トランプとバイデンのテレビ討論から議事堂襲撃事件について考えたこと | 紫源二の啓示版

トランプとバイデンのテレビ討論から議事堂襲撃事件について考えたこと

今日はバイデンとトランプのテレビ討論について報道している日本のマスコミのテレビを見ていました。

バカみたいでした。

なんで民主党支持者しかテレビに出ないの?
出さないの?

トランプ支持者はバカだという日本の常識に染まっている人たちの方がよっぽどバカだと思います。

バカだから、現在の政治状況をきちんと分析できません。
たぶん、自分達が思考矛盾していることに気づきもしないのでしょう。

1月6日の連邦議事堂襲撃事件で、トランプが煽ったから、あのような悲劇(2人死亡した)と民主党支持者はいいますが、アメリカとはどういう国か、ご存知ないのでしょうか?

もともとはイギリスから独立して自分たちで開拓して(インディアンを虐殺して)作った国です。
“自由”や“独立”のためなら、戦争だってすることが“正義”の国です。

そして、民主主義とは、一部のエリートのものではなく、一介の貧しい労働者でも参加できるもののはずです。

つまり、議事堂とは民主主義のための、民衆の自由の象徴であり、ときの政権である民主党のものではないのです。

例えば、岸田首相が不正選挙をして、総理大臣になったとします。
あくまでも、例えばの話しです。

日本の国民はたぶん何もしませんよね。おとなしいから。家畜だから。
でも本来なら、国会に向かってデモ行進くらいしてもいいはずです。

日本ではそんなことはしませんが、アメリカでは更に国会に入り込んで、
「我々国民が主権者だぞ! 岸田、恥を知れ!」と騒ぐことだってあり得ます。
現にアメリカではそれが起きました。

主権者である国民が、ときには“主権”という“政治権力”を力で示すことは、悪でしょうか?

主権者である国民は、一国の内閣の総理大臣の不正に対して、自らの権力を行使することが、憲法で禁止されているのでしょうか?

アメリカとは本来、“自由”と“民主主義”の国です。
その国民が、議事堂に押し寄せて自らの意思を示すことは、まさに政治の原点である「直接民主政治」を原点に戻って示した政治行動でした。

ギリシャで始まった民主主義は、一般市民が自由に議論し合うことが原点でした。
それが選挙で選ばれた議員が一人一人に代わって国会で代弁することになりました。

でももし、選挙で選んだ議員が嘘ばかりついて国民を騙して国民を支配しようとしたら、主権者である国民は、自らの主権を直接行使することができるはずです。そうでなければ、“国民主権”とか“民主主義”というものはただのエセらごとになってしまいます。

アメリカの建国の理念とは、本来そのようなものであったことを、たぶん、一部の民主党支持者はすっかり忘れているのでしょう。

アメリカがすべていいとは思いませんが、アメリカの建国の理念は、素晴らしいと私は思います。