノード)ドラゴンテイル(サウスノード)が位置する星座・度数のサビアンシンボルを見ることが多いです。


その他にもカイロン・リリス・IC・パートオブフォーチュン(幸運位)・ホワイトムーンなどが位置する星座・度数を見る人もいます。


この中で特に重要なのが、太陽と月とアセンダントとされています。ごく単純にいえば太陽は「人生の目的や目標」月は「無意識的な感情や欲望の傾向」または「その人に欠けている部分」アセンダントは「基本的な行動パターン」や「生まれ持った性質」を表すとされています。他の天体にもそれぞれ意味があります。天体の意味はとても重要なので、次回また説明します。


それぞれの天体の位置のサビアンシンボルの意味を知ることで、その人の性格や生き方が理解しやすくなります。